草加市監査委員会として3月27日に、定例監査の結果を山川百合子草加市長に報告しました。
今回の定例監査は、草加市役所健康福祉部と草加市教育委員会を対象におこないました。先日、その結果が草加市ホームページに公表されました。
健康福祉部では、決裁区分や文書の保存年限の誤りなど改善が必要なものが見受けられました。また、消耗品の購入で、新年度に発注しているにも関わらず、旧年度の予算を支出しているものもありました。自治体予算の「単年度主義」の原則に反する予算執行であり、市民への説明責任が果たせなくなる深刻な内容です。監査結果として、適切な措置を講じるよう「指摘」という非常に重い判断を行いました。
教育委員会についても、見積書の徴取方法が不適正なものなど、法令に基づく契約書の締結が適正になされていないものが多数見受けられたことから「指摘」を行いました。
職員数も事業ボリュームも特大の健康福祉部と教育委員会でしたが、監査委員事務局の調査努力によって様々な視点での監査を行うことができました。今回の監査結果によって草加市がさらに良くなっていくことを願います。
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