幼稚園で作ってきた「鬼の三方」
節分の日には、中に入れた豆を鬼をめがけて投げたそうです。
「…そんな悪いことばかりしてると、鬼さんが来るよ…」とおどし続けて数年、息子は鬼が怖くてたまりません。今年もなにかにつけて「鬼が来るよ…たっちゃん、きっと鬼さんのおうちに連れてかれちゃうよ…!」と言うと、息子は怯えた顔で「いい子にします!」と返す日々です。
さていよいよ鬼が来るXデー(2月3日)が迫り、それまでずっと良い子でいようと頑張っていた息子でしたが、前日2日の夜にYouTubeの画像が通信不良で動かなくなったことに腹を立てて乱暴にiPadを置いたらカバーが外れて、大パニック。
「うわ〜〜〜! 大変なことになってしまったよう〜〜〜! あいぱっどのカバーが壊れたよう! 鬼に連れてかれるよう〜〜〜〜!!!」
と泣き叫んだのです。
私が「ああ…たっちゃん、いままでいい子で頑張ってたのにね、残念だったね…鬼さんのおうちでもいいことがあるかもしれないよ? 達者でなー…」とあおると(←ひどい;)、さらに大泣き。こんなに泣いたのは久しぶりでした。ハハハハハ! 面白い!
ちなみにiPadのカバーは私が直してやり、息子は父の帰りを待ち、許しを請うていました。明日は鬼の日だけど、連れて行かれないといいね〜と言いながら就寝。
そして翌日、幼稚園で豆まきが行われたようです。鬼に扮したバスの運転手さんたちが、園庭を走り回って、園児達の豆を一身に受けてくれた模様…うぅ、おつかれさまでした!
お迎えの時に息子に感想を聞いてみると、
「怖くなかったよ。だって、あれ、お面だもん…」
なんと、息子はもう鬼のお面を怖がらなくなっていたのです。去年までは赤鬼のお面をチラッと見せただけで恐慌状態に陥っていたくせに、いやー、成長しましたね。まあ、お面の鬼は怖くないけど、鬼そのものは怖いみたいなので、まだまだ鬼の出番は減らなそうですね。
節分と言うことで、夜にはお寿司を作りました。息子も巻くのを手伝ったくれるかなーと思いましたが、「いま忙しい(電車遊びで)」ということで、さっぱり手伝ってくれませんでした。
巻物の中身は息子の大好物の「かんぴょう」もどきの「甘辛く煮た切り干し大根」と、「きゅうり」、「カニカマと卵」などなど。細巻きって、作るのが難しいですね。何度やってもうまくできない。中身が寄っちゃうし、具と酢飯の配分も多過ぎたり少な過ぎたり。なかなか奥深い料理だよな。
最近の息子は写真の時に変な顔をするように。
ただでさえ可愛く撮れない写真が、ますます微妙に。
「切り干し大根」は「かんぴょう」とは全然違ったようで、息子はだまされることもなく「これ…ちがうね…」と言いつつも、完食してくれました。お寿司大好き。
鬼の日をどうにか乗り越えて、息子はもうすぐ4歳になろうとしています。
あー、誕生日の準備が全然できてないや〜〜!