啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「雪中四友」

2023-01-10 15:11:44 | その他
「ロウバイ」 ロウバイ科
 快晴、けれど朝から風が強く、天気予報で発表されている気温よりも、体感温度は低く、いつもきれいに見えている赤城山や榛名山は見えない。上州名物「からっ風」も健在で、空気が乾燥し、彩の無い庭に水を撒いても、まるでスポンジのように土に吸収されていく。
 寒いけれど、この季節になれば咲いてくれる花々もあり、庭の片隅ではロウバイが咲き始めた。
梅、山茶花、水仙、そしてロウバイを雪中四友と言い、当家では梅の蕾はまだかたいけれど、他の花は、冬の寒さにもめげず、けなげに咲き、その花の持つ力強さを感じる。こうした植物に元気をもらい、「自分で自分を制限しない、何でもできる」という意識を持つには、少し歳を重ねすぎた感は否めないが、できればオールラウンドでいたいという少しばかりの希望を持っている。
 ロウバイは、中国原産の落葉低木。花は葉っぱより先に咲き、直径2cm程で、よい香りを放つ。基本種は、花の内側が赤紫色で、周囲は黄色。当家のそれは、花全体が黄色で、品種としては素心蝋梅のようだ。花言葉「ゆかしさ、慈しみ」など。
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