キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

竜虎相搏つの図

2016-07-20 13:07:43 | Weblog

19日フジテレビの『バイキング』に生出演した鳥越俊太郎と小池百合子が竜虎相搏つバトルを演じた。鳥越「これはどうしても聞かなければならないと思います。小池さんは街頭演説の中で『病み上がりの人を連れてきてどうするんだ』というような事をいわれましたか」小池「アハハ、言っていませんね、記憶ないです」と惚ける。鳥越「ここに証拠がある」小池「そうなんですか」「日テレの『news every』という番組でテロップが入っている」と攻める鳥越、でも、今お元気になられたと小池、言ったかどうか聞いているのだと畳み掛ける鳥越、それは失礼しましたと小池。鳥越「病み上がりの人をただ連れてくればいいんじゃないんです。これは癌サバイバー(生存者)に対する大変な差別ですよ、偏見です」小池「もし言っていたならば失礼な事を申し上げて恐縮です」興奮してトサカに血がのぼった鳥越、声高に「失礼で済まされるんですか。僕に対する問題じゃない、癌サバイバーって人は何十万、何百万っているんだ。家族もいますよ。癌に一回なったら、あなたはもう何も出来ないんだと、決め付けるような」小池「そこまで言ってませんよ。それを決め付けているのは鳥越さんでしょう、むしろ」鳥越「病み上がりという人に対するレッテルを貼って差別する。癌サバイバーは何も出来ないというイメージを与えるというような。聞いた人はそう思う」小池「鳥越さんに対して、大変気遣いしている。逆に言えば、そこの部分しか質問ないんですか」と柳眉を逆立てて逆襲。鳥越「僕は別になんとも思っていません、一般の癌サバイバーがどう思っているか、気をつけて下さい」小池「癌検診を含めて、保険会社のCMじゃないけれど、是非徹底してやって頂きたいと思います」鳥越が指摘した小池の街頭演説は「この人なら勝てると言って、政策も何もない人、病み上がりの人を、ただただ連れて来ればいいというものでない」正鵠を得ているフレーズだ。”図星を指されると人間は怒る”ものだ。鳥越は半世紀にわたって人を批判、斬ってきた男だ。安倍首相が潰瘍性大腸炎という難病で辞職した時も批判していたのではないか。『レッテル貼り』しか出来ない民進党、共産党その他に担がれて立候補した鳥越が小池に『レッテル貼り』と決め付けるのは噴飯ものだ。現在ネットを賑わしているのは鳥越の痴呆症だ。『ボケモンンGO』と都庁より病院へ行けと揶揄されている。鳥越自身が6年前、70歳だった2010年テレビ朝日でボケてまずい状態になっていると告白している。鳥越「TUTAYAで面白いと思って何度の何度も同じDVDを買ってしまい、内容は全く覚えていないので何度でも楽しんで観られる。買って帰ると棚にあって『ありャ~』何回もある。これは完全にボケだなぁって。同じ物を何回も楽しめる、老人になってボケるのは悪い事じゃない。『老人力』だ」「老人になっていいのは嫌なことがあっても直ぐ忘れられる。楽しい事も忘れるけど」己のボケ状態を『老人力』だとつまらぬ自慢をしていた。これは6年前だ。現在、もっと症状は悪化しているだろう。認知症と本人が自覚しているうちはいいが、自覚しない状態ではより深刻な病状だ。どこかの病院長が診察してあげると言っている。巣鴨のとげぬき地蔵前の街頭演説では、応援に来た森進一を30、40年来の友人と紹介、森が数分喋っただけ、本人は演説せず森を紹介しただけ、集めた群衆を残して、さっさと次の渋谷に向かった。駆けつけた80歳台の男性が「兎に角人を集めておいて、あんなバカな話があるか」と憤慨していた。「東京都の事は何も知らぬ」と公言して憚らない候補者だ。演説のネタの持ち合わせが端からない、下手に喋ると数字など誤れば墓穴を掘る。演説を期待する方が間違いだ”木に縁りて魚を求む”類だ。