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ボケたおすも楽しい一日

2012年07月28日 | もやもや日記




昨日は朝からとても忙しくしていました。あんなに活動したのはいつ以来だろう? 早朝からちょっとした仕事をやっつけて、役所へ行き、昼からはユキさんにお会いしてきました。そして帰りにはウナギを買って、K氏と一緒に「今年のウナギは高すぎて無理かも」と諦めかけていた土用の丑の日を無事に過ごすことができたというわけです。いやー、充実した一日だったわ!

しかし、久しぶりに活動的になったせいか、私の判断力はまったくそれに追いついておらず、あっちこっちでミスを連発していました。買い物をしようと思えばレジまで来てから財布に金が入ってないことに気がつき、そんなときに限ってATMから遠いところまで来てしまっており、久しぶりに文字を手書きすればあり得ないような誤字をドヤ顔でかまし、「今日は木曜でスーパーが定休日だから、あっちへ行こう」と帰宅ルートを変更したら昨日は思いっきり金曜日であった…などなど、あげればキリがないほどにボケたおしていました。まあ、でもそんなことはよくあるか(私としては)。


ともあれ、昨日はユキさんにお会いするのがメインだったわけですが、やっぱり昨日もすごく楽しかったです。私は上のようなおとぼけ状態だったので、結果的にユキさんをあちこち連れまわすことになったのですが、ユキさんはずっと楽しげにしていてくださったので私も助かりました。いやでもスミマセンでした; そして、いつもおいしいお店を教えてもらって、どうもありがとうございます~!

ところで、実は先日いちおう結婚した私は、式やら何やらは一切スルーの方向でやりすごしたものの、せめて写真くらいは撮っておくべきだろうかとK氏と話していたのです。それで、職業柄そのあたりのことにお詳しいユキさんにアドバイスをいただこうと思っていたのです。しかしお会いするなり全力で忘却! いつも通りひとしきり楽しく過ごしたあとで、どうにかこうにか思い出しました; これについてもユキさんからはあれこれと詳しく教えてもらいました。さらに梅田のウナギ専門店まで教えてもらい、一日中お世話になりっぱなしで、どうもスミマセンでした! でも助かりました~(^o^)☆


梅田は相変わらずの灼熱地獄でしたが、地下が発達しているので夏に歩き回ってもあまり苦にならないのがいいですね。一瞬だけ地上に出たら、まるでフライパンの上にいるような気分を味わいましたけど。


この暑さで私もだいぶヘバっていたところですが、水を得たようにすっかり元気を取り戻すことができましたよ。ユキさん、どうもありがとうございました! また近々よろしくお願いします♪

お友達と会って話すのは、やっぱり楽しい!





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『リプレイ』

2012年07月26日 | 読書日記ーファンタジー

ケン・グリムウッド 杉山高之訳(新潮文庫)



《あらすじ》
ニューヨークの小さなラジオ局で、ニュース・ディレクターをしているジェフは、43歳の秋に死亡した。気がつくと学生寮にいて、どうやら18歳に逆戻りしたらしい。記憶と知識は元のまま、身体は25年前のもの。株も競馬も思いのまま、彼は大金持ちに。が、再び同日同時刻に死亡。気がつくと、また……。人生をもう一度やり直せたら、という窮極の夢を実現した男の、意外な、意外な人生。


《この一文》
“「すべての生命は喪失を含んでいる。この問題を処理することができるようになるまでに、僕は長い長い年月を要した。そして、完全にこれに忍従することは決してないだろうと思う。だからといって、世界に背を向けなければならないとか、自分の能力と存在の限りをつくして努力するのを止めていいということにはならない。我々は自分自身にたいして少なくともそれくらいのことはしてやらなくてはならないし、また、それから生じるある程度の良いものを受け取る価値があると思うんだ」 ”






びっくりするほど面白かった。最初から最後までを一気に、一日で読み通したのは久しぶりのことです。

この『リプレイ』は、アメリカのケン・グリムウッドという人の作品で、1988年に第14回世界幻想文学大賞を受賞しています。このあいだ読んだフリッツ・ライバーの『闇の聖母』も1978年に同じ賞を獲っていますね。『リプレイ』の方は、時間を逆戻りするというSF的な要素を含んでいますが、幻想小説であるとのことなので【ファンタジー】のカテゴリーにいれることにしました。ともかく、SFであれ、ファンタジーであれ、この作品は一種独特の引力と言うか、謎めいた力に満ちています。作者の正体がいまいち不明であるというところも、神秘性をいっそう加速させますね。



主人公のジェフは43歳。弱小ラジオ局のディレクターをしていて、関係がうまくいっていない妻との電話中に突然死んでしまう。しかし気がつくとジェフは、かつて大学生だった頃に暮らしていた学生寮のベッドにいた。はじめは夢かなにかだと思うのだが、どうやら彼は時間を25年分遡ってしまったらしい。43歳までの記憶はそっくりそのまま持ったままで……というお話。


もしも今の記憶を持ったまま、あの頃に戻れたなら…ということは私もしばしば空想することがあります。この小説はそういう空想を描いてはいるのですが、ひとつ私の空想と違ったのは「何度も何度も戻ってしまう」という点でしたね。もし一度だけ戻れたらいいなとは思いますが、43歳のある時点を迎えるたびに、何度も繰り返して時間を逆行してしまったらそれはそれで大変です。43歳になれば築き上げたものを再び全部失ってしまうと知りながら、どんなふうに生きられるだろうか。「もう一度」とは、最初からやり直せる喜びと同時に、全部最初からやり直さなければならないという悲しみでもあります。これは辛い。というわけで、この物語はジェフが何度も時間を遡り、幾通りもの人生を、その閉じた長い長い時間の中を生きなければならなくなるという過酷な物語でした。


ジェフは全ての人生を記憶したまま、同じ時間の中を違ったふうに行き来しますが、その度ごとに最善の生き方をしようと模索します。一人の男の人生が、ふとした選択の違いによってさまざまに変わる様子はとても興味深いものです。もしも人生が一通りでないとしたら、同時にいくつもの人生を体験しそのすべてを記憶することができたなら、その人は一体どんなことを考えるのだろう。そして、それには一体どんな意味があるのだろう。こういった問題に迫った、非常に印象的で、深みのある物語でした。

とても面白かった。構成もてきぱきと簡潔で、物語がどんどん展開していくので、気持ちよく読み進めることができます。SFであり、ファンタジーであり、ロマンスでもあり、青春ものであり、人間ドラマでもあります。たった1冊のなかに、驚くほどの内容が詰まっていました。


《この一文》は、本当は物語の最後から取ろうかと思いましたが、これはやはりお話を最初から読んだ上で到達すべき文章であるよなと考え直し、別のところから取ることにしました。ジェフとともに長い長い人生を繰り返した果てに得られるその最後の解答は、胸に迫るものがありますよ。


人生をどんなふうに生きるべきか。それはつまり……


素晴しい作品でした。若い頃に買って2度程読んだと言ってこの本を貸してくれたK氏に感謝。




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メロン

2012年07月24日 | もやもや日記




最近、赤肉メロンがおいしくてですね、ついつい買ってしまうわけですよ。最寄りのスーパーには3種類くらいのメロンが置いてあるのですが、そのなかでも一番グレードの低い(値段的に)メロンが赤肉メロンで、ほかのものよりやや玉が小さい。それでも400~500円ほどする。その高級さにうろたえつつも、切ってみると中にはとても甘く水気を含んだ実が詰まっているのでした。うめーよーー!!

私はメロンを8分割して、あらかじめ実と皮の間に包丁をいれて、さらにその実を4つに切り分けてフォークでいただきます。スプーンですくって食べるよりもこっちのほうが好きです。


これまでは夏の果物と言えば、私の中では桃が王者だったのですが、今年はなんだかメロンがうまい。他の種類のメロンにも挑戦してみようかな。網目のないツルツルした黄色いのとかも好きなんですよね。なんでもいいけど、味が多少薄くなってもいいから、もうちょっと安価になってくれると非常に助かるのですが。できれば毎日食べたいんだよ!

そう言えば、スイカは今年はまだ食べていません。うちの小さな冷蔵庫にはうまくスイカをいれられそうにないので敬遠してしまうのです。昔はもらったスイカが実家の井戸に冷やしてあったりしたよなあ。瓜もたくさん食べたし。まるごと1個のスイカを切って食べても、なかなか食べきれなかったりして、もう腹一杯だ! とか思ったりしたなあ。あれがいかに贅沢なことであったか、子供のころはちっとも考えなかったや。しみじみ。






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新大阪で

2012年07月22日 | もやもや日記





今朝は新大阪駅へ行ってきました。友人のこまきさんが昼頃まで大阪にいらしているとのことで、お見送りがてら朝食をご一緒してきました! はあ! 楽しかった~♪ あんまり楽しくて帰り道はひとりでずっとニヤニヤしてましたよ。


朝食は新大阪駅ビル内のカフェで、モーニングカレーセットなるものがあったので、思わず注文。朝からカレーもいいものです。私はちょうど昨日からものすごくカレーが食べたかったところだったのでちょうどよかった。トーストやサンドイッチも大好きですが、カレーは「食ったな!」という満足感がより一層味わえるので、私は朝からとても満足しましたよ。

そして、ふたりでカレーを食べながら、こまきさんとはいろいろおしゃべりしましたが、相変わらずこの人は面白い。スッとした凛々しい容貌からは想像できないほどに言動が可愛いんですよね。そして先が全然読めない。こまきさんのそういうところが昔から私のツボを刺激しまくりです。今日も朝から笑いが止まりませんでした。このところ引きこもりがちだった私は、久しぶりに大笑いして、今日は一日中とても調子がいいですよ。こまきさん、どうもありがとう!



うーん、やっぱり私は人と会うのが好きなんだなあ。ここしばらくは天気も体調も悪くて閉じこもっていたのですが、やっぱりなるべく出歩くことにしよう。よっしゃ、暑さに負けずに張り切っていくぜ!!




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『つり球』

2012年07月20日 | 映像(アニメーション)



《あらすじ》
舞台は湘南・江の島。懐かしさと瑞々しさの同居した町。
他人とのコミュニケーションが異常なほど苦手なため、これまでの人生でまともに友達がいた試しのない高校生・ユキ。自称宇宙人、ユキに釣りをさせようとする少年・ハル。生まれも育ちも江の島の地元っ子、周囲のいろんな事になんだかムカついているらしい少年・夏樹。つかず離れずの距離から彼らを見つめ続ける謎のインド人・アキラ。
青春をこじらせてしまっている4人が出会い、釣りをして、小さな島は、大きな物語の中心となり……
ここから始まる、SF(=青春フィッシング)物語!



*まずは重要なお知らせ:

 【ニコニコ生放送にて本日(7/20)夜8時より一挙放送!】
 「タイムシフト予約」しておくことをおすすめします~(^o^)☆




『つり球』は、2012年春アニメの中で私がもっとも楽しみに観ていた作品のひとつです。これと『謎の彼女X』はマジで面白かったぜ。いずれも堅実なつくりが好感触の良作でありました。


監督は、『モノノ怪』『空中ブランコ』の中村健治さん。『モノノ怪』でも『空中ブランコ』でも感じましたが、この監督の作品には、カラフルな色彩と魅力的なキャラ設定、無駄のないストーリー展開と構成、最初から最後まで安心して観ていられるある種の堅実さがあるようです。

『つり球』についても同様に堅調で、物語は単純に青春もので、少年たちが互いに友情を深めながら成長してゆくという爽やかストーリーなのですが、ポップな色合いの画面を見ているだけでも楽しいですし、急ぎすぎずのんびりしすぎず人間関係の変化が丁寧に描かれているのが素晴らしい。物語の中では宇宙人やそれに関係した危機が主人公たちを襲いますが、その危機の重大さのわりに不思議とあまり派手さを感じず、あくまで友情と成長というテーマに一貫していたところが良いですね。ものすごく感動するという種類の作品ではありませんが、見ていて楽しく、心地よい風が吹き渡るような美しいアニメでした。友情っていいですね。そして若者が成長するというのはいいものです。


登場人物について言えば、私はアキラ(25歳、インド人、でも転校生)とタピオカ(アヒル)のコンビが好きです。タピオカお利口すぎる~~!


とにかく隅から隅まで爽やかでオシャレなアニメでした。夏休みにはもってこいです!






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『デイワールド』

2012年07月18日 | 読書日記ーSF

フィリップ・ホセ・ファーマー 大西憲訳(早川書房)



《あらすじ》
限界まで達した人口過密に、窮極の解決策がもたらされた。だれもが一週間に1日しか生きられず、残りの6日は“固定器”のなかで過ごすことが義務づけられたのだ。かくして、曜日ごとに、まったくちがう世界が展開されることになった。だが、厳しい監視の目をかいくぐって、曜日の壁をすり抜ける〈曜日破り〉があとを絶たない。火曜世界の警官ジェフ・ケアードは、その捜査を命じられたが、皮肉なことにケアード自身が〈曜日破り〉の一員だったのだ!
大胆なアイディアと、天馬空を行くイマジネーションで定評のある鬼才ファーマーが、緻密な構成で織りあげた傑作SFサスペンス。


《この一文》
“人の心の中にどんなに邪悪なものが潜んでいるか、誰にわかるだろうか? “影”だけが知っているのではない。神もまた知っているのだ。実は神が“真の影”なのだ。”




面白かった!

「わが内なる廃墟の断章」(『時間SFコレクション タイム・トラベラー』所収)で初めてその名を知ったフィリップ・ホセ・ファーマーの長編を読んでみました。「わが内なる…」がものすごく面白かったので、たちまちこの人を好きになってしまったのですが、この『デイワールド』も非常に読み応えのある作品でした。この人の作品に今のところ共通して感じられるテンポの良さとスピード感、映画のように鮮やかなイメージの連なり、そしてテーマの薄暗さは実に私好みであります。

『デイワールド』については、結末がちょっと「えっ、あれ!? ここで終わり!?」と思わなくもありませんでしたが、あとがきを読むとどうやらシリーズものとして続編があるらしい。『デイワールド』が出た当時には、“Dayworld Rebel ”(1987年)の出版が予定されており、その後さらに“Dayworld Breakup ”(1990年)と続いたようです。そうか、そうか、続きが楽しみですね。で、その日本語訳は……??? 文庫カバーに書かれた「ファーマーの既刊リスト」には載ってないみたいだけど?

驚いたことに、早川は『デイワールド』を第1作を翻訳しただけで終わらせてしまったらしく、その後の2作については日本語版は出ていないようでありました。なんてこった! やっちまったぜ……!!(泣) ひどーい! ひどいよー! 文庫の帯には「鬼才の最新傑作」とか「翻訳権独占/早川書房」とか書いてるくせに、やる気あんのか、こら!

ついでに現在はこの『デイワールド』自体も絶版状態。まあ、出版から25年も経ってからようやくその存在に気がついた私にも問題はありますが、控えめに言ってもこのファーマー氏の作品はかなり面白いと思うのに、どうして定番化しないのかしら。売れると思うんだけどなー。いやまあ、私だって何十年も知らずに、したがって1冊も買わずに過ごしてきちゃったわけですけどね。でも、売ってなければ知るのも難しくない?? いつ頃まで売られていたのだろうか。あー、1日だけでもいいから1990年当時に戻りたい。そのころなら手に入るだろう欲しい文庫が山ほどあるよ。とりあえず、今後ものすごいファーマーブームが来ることを期待! それまでは地道に古本を集めるわ…



さて、『デイワールド』です。

世界は極度の人口過密により、7つの世界、各曜日ごとに分けられている。ジェフ・ケアードは火曜日世界の住人であるが、「曜日破り」を取り締まるべき警官という立場にありながら、彼自身が「曜日破り」であり7つの世界を生きている。彼は「イマー」という組織に所属し、その秘密組織はある反政府的な目的を持っている。というスリリングな設定です。

面白いのは、曜日ごとの世界で暮らすためにケアードはそれぞれまるで違う人格を形成していることです。そして各人格はお互いを意識し合うことがあまりないくらいに精神的にキッパリと隔てられている。彼が移動する各曜日世界にもそれぞれの習俗や流行があり、隣り合う曜日どうしでもまるで違った世界が展開されるのでした。人々は1週間のうちただ1日だけ活動が許され、その他の6日間は「固定器」と呼ばれるカプセルに格納されることになっています。ケアードが曜日を破って次の曜日世界へ移行するのは別の世界を旅するようで楽しいです。その移行のやり方が、意外と地道な方法であるところも面白かったですね。もっとハイテクなものを想像していましたが、なんというか地道な努力にもとづいていました。


全体的に読みやすく、とても盛り上がる内容です。追う者が追われるようになり、曜日から曜日へと飛び移りながら、事態はどんどん悪化していくのです。そこへ、人格とは、人間の心理とは何かという問題も絡んでくる。いくつもの要素を複雑に、しかし上手に組み上げて描かれた面白い作品でした。

「わが内なる廃墟の断章」でもそうでしたが、個人をその人自身と決めているのは何だろう? ということを考えさせられますね。「わが内なる…」では人類はある日突然数日分ずつ記憶を失うことになり、次第に精神だけ退行してしまうという危機的状況を描いた作品でした。それまで築いてきた人間関係が、記憶が失われるごとに崩壊してゆく有様からは、人間というのは他人との関係性と記憶によって成り立っているのだと思わざるを得ませんでしたね。この『デイワールド』もまた、人間という存在についてのテーマを扱っていたようです。一人の人間の中に複数の人格をこしらえたら、そのうちのオリジナルというのは、どこまでオリジナルでありうるのか。面白い。面白いですね。


『デイワールド』の続きが読めそうにないことにはガックリきていますが、幸い他にもまだ読むべきファーマー作品がたくさんあるので、次は名作であるという『恋人たち』でも読んでみましょうかね。【リバーワールドシリーズ】や【階層宇宙シリーズ】も面白そう。なんでもいいから、とにかく、ファーマーさんがなにかの拍子に突如注目されるようなことが起こりますように!





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のの字クッキー

2012年07月16日 | もやもや日記





K氏がクッキーを焼きました。「のの字にしてくれ!」と頼むと、バニラとココア味の2色でそれっぽく巻いてくれましたよ。クッキーミックス粉って簡単便利でございますね。

どうしてK氏が突然クッキーを焼くことになったかというと、昨日ふと見たら、クッキーミックス(K氏が以前買ってきたやつ)の消費期限がちょっと前でぶっちぎれていたのでした。それで、K氏がせっせと生地をこねたというわけです。バターと卵を混ぜるだけの簡単なものでしたが、巻くのはそこそこ大変そうでしたね(私は遠巻きに眺めていただけですが)。

太巻き状に巻いた生地を冷凍庫で冷やしておき、固まった生地を包丁で切って、オーブンで焼いたら出来上がり。


味はミックスらしい味だとK氏は言っていましたが、まあそこそこおいしいんじゃないでしょうか。「のの字」が可愛いですしね。どっちかというと単に渦巻きだけど。


純ココアとクリームチーズがあるので、私の方はティラミスに挑戦したいなあ!





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フロルベリチェリ

2012年07月15日 | もやもや日記







『氷菓』の第12話を観ていたら、摩耶花さんが文化祭でコスプレをしていて、里志に「なんの扮装?」と問われ「フロル」と答えていました。「フロルって、フロルベリチェリ?」「うん」。というやりとりがあったのに、私は誰のことだか、この段階ではまったく気がつきませんでした。SFっぽい格好だとは思ったけど、まさかアレとは…

さらにあとのシーンで、摩耶花さんが今度はハッキリとネタ元を明かす場面があるのですが、それは萩尾望都先生の傑作SF『11人いる!』のフロルでした。…ああ!! 全然分からなかったよ!

 『11人いる!』


でもまあ、あれでは分からなくても仕方がない。だって、フロルと言えば、長いフワフワの巻き毛ですよ! 摩耶花さんはいつも通りの髪型だったので、ここからフロルを連想しろというのは厳しいですよ(モロに名前を出してくれてたのに分からない私もどうかと思うが)。でも、この中途半端さが「高校の文化祭でちょっとコスプレせざるを得なかった」という摩耶花さんのリアリティを感じさせましたね。この『氷菓』の第12回は、アニメで描かれる文化祭としてはわりと例外的にものすごくリアルな学祭の感じが出ているようで感心しました。


ともかく、私は咄嗟に『11人いる!』ネタが分からなかった反省から、もう一度久しぶりに『11人いる!』を読み返してみたわけです。うーむ、何度読んでも凄まじい傑作ぶり。作品というのは、このくらい情報が圧縮されていても全然問題ないんだよなあ。むしろこのスピード感が心地いい。

そして、問題のフロルですが、やっぱり何度読んでも異常に可愛らしく魅力的過ぎるキャラクターです。長い巻き毛に美しい顔立ち、ところが口は相当に悪くて喧嘩っ早い、でも一本気で正義感も強く素直で。あー、可愛い。

フロルのようなキャラクターがもうちょっとアニメ作品にも登場するといいのになあ。今時は流行らないのかしら? そんなことはないよな。てか、もういるのかな? でも全然思いつかないよなあ…






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えだまめ

2012年07月13日 | もやもや日記






暑い…息苦しい、なんだこの湿度は。こんなに水分を含んだ空気を吸い込んでも大丈夫なものだろうか? いや、大丈夫なはずがない。でなきゃ息苦しさを感じるわけがないものな……(ヽ´ω`)ウグゥ


というわけで、この夏も順調にへばっております。暑いよー。蒸し蒸しするよー。珍しく仕事をしているときに限って、なんなんだよー。うちには最終兵器の「扇風機さん」が控えてはいるのですが、ずっと風に当たっていると、それはそれでとても疲れてしまう私なのでありました。貧弱ーー。

もうだめだ! 冷気を! 私に冷気を送ってくれ!! ああ、あのとき(冬)の冷たい空気があればなあ。ていうか、マジでそろそろこの暑さを利用して空気を涼しくする技術とか開発されてほしい。



しかし、暑いときには暑いときなりの楽しみもあるわけで、最近は枝豆がとてもおいしいのでした。私は枝豆が好きなので、わりと頻繁に買ってきては茹でています。昨日も買った。もうちょっと安くなってくれると助かる。

昨日買ってきた枝豆の袋には、「枝豆のおいしい茹でかた」の説明があって、その通りにやってみたら不思議といつもよりおいしく茹で上がったような気がします。

手順はこんな感じ。

 *枝豆を水洗いする

 *枝豆の両端をカットする

 *たくさんの塩でもむ

 *沸騰したお湯にそのまま枝豆を投入

 *好きな柔らかさになるまで茹でる


というようなもの。「枝豆の両端をカット」というのが私にとっては新しい情報だったので早速試してみたのですが、これをやると少なくとも見た目の部分が格段に良くなりますね。なんというか、ちゃんと下ごしらえしてありますというような。細やかで美しい生活を送っているような錯覚におちいることができました。それに両端がカットされていれば、茹でるときのさやの状態にも違いがあるのかもしれないですね。ともかく、昨日の枝豆はおいしかった。

K氏が帰る頃を見計らって枝豆を茹で始めたのですが、彼が帰るよりも先に茹で上がったので、ちょっと味見。う、うまい…!

もぐもぐ。やばい、止まらない。もぐもぐ。まーでも半分だけ残しておけば問題ないよな。もぐもぐ。うーん、そろそろ半分だな。…ふむ。K氏には当初の豆の全量が分からないわけだから、「これで半分だ」と言い張れば問題ないんじゃないだろうか…いや、待て、僕らはすべて分け合うんだ、僕の愛も、君の罰も…((c)輪るピングドラム)。もぐもぐ。

ところが、ここでさらに悪い考えが。
…K氏はまだこの枝豆の存在を知らないのだから、私がここで全部食べてしまえば、最初から全部なかったことにできるのでは…?


このあまりに悪魔的な発想に我ながらブルブルして食っていると、ガチャリとドアが開きました。ま、間に合ったか…! 暗黒面に堕ちなくて済んだようだぜ……!


枝豆、おいしいですね。ざる一杯に茹で上がった枝豆を思う存分もぐもぐしてみたい……






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蝉がないた

2012年07月10日 | もやもや日記




今朝、蝉の第一声を聞きました。うっ、もう夏かよ……(ヽ´ω`)

今年の夏は暑くなるんでしょうかねえ?







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