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もやもや日記

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本日のお昼ご飯

2011年08月30日 | もやもや日記




K氏が帰ってきました。ご馳走を持って……ぐへへへへ


というわけで、ほとんどもうおやつの時間になっていたうえに、私はそれと知らずすでに軽く昼食を済ませてしまっていたのですが、お昼ご飯に「うなぎ弁当」をいただきましたよ! K氏は静岡人である。静岡といえば、そう、うなぎ。ご実家の方々がわざわざ持たせてくれたのだそうです。どうもごちそうさまです!




おお~!
うなぎ!
うなぎ大好き!!

実は私も帰省した際に、実家でうなぎを食べさせてもらったのですが、おいしいですよね、うなぎって。うな丼大好き。うなぎ、おいしい。イギリスにはウナギのゼリーなるもの(伝統食)があるらしいのですが、私はやっぱ蒲焼きがいいわ。あのタレ最高。

よーし、開けてみるぞ~~!
パカっ☆




わあああ~

ごちそうさまでした☆
おいしゅうございました



さてと、8月も終わりだなあ。
夏も終わりだというのに、今になって白地に花柄全開の爽やかなカーテンに付け替えてしまいましたが、まだ暑いからいいか…(^o^;)






わかちあいたい

2011年08月29日 | もやもや日記





金曜日から、一言も発声していない。そろそろ、急に話そうとしてもうっかり声が裏返ってしまったりする頃合いですな。でも、それはまあいいのです。よくあることだ。

私はひとりでいるのが少しも気にならないほうだし、むしろそのほうが物事が捗るし、カーテンももうすぐ縫い終わりそうだし、筋トレした筋肉痛も乗り越えられそうだし、なにも問題はないのです。


しかし、ときどき、「ここにあの人がいてくれたら」と思うこともあるのです。
たとえば、こんな時。


*********

帰省した際に姉と立ち寄ったスーパーで、ウィルキンソンのコーラが売られているのを見て、私は大阪へ帰るなり近所のスーパーでも探してみたのですが見つけられないでいました。しかし、昨日ドラッグストアの店先の自動販売機で見つけました!

【WILKINSON】DRY COLA


「辛口ジンジャー」だそうです。ぴりっとくるらしい。早速購入してみました。私は普段はあまり冷たい飲み物を、まして炭酸飲料などは刺激が強過ぎるので飲まないのですが、たまーにコーラやサイダーが飲みたくなります。暑いとなおさらですね。

で、買ってきたわけですが、500mlサイズはちと大きい。K氏と分け合いたいところですが、あいにくと彼はまだ留守なのであった。帰るまで待とうかとも思いましたが、いつ帰るのか分からないので、やっぱり先に飲んでしまうことに。



ビールグラスに注いでみた。
何も混ぜるべきものは入れてありませんが、氷をかきまぜることにして、黒猫のマドラーを挿してみる。うふふ。


さて、ウィルキンソンのコーラは、氷を入れたせいもあるのかもしれませんが、スッキリとした味わいでなかなかいい感じです。





*********

もうひとつわかちあいたいのは、たとえばこんな時。

このあいだ、午後3時か4時頃、北側の空が暗く曇ってきていて、小雨がパラパラと降り出していた。けれども、それ以上大降りになることはなく、私は傘も持たずに家の近くをふらふらと、ひとりで帰るところであった。

すると、建物と建物の隙き間から、曇り空の薄い灰色を背景に、その手前には大きな入道雲がふた山もくもくと湧いていて、午後の光に少しだけ照らされたそれが驚くほど明るく白く輝いていたのだった。白い、山のようだった。

あまりの美しさに、私はぽかんと口を開けて道端でしばらく立ち止まって眺めていました。ああ、こんなときにあの人がいてくれたなら……。

「あの人」というのは、私の好きな人たちの、その誰でもいいからそこにいてくれたらよかった。あの人なら、これを見てなんと言うだろう、またあの人ならば何を? そんなことを想像して、私はその時そこにひとりでいるのがちょっと残念だった。もし誰かがいてくれたら、「ねえ、ほら、雲が美しいね」と伝えられたのになあ。

あのときの雲の美しさが、何日も経った今も忘れられないので、ここに書いておくことにしますかね。
「あの、その、こないだの雲が美しかったのですよ。とても」






というわけで、順調に快復しているようで、私は気分がいいです。楽しいものや美しいものをわかちあいたい。けっきょくはどの感激もひとりっきりでただボソボソ呟いているだけだとしても、それはまったく構わないし、まずそんなことにもならずきっと誰かがなにかしら受けとってくれているという確信が私にはある。言葉は時間と空間をこえる、放たれさえすれば、いつかどこかへ着地する種子だ。ああ、この正しい感覚は久しぶりだ。正しい、なんて正しさだろう。

目が覚めてきた。コーラがうまいぜ!









植えかえ

2011年08月27日 | もやもや日記





多肉植物を殖やそうと、鉢を植えかえたりしてみました。最初は全部、上の画像の野ばら柄の鉢に植わっていたんですよねー。寄せ植え風でもよかったかもしれませんが、どことなく窮屈そうで不格好だったのです。



で、近くのホームセンターで売られている土は本格的な容量のもの(抱えるほどの大きい袋入り)しかなかったので、K氏にお願いして、先日ダイソーで小さい袋に入った多肉植物用の土を買ってきてもらいました。

ちなみにK氏はようやく夏休みに突入だそうで(当初の予定から1週間遅れ、さらに期間もほんの数日に短縮したらしい)、休み初日の金曜日から早速出かけて行きました。今はたぶん東京にいる。そして昨日は豪雨に遭遇したようですね。
去年の今頃も彼はブラジル出張だったし、夏はあまり会わないという印象が定着しつつあります。でもそのほうがお互いのためだ…なにせ私は夏が苦手で「暑い! 湿っぽい!」となにかにつけて機嫌が悪い。



さて、植えかえはしてみましたが、ちゃんと育ってくれますかね? 多肉植物はわりと丈夫で、落ちた葉っぱからも根っこが出るくらいだから大丈夫かなーとは思いますが、落ち着くまでは注意してみます。

ひとつは鉢でなく、ガラスの小さな器に植えてみました。このくらい小さければテーブルに置けるかなーとか思って。もうすこし大きくなったらまた植えかえよう。


あとはー、あれだ。あれが欲しい。エアプランツ。エアプランツを一度育ててみたい。
ときどき壁などに吊るされているのをみかけますが、あれはどうやら土が必要ないらしいじゃないですか。すごく興味があります。近所にはお花屋さんがたくさんあるのですが、どこかでエアプランツも売ってるのかなー。今度探してみようっと。



ついこないだまで、まるで無気力で溶けたスライムのごとく極低レベル状態で過ごしていた私ですが、ようやく少し気力が戻ってきました。まずは生活への意欲を取り戻そう。カーテンも付け替えるかなー。ネコ柄かペンギン柄のクッションも作りたいなあ。そういう分かりやすいところから変えていきたいですね!








8月16日 京都2日目

2011年08月26日 | 旅の記録



【2日目のルート】
貴船神社→祗園→四条河原町→京都駅





夏の京都旅行、2日目。
朝早くに起きて、さっそく行動開始。この日は午前中のうちに貴船神社まで行く予定だったので、まず、二条からJRで京都駅まで行き、荷物を預けることに。早朝の二条城周辺には、夏休み時期にも関わらず出勤途中らしい方々や、ジョギングする健康的な人たちがいました。空はやや曇り。曇っていてくれれば、少しは涼しくなるだろうかと思いつつ、すぐに京都駅に到着。

ロッカーに荷物を預けたら、バスで出町柳まで行くために、路線と時刻を確認。それから、私は帰りの特急列車の切符を購入。お盆だから取れないだろうと思いきや、予想に反して座席はまだがら空きだったので、Mちゃん達と同じ車両の後ろの席を指定しておきました。ラッシュに当たらなかったようで助かった。
バスの時刻までは少し間があったので、ポルタの中の喫茶店で軽く朝食をとる。


京都からバスで30分、出町柳で降りて、今度は京阪電鉄の「叡山電車」に乗り換えます。夏休みとあって、「鞍馬」や「貴船神社」へ行くらしい我々と同じような観光客で電車の中はいっぱいでした。田舎の緑あふれる景色の中をゆるゆると進んでいって、30分ほどで「貴船神社」に到着。

私は貴船神社は来たことがある。大学時代の研修旅行で来て、鮎茶漬けを食べたんだ。懐かしいのう。



貴船神社ではあまり写真を撮りませんでしたが、一通りのルートはまわりました。山の中の割に車が激しく行き来する狭い道をてくてくと上らなくてはなりませんでしたが、朝早く来たおかげか空いていたのでよかったです。
一応せっかくここまで来たことですし、縁結び関係のお願いもしておきました。普段からお参りする習慣のない私は、この日もいい加減にとりあえずのお参りをしようと思っていたのですが、Mちゃん達から祈願の作法のあれこれを教えてもらい、勉強になりましたね。なんか、住所とか言わないと神様も願いを叶えに来るのが大変になっちゃうらしい。それから、大まかな願いと具体的な願いの、お願いする順序や配分にもいろいろらしかったですね。まあ、結局私は曖昧な(しかし壮大な)ことを祈願しただけに終わりましたが(^_^;)


道沿いには川が流れていて、その川面の上に床が作ってあり、そこでご飯を食べたりできるんですね。歩きながらのぞいていたら、(朝から)流し素麺をしているお客さんを目撃しました。ちょっと楽しそう!

屋根も設置して、薄暗くした内部に提灯がいくつも灯っているのは、とても美しかったです。




また、川からは冷気が漂ってきて、山はいいなあ! という感慨に浸ることができました。山はいいねえ! 山は! しかし、このあたりは涼しかったですが湿っぽく、私はやっぱり汗だくになりましたよ。あまりに汗をかいたのと、小銭を作りたかったのとで、自販機で冷たい飲み物を買ってみたら、そのあまりの冷えっぷりに驚かされました。すごく冷たい! でもおいしかった~~!


昼ころに貴船神社をあとにしました。ちょうど帰りの電車が来たところだったので飛び乗りましたところ、車両真ん中あたりの座席が窓の方をむいている観光用の電車のようでした。秋に乗ったら紅葉が美しいだろうなあ。帰りの電車は往きと違って空いていて、時折まだ混雑が続く「鞍馬方面」の電車とすれ違いながら静かに走り、私は少しうとうとしてしまいました。


再び出町柳。Oさんがこの近くの大福屋さんに行きたいと言うので、ちょっと行ってみました。暑い暑い京都の真夏日にも関わらず、有名なお菓子やさんであるという「ふたば」の店先は行列していました。たしかに「まめ大福」はおいしそうです。しかし、暑い。私は寒い時期に来て買うことにする…


ここからバスで、前日に引き続き、再び「祗園」へ。

お昼ご飯を食べに、前夜に食べ損ねた「西利」へと向かいます。この日はちゃんと入れた(^o^)

*漬け物の「西利」の漬け物のお寿司。


ここは以前、私が友人に連れてきてもらったお店です。お寿司の具である漬け物が色鮮やかで美しく、さっぱりとした味わいでおいしかったので、また行きたいなあと思っていたのです。

初日にMちゃんやOさんと話していて、関西在住歴の長い私に「どこかおすすめの場所とかってある??」と聞かれましたが、疎い私は答えられず、何の役にも立ちませんでした。しかし、なにかの折りにふとこの「西利の漬け物のお寿司がね…」と申しましたら、Oさんが食いついてくれたわけです。なにかすごく琴線に触れたらしい。前夜はあと少しのところでオーダー時間を過ぎてしまって入れなかったので、この日の昼は無事に入店できてよかった。

夏らしい爽やかさで、相変わらず美味しかったです。また行きたいなあ!




お昼を食べて、祗園、河原町とお土産を見て歩き、帰りの特急まではまだ少し早かったですが、京都駅へ帰りました。ここでも冷房の激しく効いた喫茶店で冷たいお飲物などを飲み、しばし休憩し、そのままサンダーバードへ乗り込みました。眠かった。かなりウトウトしました。3時間ほどで富山に到着。



私はここからまだ普通列車に乗らねばならなかったので、MちゃんとOさんとは降りたホームでお別れしました。おつかれさま☆

お誘いいただいて、おかげさまで楽しい京都を味わえました!
どうもありがとう~♪♪\(^o^)/









8月15日 京都1日目

2011年08月25日 | 旅の記録





【1日目のルート】
嵐山(天龍寺→よーじやカフェ)→二条城→祗園



高校時代の友人Mちゃんと、我々が所属していた部の後輩Oさんが、夏休みに広島と京都に旅行するというので私もお誘いいただきました。が、私は広島は今回は遠慮して、京都から合流することに。


阪急線で嵐山まで乗りました。大阪の自宅からはほんの1時間ほどで、意外なほどに近かったです。やっぱ関西は阪急が便利だぜ~。

*阪急嵐山駅ホーム




*阪急嵐山駅駅舎



嵐山駅からしばらく歩くと、有名な「渡月橋」があります。



私はこの橋を渡るのは初めてかも!(でももしかしたら渡ったことがあるかな…私はいつも記憶が定かでない。嵐山も来たことがあるようなないような微妙な既視感を感じましたし;)








先に「鈴虫寺」へ行ってきたというMちゃんOさんとは「天龍寺」で待ち合せでした。
無事に合流して(さりげなくOさんとは15年ぶりくらいの再会でしたが、彼女は全然変わってませんでした^o^ 相変わらず面白い人です)、さっそく「天龍寺」の内部を拝観します。

*天龍寺




この日はとても暑い一日でしたが、書院で座ってぼんやりしていたら、心地よい風が通り抜けて行って、嵐山は涼しいんだなあと感じます。お盆休みのせいか、観光客でいっぱいでしたが、落ち着いて見て回ることができました。









お庭もぐるぐると見て回って、天龍寺をあとにします。


時刻はおやつ時でしたが、観光地だけあって人がたくさん行き来していました。お茶を飲みたいと思うものの、なかなかお店に入れそうにありません。しかしとりあえず、「よーじやカフェ」に入ることに決めて、予約して、20分ほどで入れたでしょうか。

私は抹茶ミルクフロートを頼みました。



この飲み物は大変においしかったですが、通された席があいにく空調の真下で、冷気が上からびゅーびゅー吹き付けてくるので、入店するなりヒンヤリしたところへ更に冷たい飲み物など頼んでしまって、身体は冷えに冷えました。寒かったなあ。省エネなんて何のその、今回の旅程を通して、京都の建物内は全体的に寒かったような気がします。
「よーじやカフェ」で売られていた最中は形が「ようじや」のあの顔の形をしていて可愛らしく、買えばよかったとあとになって悔やまれました……。



休憩しているうちに夕方になったので、今度はJR線で「二条」まで移動します。二条城のそばに宿を取ってもらってあったのです。

こういう狭い露地にある町家風の宿でした。


完全セルフサービス。布団を並べて敷いて寝たりすると、なんだか学生時代の合宿を思い出すようで、楽しかったですね!

落ち着いた、小洒落た内装が施してありました。今風。




二階もある。けど…階段が急すぎるので使わなかった!!




宿で一休みした後、「祗園」へ向かいます。
大人しくバスで移動すればいいところを、私はなんとなく地下鉄でも行けるような気がしたので、地下鉄駅のある方角に当たりをつけてふらふらと歩き出し(←どうしてこんな勘に頼った行動をとるのかは、我ながら謎)、お疲れのお二人をさらに歩かせ(二人はこの日広島から移動してきているというのに…)、結局二条のあたりから「烏丸丸太町」まで連れ回してしまいました。結構時間がかかりましたね。スミマセン……(^_^;)まーでも方角は合ってましたかね。。。

さらに、地下鉄では「烏丸」で降りて、「祗園」までさらに歩く、歩く……。ご、ごめんよ!! 京都へは何度も来ているというのにガイドにもならない私。反省しております;


さて「祗園」では、ちらほらと浴衣姿の若者を目にしながら、あちらこちらのお店を覗いてぶらぶらしてみました。ガーゼの手ぬぐいのお店が流行っているようで、そういうところを中心に物色しましたが、柄が豊富で面白かったです。

「祗園」に着いたのが遅かったために、当初夕飯を食べる予定だった漬け物屋さんの「西利」の上のレストランは閉店してしまい、我々はあてもなく夜の祗園を彷徨いました。
最終的には、少々高級感が漂っていましたが、他に選べなかったので、花小路通の料亭(?)で夕食となりました。たまの京都だし、贅沢してもいいですよ; 私はステーキ御膳を頼みましたが、美味しかったです!



真っ暗な通りでふと見上げると、空の低いところに大きな月がかかっていました。





帰りはバスで、1日目は終了。
風呂に入ってすぐに布団に入りましたが、私はどういうわけか寝付けず、夜中の2時くらいまで寝入りそうになってはハッと目を覚まし、うんうん唸りながら転げ回っていました。そのうちにひとりで起きているのが恐ろしくなってきて、「なぜ誰も起きないんだ…(←注:深夜です) ほ、ほんとに寝てるのか?? どうして少しの身動きもしないんだろう…も、もしかして、MちゃんもOも寝てるように見えるけど……ギャー!」という訳の分からないおかしな妄想にとらわれたりしていました。夜って怖いですよね。


しかし、それでも疲れて寝てしまい、翌朝は6時過ぎに起床。
京都旅行はもう一日続きます!









8月24日のボルヘス

2011年08月24日 | もやもや日記





更新しそびれたので、書いたのは25日だけど、遡って24日ということにして更新。でも内容はわりとどうでもいい…みたいな(^o^;)いつものことだ!


さて、8月24日は、ホルヘ・ルイス・ボルヘスの誕生日だったそうです。K氏が職場からわざわざメールで知らせてくれました。Googleのトップページがボルヘスになってたんだそうです。
↓こんなん。



へー、知らなかった。ていうか、どうして彼はわざわざ私にお知らせしてくれたのかしら? 私…ボルヘスはあまりよく知らないのに……(^_^;)グフッ!

ボルヘスを読みたいという気持ちは多々あれど、どうしてかいつも睡魔に襲われてしまい。。。難しいっていうよりなんかあまり面白く思えないのです(それはつまり理解できていないのだろうと言われればそれまでですが!)。
いやでもここ数年はようやく少しだけ面白さを感じるようになったから、そのうち私にも読めるようになるに違いないさ。運命が私を導くならば、きっといつか読めるはず。でもなんか今のところは抽象的な詩かなにかを読んでいるみたいで、サッパリ頭に入って来ないんですよね。ええ、ええ、どうせ私などにはこの高尚な世界は分かりませんよ。と、ボルヘスが関わってくると、たちまち卑屈になる私。これがコンプレックスというやつか。


ついでにボルヘスに関するwikiのページを見ていたら、ボルヘスさんは家の窓で頭を強打し、生死の境をさまよったことがあるんだそうです。これがきっかけで言語能力を失ってしまったのではないかと心配になり、それまでの詩や評論から、短編小説の執筆を試みるようになったとのこと。人生って分からないものですね。頭を打たなかったら「円環の廃墟」も生まれなかったということかしら。夢を見て、その夢の中でひとりの完全な人間を生み出し、それを現実に押し出そうとする男の話です(今読み返してみて筋を思い出した。何度読んでみてもすぐに忘れてしまう。まるで、面白かったので覚えておきたいと思いながら、目ざめて一言でも別の言葉を発すると、たちまち霧のようにその形を失ってしまう明け方の夢のように)。
私の大好きな夢にまつわる物語だというのに、私には理解しきれないのが悲しい…

私も頭を強打すれば、ボルヘスの世界に少しは近づけますかね。今いるところからではまだまだ遠いのだ…。




そんなことを思っていたら夕方になって体調悪化。先週は富山で寒さに震えていたのに、大阪でまた猛暑がぶり返し、私の自律神経はどうやら失調したようです。突然謎の胃痛に悩まされ、8月24日は、汗だくなのにぶるぶる震え、扇風機をまわしながら毛布をかぶり、というどうしようもない感じで過ごしてしまいました。腹の調子も悪いしなあ。ああ、やれやれだぜ。





大阪はまだ暑かった

2011年08月23日 | もやもや日記




お、おかしい……。


富山の実家にいたときには、連日の雨のせいもあったのか、8月とは思えぬ寒さで、半袖しか持って行っていなかった私は震えて過ごしたというのに、なんだこれは…! 大阪は、やっぱり暑かった。昨日帰ったばかりのときは、それほど暑いと思わなかったんだけど、やっぱり暑いわ。でも30度くらいなのでしょうか。まだ耐えられるな。。。


ところで、しばらくぶりに読書をしました。2冊も読みました。昨日、帰りの特急列車の中で読み終えたのですが、いやー、いいですね、たまには推理小説も!!




東野圭吾さんの小説2冊です。

私はこれが初☆東野圭吾作品でございます。実は夏休み前に友人から「最近、東野圭吾が面白い」と聞きまして、おすすめの作品をいくつか教えてもらっていたのです。それで、そう言えば、我が姉がいつだったか東野圭吾を読んでいたような記憶がおぼろげにあったので、帰省するなり訊いてみると、果たして姉は一通りの東野作品を収集していたというわけです。さすが、お姉ちゃん。

うちの姉妹はジャンルこそ違え、それぞれにオタ気質を持っていて、好きなものを情熱的に集めてしまうところがあるんですよね。姉は東野圭吾に数年前からハマっているんだそうです。
ちなみに彼女は「重度のゲーマー」でもあって、先日値下げになった任天堂3DSなどは、値下げ前に早々に入手していたそうです。どんだけ好きなんだよ…(^o^;)私もゲームは好きだけど、それほどではないわ。まあ、情熱があるっていうのは、素晴らしいことですよね。

で、姉に「東野圭吾の『どちらかが殺した』みたいなタイトルの小説を読みたいんだけど~」と言うと、探し出して持ってきてくれました(正確なタイトルは『どちらかが彼女を殺した』といいました)。この作品は【加賀シリーズ】というシリーズものの1冊であるらしく、姉は親切にもそのシリーズ最初の『卒業』という本も一緒に貸してくれました。やあ、助かりましたね☆



そういうわけで、一気に2冊とも読んでみたのですが、推理小説は久しぶりだったせいなのか、東野作品が初めてだったからなのか、意外な感触があって、いつもとは違った読書を楽しむことができました。感想はまた後日。

この勢いに乗って、あれもこれも読んでいきたい!
どきどきしてきたぞ~~!!






暑いけど、今年の夏はこれでどうにか乗り切れそうです(^o^)
秋、来い、早く来てくれ!!








帰りました!

2011年08月22日 | もやもや日記





一週間ぶりに大阪へ戻りました。ぴったり一週間でした。なんだかずいぶんと長い一週間だったなあ。

それにしても、この一週間というもの、このブログにはまったくアクセスしなかったもので、更新もできませんでした。その前の週もほとんど更新しなかったですから、なんだか今月はまるで放置した状態であります。7年近く続けてきたブログ更新という習慣も、思いのほかあっさりと止めてしまえるものですね。いや、まだ止めませんけれども。ようやくちょびっと涼しくなってきて頭も働くようになったし、また再開しますよ。

ただ、私はこのところ訳もなくずっと悲しくて、思いや考えを言葉にする力が出て来ないのですよね。あちこちへ出歩いて色んな人と会ったりして楽しく過ごしても、そういう楽しさを十分に受けとめるだけの器が無いような、喜びを繋ぎ止めておく術を失ってしまったような、そういう気持ちがする日々です。
この悲しみのような空虚のようなものを、しばらく黙っていればやりすごせるかと思いましたが、どうもそうはいかないらしい。私が今年になってからまるで本を読めなくなってしまった理由もここに繋がっている気がするし、スッキリするところまで行けなくても、少し突き詰めてみようかね。ああ、涼しいと気力が湧いてくるなあ!




さて、先週は、京都で一泊した後、そのまま北陸へ帰省してました。灼熱の京都と、急激に冷え込んだ北陸の夏。雨が凄かったぜ。甥っ子の宿題を手伝ったり、友人と食事したり、有意義に過ごせたかと思います。みんな元気そうで良かった。

そうだ。生きることはそんなに悲しいことではないはずだ。そうだとも。そうだとも。私にはこの恵まれた人生を喜ぶべき理由がいくつもあるじゃないか。それはそうだろう。
けれども…生まれてから死ぬまでのあいだを、どうしてもっと満たされた状態で過ごすことができないのか分からない。生まれ出ることの素晴らしさに比べて、生き続けそして死ぬことにまとわりつく辛さをどうしても受け入れることができない。世界のこれほどの美しさに比べて、人生や世の中には……ただ不足と不満と不安とだけがあふれているように思えてしかたがないのだ。そんなことはない。そんなことはないはずだと思いたいのだけれども



長時間列車に揺られると、どうしても感傷的になりますね。ちなみに私の身の上には何一つとして悲しむべき出来事は起こっていない(むしろ楽しいことばかりだった)というのに、どうしてだか何を見ても悲しみが押し寄せてきてしまうんですね。なんかどっか悪いんだろうか。。。食欲は旺盛なんだけどな………
とりあえずは、新大阪駅で降りたついでに買ってきた「りくろーおじさんのチーズケーキ」でも食おうっと。元気出して、楽しいことと美しいことを集めないとね!






長い夏休み

2011年08月15日 | もやもや日記






暑くて一言も思い浮かべられない毎日。なんの感動も感激もなく、息をするので精一杯です(/o\)


今日から京都へ行ってきます。……暑いんだろうなあ…うぅ; そしてそのまま帰省するつもりですが、混んでなければいいと思いますが、どうなんでしょう。切符はまだ買ってないので、乗れなかったら大阪へ引き返そうかな…なんて、そういうわけにもいかない! 次の日に郷里の友人との予定があるのだった。まあ、乗れるよね。ラッシュの時期は過ぎてるよね。


ああ、暑い、暑い。
来週戻ります!
それまでに少しは涼しくなっていますように~(ヽ´ω`)

暑い…

2011年08月09日 | もやもや日記




今週はずいぶんと暑いですね。しばらくこの暑さが続くのかー。うーむ。まあ、夏だししかたがないか…。


来週は帰省するついでに、ちょっと京都へ一泊旅行に行って来ようと思います。郷里の友達が夏休みに旅行へ来るようで、私にもお誘いの声をかけてくれました。町家に泊まる計画らしく、今から楽しみです。でも、京都も暑いんだろうなあ…(ヽ´ω`)うぅ。


なんだか気持ちばかり焦ってしまいます。せっかく本でも読もうかという気になってきたのに、この暑さ。だめだ、集中できない。ワンピースを真っ二つにしてノースリーブの上着に作り直しているのですが、あと少しのところで仕上がりません。こないだから描いているマンガももうちょいページ数を増やそうと思ってそれっきり。映画でも見ようと思って『バロン』のDVDを手もとまで持ってきたところで力尽き。あれもこれも中途半端。ああ、ああ…!!



アイスでも食って、ちょっと落ち着きます(^o^;)