啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「梅雨寒」

2018-06-16 20:57:31 | 庭の花木
 「モジズリ」  ラン科
 最高気温、20℃にも満たない寒い一日。つい先日は、30℃のむし暑さを経験していただけに、今日は一層の寒さを感じた。東北地方では、”やませ”が吹いているらしいので、こうした日が続けば、農作物にも影響を与えてしまう。一方、台風6号の影響により、沖縄や奄美地方では、猛烈な雨。災害がなければよいのだけれど。 
 「みちのくの しのぶもぢずり誰ゆえに 乱れそめにし われならなくに」・・・百人一首より
 この花を目にすると、ついこんな和歌を思い出してしまう。モジズリというよりは、”ねじれ花”と言っていたかもしれない。草丈、20cm程、茎にらせん形の、ピンクの小花をつけて咲き誇る。芝生や河原の土手あたりでよく見かけ、子供ながらに、きれいだな、と思った記憶がある。梅雨晴れの、急に晴れ間がのぞく頃、丈の低い草の間から、ピンクの可愛いねじれ花、その愛らしさは強く心に残っている。
花言葉「思慕」
コメント (3)
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