すばるに恋して∞に堕ちて

新たに。また1から始めてみようかと。

言の葉、ひらりひらり

2009-12-27 17:55:22 | すばるへの手紙
ねえ、すばる。

今日の君は、何をしていましたか。

街はすっかり、新しい年を迎えるための準備を始めていますね。
相変わらずのイルミネーションが、
少しだけその趣を変えて、キラキラ輝いてます。

私は君に会うために、
家のこまごま雑事を片づけていました。

気づけば。
途中になってる物語があって。

あっちのお話、こっちのお話、
最初だけ出来あがってるものもあれば、
終わりだけが決まってるものもあって、
小さなワンシーンだけが、どうやってもこびりついて離れなくて、
どう繋がるものかと、自分でも不思議なエピソードもあって、
どれもこれも、半端な言の葉たちが、
冬の風に吹かれて、ひらりひらり、飛ばされて行きます。

道の片隅に吹き寄せられた木の葉のように、
あてもなく彷徨うだけで、
どこかで誰かに、
気づいてもらえるのを待ってるみたいなカンジなの。

ちゃんと土に還してあげたいな。
冷たいコンクリートの上で、なにものにもならないで、
ただ朽ち果てるだけには、したくないな。

私の言の葉たちを、誰か、待っていてくれるのかな。

君から溢れる、こぼれだす言の葉たちを待ちわびながら、
つい、
中途半端な自分自身を振り返ってみるの。

どれもこれも。

年末になると、いっつもそうだわ。
何か、大切なもの、し忘れてる気になる。
何か、大事なもの、落として来たような気になる。

それは、何だろう。

確かめたくて、
こんなふうに君へ、つれづれ綴っているのも、
なんだか、おかしな話よね。

あと二日。

君に会うために、会いに行くために。

もう少しだけ。
頑張ってみなくちゃね。

許された時間を、楽しむために。
あの人の、
不器用な愛を無駄にしないために。

私の居場所は、ここ、だから。