民主党には加賀谷健なる閑を持て余している参院議員がいる。東電の労組上がりで千葉県議(民社党)を5期経て千葉県選挙区から第21回参院選に出馬、バブル当選の1回組だ。5月20日、政府に対して大仰にも『質問主意書』を提出した。予ねてから過去の五・一五事件続いてニ・ニ六事件などに関係した幽霊が出るなどとの噂があるのを政府に質したものだ。「旧総理大臣官邸である総理大臣公邸には、ニ・二六事件などの幽霊が出るとの噂がある、それは事実か。安倍総理が公邸に引っ越さないのはその為か。総理大臣公邸に幽霊が出るのか。」と問い質した。これに対して政府は24日、首相公邸に幽霊が出るとの噂について「承知していない」また「危機管理については遺漏のないよう万全を期している」とした上で、首相の入居時期について「諸般の状況を勘案しつつ判断されるものと承知している」とする答弁主意書を閣議決定して、加賀谷の質問主意書に答えた。質問主意書については国会法第74条②に質問は、簡明な主意書を作り、これを議長に提出しなければならない。第75条②内閣は、質問主意書を受け取った日から七日以内に答弁をしなければならない。などと規定されている。首相公邸のみならず国会議事堂(酷怪疑似洞)内は過去から『魑魅魍魎』が跋扈している。落選したのや、大臣になれなかった有象無象の議員達(欺淫)の怨みつらみ、が充満している。中には牝キツネやタヌキ野郎などペテン師もいる。鳥類ではハト、大、小サギにオウムそしてアホウドリも巣くっている。幽霊より化け物の方が多いだろう。公職選挙法を1992年に改正、政党要件を満たしている政党の候補者は「比例代表選挙」と「小選挙区選挙」に重複して立候補出来る。この改正により地方区で落選したにも拘らず、比例代表選挙により当選する。所謂ゾンビ議員の存在だ。ゾンビ(zombie)=呪術によって生き返った死体。民主党にはゾンビは大勢いる。先ず元首相のカン、そのカンに虐められ泣きながら隠忍した海江田現代表、松原、生方、辻元、高木、赤松、原口、荒井、横路前衆院議長などより取り見取りだ。このゾンビ達は歳費なる高給を食んでいる。存在しない幽霊騒ぎより害のあるゾンビ議員をなくす為、重複立候補を禁止する、公職選挙法の改正が先だろう。写真はホテルの窓に映る新緑。