
「イヌガラシ」 (犬芥子) アブラナ科
直木賞作家、葉室鱗 「蜩の記」。ようやく観た。毎日、時間と自由はたっぷりあるのに。映画のロケ地のほとんどが遠野。美しい自然の映像。それぞれの立場で凛として生きるさま・・・心豊かなひと時でした。
さて、イヌガラシ。頭を悩ました草花であったが、拡大して一部を切り取ってみると、スカシタゴボウとだいぶ違うという事が確認できた。花期は、4月〜10月。日本全土に生える。花径4mm程度の、本当に小さな4弁の花弁が十字状についている。植物図鑑によれば、カラシに似ているというので、茎をかじってみたが、草、独特の匂いと味。今度はネットで調べてみると、果実から香辛料のカラシをとるカラシナに似ているが、似ていて非なるものの非(イナ)が転じてつけられたと書き込みにあった。葉は楕円形で縁がギザギザし、葉先はとがっている。果実はスカシタゴボウよりやや長く1.5cm位の長角果。クローズアップして、2種類比較してみれば違いは明確になるのだが、素人の私には、チラッと見ただけでは、名前を確定するまでに時間がかかってしまう。お騒がせなイヌガラシでした。忘れないようにしよ~っと!
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