「ダンギク」 クマツヅラ科
「秋は夕ぐれ 夕日のさして 山の端・・・・・」と、清少納言は、「枕草子」に記しているが、まさに、秋の夕暮れは、言葉に尽くしがたいほど美しく、実に趣があるものだ。まして、雁などが連なって飛んでいる姿や、風に揺れるススキの群生などのロケーションは、何とも情緒がある。
「奥山に 紅葉 踏み分け 鳴く鹿の 声聞く時ぞ 秋は悲しき」 猿丸 太夫 。 など、百人一首でも秋の自然を詠んだ歌など多く、移りゆく風景と、微妙に揺れ動く人の心、そして、枯れゆく草花に、儚さを感じる。また、秋は、実りの秋であり、収穫の喜びの季節でもあるのだが、個人的には、やはり「秋は悲しき」。
ダンギクはその名から、キク科と思いきや、実はクマツヅラ科。葉がキクに似て、花が下から上へと、段々になって咲くことからの命名という。青い花がまとまって、だんだんに重なり可愛らしい姿だ。多年草で、草丈70~80cm位になるというが、当家では、せいぜい30cm位。花言葉「忘れ得ぬ思い 悩み 魅惑 我儘」など、いくつかあるようだが、花の印象からは、一つひとつの思い出が、だんだんに重なる「忘れ得ぬ思い」を採用したい。
「秋は夕ぐれ 夕日のさして 山の端・・・・・」と、清少納言は、「枕草子」に記しているが、まさに、秋の夕暮れは、言葉に尽くしがたいほど美しく、実に趣があるものだ。まして、雁などが連なって飛んでいる姿や、風に揺れるススキの群生などのロケーションは、何とも情緒がある。
「奥山に 紅葉 踏み分け 鳴く鹿の 声聞く時ぞ 秋は悲しき」 猿丸 太夫 。 など、百人一首でも秋の自然を詠んだ歌など多く、移りゆく風景と、微妙に揺れ動く人の心、そして、枯れゆく草花に、儚さを感じる。また、秋は、実りの秋であり、収穫の喜びの季節でもあるのだが、個人的には、やはり「秋は悲しき」。
ダンギクはその名から、キク科と思いきや、実はクマツヅラ科。葉がキクに似て、花が下から上へと、段々になって咲くことからの命名という。青い花がまとまって、だんだんに重なり可愛らしい姿だ。多年草で、草丈70~80cm位になるというが、当家では、せいぜい30cm位。花言葉「忘れ得ぬ思い 悩み 魅惑 我儘」など、いくつかあるようだが、花の印象からは、一つひとつの思い出が、だんだんに重なる「忘れ得ぬ思い」を採用したい。