キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

ヤクザの出入りではありません

2013-05-08 14:57:14 | Weblog

参議院の野党7党が川口順子環境委員長の解任決議案を共同提出9日の参院本会議で可決される見通しだという。事の起こりは川口元外相が中国で開かれた会議に4月23.24日と出席した。それで帰国すれば問題はなかったのだが中国の楊潔篪国務委員(外交担当)との会合が25日に急遽決まったので、自民党を通じて帰国延期を申請したが、野党委員が反対して認められなかった。そのまま帰国せず会合に出席した為、25日の環境委が流会になった。これは川口委員長が委員会を蔑ろにした結果だとし、野党7党がいきり立って「さァ責任を執って腹を切れ」と迫ったが、川口はそれを拒否、「それじゃ解任だ」。何せ参院選が近い、ここで川口を血祭りに上げて順風満帆の憎き安倍自民に一矢を報いる寸法だ。まるでヤクザの出入りと変わりがない。川口は国益を考慮した末、帰国を1日延期したと説明したが、野党は聞く耳持たなかった。参院選の予想はどのマスコミの調査でも民主党以下野党に勝ち目は無い、弱小野党は宣伝には千載一遇のチャンス到来と張り切っている。常任委員長の解任は初のケースだという。これは参院で野党が多いねじれ現象の結果だ。これも数ヶ月後に迫った参院選までだ。民主党最後の悪足掻きだ。これでいくらか点数を上げた心算だろうが国民からは党利党略に走ったものと、とられるのが落ちだ。理不尽な解任劇を演じたバカな野党は参院選で、手痛いしっぺい返しを食らうだろう。期待して待っている。写真はバラが満開の山下公園を見学する私立高校生,下は芍薬