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2023年度歳出予算の主な増減【草加市一般会計予算案】

2023年02月20日 | 市政・議会・活動など

2023年度(令和5年度)の草加市一般会計予算案について、各歳出項目の前年度比較と主な増減理由を金額順にまとめました。なお、2022年度は一般会計の予算規模が過去最大でしたが、23年度は前年度を下回っています。

①民生費:425億8420万円(前年度比+16億1733万円)

  • 松原児童青少年交流センターmiraton(ミラトン)の建設費などが減額となった一方、瀬崎児童クラブ建設費や民間保育関連費、介護保険特別会計への繰出金、障がい福祉費などの増額により全体で16億円増に。
  • 予算額全体に占める民生費の割合は45.8%から、48.2%に増加。

②総務費:130億3615万円(-8億3658万円)

  • 5月供用開始予定の新庁舎引っ越し費用や市民温水プール建設、アコスホール照明のLED化工事費などが増加する一方、新庁舎建設費(22年度41億円計上)が無くなったことなどにより全体で8億円減に。
  • 予算額全体に占める総務費の割合は15.5%から、14.7%に減少。

③土木費:105億0294万円(-1億8093万円)

  • 道路整備事業などが増加する一方、新田駅東口区画整理や下水道事業会計への操出金などが減額。

④公債費:67億2390万円(+2億0183万円)

  • 23年度に返済する市債(借金)の元金返済額が前年度2億円増の62億4848万円。支払う利子は2億7359万円。
  • 新庁舎建設などで借金(市債残高)を増やしたことで返済(公債費)が増加。前年度4位だった衛生費を公債費が上回る。

⑤衛生費:62億4806万円(-8億0925万円)

  • 2022年度予算で約10億円計上された新型コロナウイルスワクチン接種事業が、2023年度予算積算時は不透明だったため予算計上されなかったことなどが要因。

⑥教育費:51億5308万円(-8億4392万円)

  • 小中学校体育館のエアコン設置が2022年度に完了したため、エアコン等設置事業が前年度の14億円弱から、2023年度は3億円弱に減額したことなどが要因。
  • 予算額全体に占める教育費の割合は6.7%から、5.8%まで減少。

⑦消防費:29億3606万円(+2億3811万円)

  • 草加八潮消防本部を「まつばら綾瀬川公園」南側公共用地に建設するため、整備負担金が前年度比3倍の1億8773万円に増えたことなどが主な要因。

⑧議会費:4億1229万円(+1522万円)

  • 2議席空白だった議員数が改選により空白解消(26人→28人)

⑨予備費:1億2000万円(+2000万円)

⑩農林水産業費:8724万円(+714万円)

⑪労働費:4211万円(-626万円)

⑫災害復旧費:3千円(±0円)

以上です。予算書を読み解くなかで見えてきた現時点の内容です。詳細については、2月22日から開会する草加市議会2月定例会のなかで審議していきます。

【表】2023年度(令和5年度)歳出予算の主な増減


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