啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「氷の花」

2014-12-28 09:50:51 | 庭の花木
「シモバシラ」 シソ科
 さむっ!! いつまでもグズグズして、寝坊を決め込んでいる。それでも意を決して起きると、今朝のリビングは6℃。カーテンを開け、庭に目を向けると、そこにはシモバシラにシモバシラが、まるで氷の花が咲いたように輝いていた。美しい! きれいだ! ステキ。 秋には、枝に、しかも片側だけに、小さくて白い可愛い花をズラッ~とたくさん咲かせた。花が終わったころ、下から30cm位を残し、茎を切る。冬になり、茎が枯れてもなお、地中の水分を吸い上げ、茎の上まで送り続けているので、その水分が茎の割れ目から出て、外気に触れ、氷となり横方面に広がり、氷の花が咲いているように見える。この氷の結晶は、さまざまな形を作り、中にはヒダスカートをパァ~と広げたようなエレガントな形もあり、見ていて飽きない。しかし、寒い冬の朝は、いつでもお目にかかれるというわけでもなく、ある一定の条件が必要らしい。例えば、急激に冷え込んだ朝、強い風が吹いていないこと、雪が降らないことなど。
 今日は、快晴。 この時間でさえも、氷は全く消えない。手で触れてみると、何となくパサパサしていた。植物は、日本固有種。関東以南の九州にかけて分布。
コメント (2)
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