「タネツケバナ」 アブラナ科
もし、この花が、春のさかりに咲いていたら、たぶん目にも止まらなかったであろうし、ブログにアップすることもなかったと思う。事実、数年前までは、花の名前さえ知らず、ナズナが栄養不足の為、生育不良をおこしているのか、と思っていたほどだ。草丈、15cm位、花径も約5mmと極めて小さい。花びら4枚だが、拡大しないと明確にはわからない。日本全土、どこにでも生えているが、あまりに小さいので、意識しないと見過ごしてしまう。漢字では、種浸花。この花が咲くころに、農家では田植えの準備をするために、種籾を水につけることからの命名という。従って、本来ならば4月~5月頃に咲く花なのだろう。田んぼの水路の溝の、比較的水気のありそうなところに、生えていた。若い苗は、茹でて食用にできるという。二年草。
春に、豪華に、華やかに咲く花も美しいと思うが、野草の、あまり人目にふれず、主張せず、時には、足で踏みつけられるかも知れない花に、よくぞ咲いてくれました、と声をかけたい。
もし、この花が、春のさかりに咲いていたら、たぶん目にも止まらなかったであろうし、ブログにアップすることもなかったと思う。事実、数年前までは、花の名前さえ知らず、ナズナが栄養不足の為、生育不良をおこしているのか、と思っていたほどだ。草丈、15cm位、花径も約5mmと極めて小さい。花びら4枚だが、拡大しないと明確にはわからない。日本全土、どこにでも生えているが、あまりに小さいので、意識しないと見過ごしてしまう。漢字では、種浸花。この花が咲くころに、農家では田植えの準備をするために、種籾を水につけることからの命名という。従って、本来ならば4月~5月頃に咲く花なのだろう。田んぼの水路の溝の、比較的水気のありそうなところに、生えていた。若い苗は、茹でて食用にできるという。二年草。
春に、豪華に、華やかに咲く花も美しいと思うが、野草の、あまり人目にふれず、主張せず、時には、足で踏みつけられるかも知れない花に、よくぞ咲いてくれました、と声をかけたい。