キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

『衣の下の鎧』をチラつかせて・・

2013-05-03 14:04:45 | Weblog

4月17日の党首討論で石原日本維新の会共同代表が「・・私は敢えて忠告するが、公明党は必ずあなたがたの足手纏いになりますな。本当のことを言っているんだ・・・」。それから半月過ぎた5月2日、BS11番組の収録で、公明党の高木選対委員長は今夏の参院選で自民党や日本維新の会などが、憲法の改正要件の緩和する96条改正を目指す勢力の拡大を目指していることに関して「公明党が敵に回ったら、自民党は政権を執っていない」と牽制したという。この武闘派の男が早速『衣の下の鎧』をチラつかせた。公明党は96条改正に慎重だ。山口代表は96条を改正して発議要件を「3分の2」から「2分の1」に緩和することは「一般の法律と似たような改憲の仕方を一律に認めてしまうと軟らかになり過ぎる」と述べた。自公の選挙協力は勿論、公明党は自民党の補完勢力になって『持ちつ持たれつ』の腐れ縁。議員数からしては主要大臣ポストを占めてきた。現在は前代表で落選、今回カムバックした大田が国交相の椅子に座っている。折角のこのオイシイ蜜月状態を日本維新の会に取って代わられたら、自公連立政権の幕が下りる。そこで武闘派高木は7月に迫った参院選の選挙協力の打ち切りを言外に匂わせて脅したのだろう。公明党は「公明党と創価学会の関係は、政党と支持団体の関係だ」そうだ。民主党と労組の関係と同じだとし、憲法20条の定める『政教分離』は宗教団体の政治活動を禁止しているものではない。と説明している。自民党は憲法96条改正に苦慮しており。大相撲5月場所は12日から始まるが相撲協会は弱い96(クンロク=9勝6敗)大関4名に頭を抱えている。共に96にはクロウしている。写真は伊勢佐木町商店街。