キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

どうにもならぬ世の移り変わり

2011-01-19 14:42:24 | Weblog

急なお見舞いで信州にとんぼ返りして来た。三日前に降った雪が日陰では融けないで凍ってツルツル滑って危ない。よく地方の商店街はシャッター通りなどと言われているがここもあちらもご多分に漏れず、昔流行った商店街も何せ人気(ひとけ)がない寂しい限りだ。そして新幹線の駅や高速のインターがある郊外には大型ショッピングセンターが出来てどこでも御目にかかる大型店が並んで鎬を削っている。アイテムの多さも然る事ながら価格も安い上、食品、家電、日用品等何でもござれワンストップで購入出来て序に和洋中華などお好きな食事が安直にできる。この便利さには地元の商店街を成るべく利用しようと努力しても当座の間に合わせと相成る、これも人情だ、責める訳にも行かないだろう。昔は免許がなければ開業出来なかった米穀商、酒屋など保護され競争相手が出来ない仕組みだったから独占して左団扇の旦那商売で羽振りを利かせていた。ぬるま湯にドップリ浸かっていたから自由化だからと戦さなぞ出来る筈がない、方々の商店が廃業に追い込まれた。地方都市に大型スーパーが進出すると消費者はわーっと一斉に利用するそして従来の商店街は閑古鳥が鳴き櫛の歯が欠けるように一軒二軒と次々閉店と相成る。そのスーパーが存続すればいいのだがその本社がダイエーみたいに破綻を来たせば当然その店も閉店となり、商店街を見捨てた消費者は近くに購入店がなく困るがこれも自業自得だと言えばそれまでだ。翻って政治、国でも地方でも巧言・マニフェストに釣られてフラフラと投票した結果は後の祟りとなり何年も続いて臍を噛む。今戯れに投票して政権執った民主党が公約は守れず外交は幼稚でバカにされ日本の地位をドンドン落としている。これも選んだ国民の自業自得だ。写真は浅間山と千曲川。流行り歌の歌詞♪水の流れに花びらをそっと浮かべて・・なんて悠長な流れじゃない石に当たりしぶきをあげている。