円覚寺伽藍、大方丈の先にある妙香池は平成12年、江戸時代初期の絵図に基づき復元されたが元々は創建当初よりある放生池でした。
消えかかった案内板の文字は、対岸の露出した岩を虎の頭に見立て『虎頭岩』と書かれています。
鎌倉時代に《そび》や《しょび》だった呼び名は室町では《しょうび》 江戸では《しょうびん》に、その後《かはせみ》と移っていったようです。
毎回この地に来るとあの鳴き声に耳を澄ませています。宝石の翡翠はこの羽の色から付けられたカワセミ。
この日は元気よく何度も池へダイブする姿を見せてくれました。
令和の時代も確かに生息しています。
この日の撮影レンズ