殿は今夜もご乱心

不倫が趣味の夫と暮らす
みりこんでスリリングな毎日をどうぞ!

近時事・3題

2021年09月03日 09時39分15秒 | みりこんばばの時事
誰とは言わないけど、とうとうやっちゃうのね。

ゲス婚。

最初の頃は、あんまり面白いから食いついてたし

周囲との攻防も興味深かったけど、途中から投げたわ。

あ、こりゃもう引き離すのは無理だなって。


だって現実問題、破談にして野に放すわけにはいかんでしょ。

カレシに録音癖、録画癖があることが知れ渡ったんだから。

会話や画像が、大金と引き換えに切り売りされてごらんなさいよ。

国家を揺るがすほどの一大事になるわよ。


大袈裟じゃないわ。

どこの化粧品をご使用とか、ほんの小さなことが株価にまで影響するのよ。

プライベートルームの間取りなんかが拡まったら、セキュリティの面でも危ない。

テロ組織に渡る可能性だって、無いとは言い切れないもの。


ダイレクトに接触した際のやり取りだけでなく

電話の音声、テレビ電話の画像などなど、コレクションは増える一方。

それほどの情報を握られてしまってるんだから、誰も手は出せまいよ。


結婚と破談、どっちにしてもカレシにはもう、食いっぱぐれの心配は無い。

だったら身内にして囲い込む方が、恥とセキュリティの両面において安心じゃないの。

リスクの少ない方を選ぶのが、大人の常識だわね。

今どき最も価値があるのは、財宝じゃなくて情報よ。



そんな溜め息混じりの今日この頃。

オリンピックも高校野球も終わっちゃったし。

そう言えば、オリンピックのリレー。

広島県出身の山縣選手がいるから、私も注目してたんだけど残念だったわね。


オリンピックの少し前、山縣選手が100メートルで9秒台を出して以来

地元の情報番組で、よく取り上げられていたの。

インタビューを聞いても、礼儀正しい青年だというのが伝わってきたわ。


が…親父さんは個性的。

オリンピックを前にして、このかたも度々取材されてたんだけど

「うん、やってくれると思うよ」

「そうだね」

オールため口の何様?仕様。

スポーツ用品の店だか会社だかの経営者様だそうだけど

息子さんとは真逆の印象だった。


で、バトンミスで失格になった本番以降のインタビューには

語尾に「です」「ます」が付いてたわ。

人間、どんな状況でも謙虚じゃないとね。

“攻めのバトン”って新語も普及したし、パリ五輪を楽しみにしています。


オリンピックは終わったけど、今はパラリンピックの真っ最中。

私、車椅子テニスの国枝慎吾さんオシなの。

きっかけは、海外の一流テニスプレーヤー

ロジャー・フェデラーが放ったインタビューでの一言。


「日本にはなぜ、あなたのような

すごいテニスプレーヤーが出ないんでしょう…」

日本人の記者が、このような質問をした。

するとフェデラーは平然と言ったわ。

「何言ってるんだ!日本にはクニエダがいるじゃないか」


一流には、オリパラの垣根が無いんだ…

そして国枝選手は、あのフェデラーにそこまで言わせるほどの人なんだ…

初めて知った私は感動したものよ。

以来、フェデラーと国枝オシ。

いや〜、テニスわかんないから、ただ見るだけなんだけど

国枝選手、頑張ってください。


あ〜あ、今日も勝手なこと言っちゃった。

ごめんなさいね〜!
コメント (6)
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