海よ 俺の海よ 大きなその愛よ
(加山雄三さんの名曲『海・その愛』より)
帰省して1週間が経過しましたが、毎日ダラダラと過ごしています。天気が悪いので文字通り一歩も外に出ていませんが、息子もあまり外に出たがらないのでそれに乗じて全力で引きこもっています。そのおかげか体調の方はますますよくなってきました。安静って大事だったんだなぁ。毎日4時間とか歩いちゃいけなかったんだ。
ま、でもたまには外も歩かなくてはなりません。それで夕闇迫る寒い海を少しだけ散歩してきました。気温は14度。そんな寒くもないだろうと思って薄着で行ったらやっぱり寒かったです。しかし、海。美しい海です。この時期に波打ち際までおりているのは私と息子くらいですが、息子は久しぶりの散歩にすっかりはしゃいでしまって波の中へ身を投じようとするのでした・・・さすがにヤメロ; つーかアンタ、夏に海水浴に連れて来た時には泣いてたじゃねーか;
おうちかえる~~~!><
それにしても、海っていいですね。
ザバーン!
日本海の海と言えばなんといっても冬の荒波ですが、まだその季節には早く、この日の波は実に穏やかでした。
ふう。
ああ、一度でいいから嵐の夜にも海に来て見たいものだ。そして力強く打ち付けるあの荒波を写真に撮ってみたいなあ。でも私の腕ではうまく撮れないな。誰か上手に撮ってくれないかな。私はあの海が一番好きなんです。台風のときなどのニュース映像で岸壁に打ち付ける大波が映ってたりすると不謹慎かもしれませんが血が滾るのです。嵐の海は燃える。
たとえ一度でも 嵐のりこえて
遠い国へ行こう
海よ俺の母よ 大きなその愛よ
(『海・その愛』より)
私の愛などは海それ自体の大きさに比べれば砂粒ほどにもなりませんが、けれどもおそらく、この愛は海それ自体の一部であるには違いありません。ああ、海。
海よ、その愛よ。