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連休の過ごし方

2012年04月30日 | もやもや日記




さて、ゴールデンウィークも3日目。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか(^_^)


私はアニメを観たり、アニメを観たり、小説を読みかけたり、アニメを観たりしていました。でも、昨日の日曜日はちょっと遠出してきましたよ。

上の写真は明石大橋です。久しぶりに【マリンピア神戸】へ行ってきました。明石大橋にほど近いアウトレットモールですね。ここへはよく地元の友達と一緒に買い物へ行ったものですが、ここ何年かは行きたいと思いつつ行けないでいたのです。

連休とあってなかなかの人出でしたが、私は欲しかった爽やかな色合いのジーンズ1着とTシャツを買うことができて満足です。本当はもう少し買いたかったのですが、人混みと物量とに圧倒されて、買い物の後半はほとんど意識が朦朧としてしまいました。いやー、疲れた!!

一緒に行ったK氏も目的の物を買えたようでした(←珍しく自分から「行こう」と言い出したのでビックリしましたが、この機会を逃すと次に一緒に出掛けるのはいつになるか分からなかったので、彼の気が変わる前に速攻で出掛けました)。

ちなみにK氏とは一緒に行きはしましたが、現地では別行動でお互いの用事を済ませたことは言うまでもありません。これが、アウトレット攻略の第一原則であります!


買い物も楽しかったですが、【マリンピア神戸】はその名の通り海のすぐそばにあります。建物から出るともうそこは海で、ベンチに座って海を眺めることもできるのでした。釣り人やイルカ型のボート、波の上を滑空する大きな鳥などを眺めて、しばらく休憩したり。それにしても、昨日は暑かった!

帰り道。K氏は駅近くのとあるビルの屋上に掲げられた看板が気になったご様子。



「囲碁 3F」ってあるのに、「3Fがないっ!」

おお…ほんとですね。なるほど3階が見当たらない。屋上に出るための小屋部分は見えるものの、他には何もないようです。こ、これは謎だぜ…!




アニメ的成果についても少し書いておきましょうか。

面白かったのは、2週間分ストックしていた『Fate/Zero』の第16話と第17話ですね。特に第16話「栄誉の果て」は最高に面白かったです。

『Fate/Zero』の主人公は衛宮切嗣(えみや きりつぐ)という男ですが、主人公であるらしいのになかなか本編に登場しません。その彼がようやく出て来たな! という第16回でした。切嗣の残酷さにも拍車がかかってきた感じ。いよいよそれを目の当たりにしてビックリしました。しかしこの残酷さが、彼の抱くあまりにも純粋な理想の実現のためであるというところに、私はとても興味をひかれます。非常にハードボイルドなのですよ。
ストルガツキー兄弟の傑作小説『ストーカー』におけるレドリック・シュハルトのあの絶叫を思い出すような。万能の願望機がある。どんな願いでも叶えてくれる。自分の願いは人類すべての幸福だと、すべての人の幸福だと願う。けれども、その願望機の前に立つためには、その前で願うためには、自分ではなく他の誰かを犠牲にしなくてはならないとしたら…。切嗣の願いはこの世界から争いをなくすことですが、目的のために冷徹になりきって進む彼にはどのような結末が待っているのでしょうか。

『Fate/Zero』は後半に入って、いよいよ面白くなってきましたね。めらめらしてきたわ!


あとは、『氷菓』がいよいよこちらでも始まったので第1話を観てみましたが、なかなか好感触。どういう種類のお話になるのか、まだ分からないですね。興味津々。主人公の男の子が可愛い。

それから『坂道のアポロン』は期待していた以上に楽しめそうです! ノリは今のところ少女漫画的な雰囲気があって(なにがどうと具体的には説明できませんが、キャラクター同士の距離感や感情の描き方というか何と言うか、意地悪そうな従妹とおばさんの意地悪さ加減のリアルさっていうかなんて言うか)、少女漫画を読むのは好きなのに、アニメ化されたものを見ることはほとんどない私にはちょっと新鮮でした。第1話を観た限りでは、こちらもこの先が楽しみ☆ 

視聴予定リストに追加の『這いよれ!ニャル子さん』は、ラヴクラフトに詳しければより一層楽しめそうですね。私はまだその域ではありませんが、とりあえずJOJOネタやらニャル子さんというキャラの可愛さだけでも充分に楽しめております。このごろはこのニャル子さんや『僕は友達が少ない』の理科さん、あるいは『ベン・トー』の白粉さんのように、妄想系女子が流行なんですかね? 

さて、と。あとは今晩の『謎の彼女X』(←加速度的に面白くなってます)、日テレオンデマンドで新規配信されてる『峰不二子という女』を観なきゃ…あっ、そろそろ『不思議の海のナディア』の溜まった分も……ところで気づかなかったけど『キテレツ大百科』って初期はキテレツとブタゴリラの関係がわりとシビアな感じだったのね(←と、さりげなくキテレツの再放送まで見始めてしまった私はもうダメかもしれない…^o^;!)







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初心にかえって

2012年04月28日 | もやもや日記





K氏がチーズケーキを買ってきてくれました。【フォルマ帝塚山】の高島屋限定チーズケーキとのこと。丸い木の箱に入っています。


 


おお、うまそう!

ところが私は疲労のためか微熱気味で(アニメ疲れか…?)、おやつに食べようと思っていたのに食欲皆無で食べられませんでした。夕食後のデザートとしてモリモリ食べることにしよう…!


K氏がケーキを買ってきてくれたのは、昨日私が誕生日を迎えたからです。忙しくて忘れてましたがそう言えばそうだった。その日は父からも珍しく電話があったのですが、それは「PCでCDが読み込めないッ…!」という問い合せの電話でした(^o^;)…ちなみにPCでCDが読み込めない問題は解決せず; 友人からはお祝いメールをいただきました。どうもありがとう! でも忘れていたヨ!



さて、36歳になった1年間がどういう1年間になっても、とりあえず楽しく過ごせればいいと思います。去年1年が楽しかったように、今年も楽しく過ごしますよ!

昨日某所で話題になっていてとても懐かしかったのですが、私が子供の頃から大好きな漫画に『究極超人あ~る』(ゆうきまさみ)があります。私の青少年時代を支えた3大漫画のうちのひとつでしたね。それはそれは好きでした。

いま手もとには文庫版の第3巻がありますが、そこにこんなシーンがあります。



鳥坂先輩:「人生には息抜きというものが必要だぞ」

曲垣:「あんたたちは、息抜きのあいまに人生やってるんだろう!!」



いや~~、名言ですね!
この台詞は忘れがたい。「息抜きのあいまに人生」。うむうむ。実に素晴しいですね。これ以上言いようがないですよ。私は人生のいくつかの局面で、しみじみとこの台詞を思い出したものですよ。

『究極超人あ~る』には他にも名言、名場面がたくさんあるのですが、振り返ってみるに、私はこの漫画の台詞における言語感覚の素晴しさに魅かれていたのかもしれません。リズムやテンポがよく、含蓄のある台詞が多いんですよね。なので、いつまで経っても覚えているのです。そもそも、こう、感性が一致するというか、『あ~る』全体に漂う緩やかで穏やかな雰囲気や、ユーモアのセンス、随所に滲み出るオタっぽさも、私の心を安らかにするのです。たわば先輩や毒島さんをはじめとするOB連が好きだったなあ! あー、懐かしい。

というわけで、私は初心にかえって、息抜きのあいまに人生を、アニメやら漫画やらにハマりながらやっていこうと気持ちを新しくしました。ながいことないがしろにしてきた私のオタ気質が火を噴くぜ!


ようし!
いつの間にかまたアニメ視聴予定リストの項目が3つ4つほど増えちゃってたけど(アクセルワールド、めだかボックス、這いよれニャル子さん他を追加)、めげずにがんばるぞ~~!!





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波間の卓袱台

2012年04月26日 | 夢の記録



今朝の夢は不思議に楽しい夢でした。


*******************


私は友達の家へ遊びに行く。
前夜から一緒だったのか、早朝に訪ねたのか忘れたが、まだ日の昇らない早い時間に、友達の家で朝食をとることになったのだと思う。

その部屋はこじんまりとした普通の部屋だったのに、気がついたら海辺になっていた。朝の心地いい風が吹いていて、菫色の空、砂色のさらさらした砂の上に水色の波がざあざあと打ち寄せていた。

私たちは(気づくとその場には友達とその妹、私、友達とは面識のない私の別の友達の4人がいた)、丸い卓袱台を囲んでニコニコとおしゃべりした。

波は少しずつ私たちの近くまで寄ってきて、この家の友達とは面識のない私の別の友達が波に乗って向こうへ行ってしまった。彼女はその間にもニコニコしていて、私は「ここは浅瀬だから大丈夫だろう」と思う。



********************



もっと長い夢だったのに、詳細は忘れてしまいました。
けれども明るくて気持ちの良い夢でしたね。
友達と会って、お話しして、一緒に食事して。

波の間でニコニコしていたのは別の友達で、私はそれを見ていただけのはずなのに、水の感触だけは感じたような気がするのが不思議。


ちょうど目を覚ましたら朝の5時くらいで、たまたま起きていたK氏と目が合いましたが、顔を合わすなり私は「うるさい!」と言ってしまいました。何もうるさくないのに。。。許せ…!







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蕎麦とてんぷら

2012年04月24日 | もやもや日記





週末は、夢から覚めやらず、かなりぼんやりと過ごしてしまいました。でも、ああいう時はきっと夢の扉がどこか近くにあるのじゃないかという気がしてわくわくするんですよね。いやはや『星の時計のLiddell』は巨大なインパクトであったことよ。まだすっかり覚めません。


土曜日には実家から手打ち蕎麦とたらの芽、ふきのとう、天ぷら粉などが送られてきました。てんぷら蕎麦にするようにとの指令でしたよ。私は今のすまいではなかなかてんぷらに挑戦できなかったのですが、せっかくだからと雰囲気だけでもてんぷらっぽいものを作ってみました。

鍋になみなみと油を注ぐ勇気は持てなかったので、少なめの油で、てんぷら粉をつけたたらの芽とふきのとう、大葉を揚げ焼きにしてみました。
見た目はイマイチですが、食べた感触はそこそこサクサクしていててんぷらっぽかったです。



それから、手打ち蕎麦のほうは、電話で父から指導されたとおりに茹でてみたわけですが、なかなか思うようには茹でられず、せっかくの長い蕎麦がぷつりぷつりと短くなってゆきました。

蕎麦を盛りつけるための器も持っていないので、こんなことに。



ものすごく叱られそうな感じですが(よく見えなくするための縮小表示……)、味はもちろん美味しかったです。いずれは上手に茹でられるようになりたいものです。

ごちそうさま!







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『星の時計のLiddell』

2012年04月22日 | 読書日記ー漫画

 



内田善美(集英社)



《あらすじ》
ウラジーミルの友人ヒューは、何度も同じ夢を見る。それはヴィクトリアン・ハウスの屋根裏で目覚める夢で、彼はその夢に何かがひそんでいるというのだが…。


《この一文》
“ 俺はね 何者でもない そのことがね けっこう気に入ってる
 詩人でもない 画家でもない 音楽家でもない
 たとえばさ そういうことがけっこう気に入っている ”






私は偶然を信じない。いや、私には偶然を知覚できない。というのも、それが起こったり、それと出会った時には、それらはもはや偶然ではなく、なるべくしてそうなったという必然であるから。それらは偶然ではなく運命や宿命と呼ばれるものだと、私にはそのようにしか感じられないからだ。つまり私は「偶然の出会い」を信じない。

そうして運命が時々私を呼ぶ。そんなことが、ついこのあいだも起こった。

ある晴れた土曜日の朝、私は一通のメッセージを受けとった。旧友からで、近くまで来るつもりだから会おうという内容だった。その朝は特別な朝で、ちょうど私は10年近く探し求めていた1冊の古書が私の手に届くような値段で売られているのをようやく初めて見つけて、慌てて注文したところだった。それだけでも十分に幸運だったのだが、この日の幸運はさらに続いた。

なるべく手短に述べると、土曜日に会った友人から内田善美の『星の時計のLiddell』という全3巻の漫画の話を聞いたのだが、それはまさに私がかつて熱心に探したものの手に入れられないままでいた本だったのだ。彼女の口から語られるその物語の内容は、やはり期待していたとおりに魅力的なもので、聞いているだけで心が躍った。彼女は、彼女にとってとても特別なものとなったというそれを、二組持っているから片方を私に譲ってくれるという。信じられないような話だったが、本当になった。

私は驚いたままで後日彼女からその本を受けとったのだが、宿命がやってきたということは既に分かっていた。

宿命の物語とは、その物語のなかに自分ごとすっかり入り込んでしまえる物語、物語が自分の一部になるのではなくて自分がその一部となってしまえる物語、はじめから自分がそこに含まれていたとわかる物語であると私は考えている。以前私は、私にとっての宿命の物語である『類推の山』を彼女にすすめたことがある。彼女はそのことを今でも覚えていてくれて、彼女にとって特別な物語となった『星の時計のLiddell』を「お返しに」と私にくれた。そしてそれが、私がひそかにずっと探していたものであったとしたら、これを運命と言わずに何と言おう。こうして私の歩いてきた道筋に、この本は必然としてやってきたのであった。夢と現実とが結びつくこの美しい瞬間のことを、私は宿命と呼ぶことにする。私に美しいものをもたらしてくれた、彼女に心からの感謝を。


『星の時計のLiddell』、結論から言うと、これはたやすく私の新しい宿命の物語となった。あまりにも望んでいた通りで、あまりにも望んでいた以上で、私はこの物語の前に語る言葉を持たない。私はこの物語によって凌駕され、ただすべてを忘れ、すべてを失ってそこに立っていた。私はそこで何も持たなくてよかった。

夢と、現実と、かなしみと、うつくしさと。

夢の、現実の、かなしみの、うつくしさの、………が。

この物語について私はこれ以上に説明するための言葉を持ち得ないし、それで構わないと思う。私が生きている限り、私はこの物語の一部であり、このさき私から語られる言葉の端々にこの物語の姿がちらちらと見えるようになるだろう。語ろうとして語り切れないでいた言葉が、目を開けたままで見られる夢、目を開けるために見る夢が、より完全に近い形でここにあらわれているのを知るために、私はここへ呼ばれたのだ。

いま、どうにか一言だけ思うことを言えるとすれば、そうだな。この目にも心にも溢れるほどに美しい物語が、もしも本当に私を呼んでくれたのだとしたら、私はせめてそのために少しでも美しいものになりたい。ほんの少しだけでも美しいものでありたい。
そしてこの美しい物語の中にいた間、すべてを忘れすべてを失っていたあの間、私はたしかにほんの少しだけ美しかった。と、確信している。最後の頁を閉じたあとも、たくさんの輝きが私の目に焼き付いていた。焼き付いた分だけ、私は物語の部分となり、それがそうであるように美しくあったはずだ。




いつも見上げている星々の、ひとつの名前が分かった。
『星の時計のLiddell』。予感と希望の夢の物語。





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とりあえず最初の感触では

2012年04月20日 | 映像(アニメーション)




今期のアニメが出揃ってきました。

とりあえず、『謎の彼女X』が面白いですね! これは、ちょっと、何と言うか、フェチ具合が上級者過ぎて凄い。前代未聞の「よだれ作品」です。いやー、これはスゲーや!! メチャクチャ気に入ったぜ!



作品の核となるよだれを巡る変態的描写も素晴しいですが、この作品の見どころはそこだけではなくて、全編にみなぎっている文学的な雰囲気ですかね。「謎の彼女」こと卜部(うらべ)さんと、主人公の椿(つばき)くんが、夢のなかの不思議な街にそびえ立つ高い建物の屋上で踊るシーン(第一話)には、私は心底からシビレまくりました。なんという鷲掴みアニメだ! あと背景がとても美しい! ノスタルジーを感じさせる、特に花の描き方がすごく綺麗なんですよね。
というわけで『謎の彼女X』を第2話まで観たところですが、私は完全にハマりました。卜部さんの「謎」っぷりにすっかり夢中さ! こいつは原作漫画のほうも読んでみなくては!


あとは、『モーレツ宇宙海賊』は相変わらず安定感のある面白さです。2クールしかないとかマジ勘弁。せめて1年間くらいは放送し続けてほしい。そもそもこういう優れたアニメを深夜にしか放送しないというのは、いったいどういうことなんですかね? というくらいに、これも前期から引き続き私のお気に入りのアニメです。チアキちゃん、かわいいよぅ~~!


それから、『LUPIN the Third~峰不二子という女~』も第2話まで視聴しました(関西では未放送のため、日テレオンデマンドにて)。期待していた通りの、超絶オシャレアニメでした! 全画面が素晴しく美的で、カッコ良くてたまりません。ルパン(第1話)も次元(第2話)もクソかっこいいです。気が遠くなりそうでした。とくに第2話の次元登場回で、次元が棺の中に入るシーンはやばかったですね。あの格好良さは反則ですわ。はあ…!
ストーリーはシンプルですが、製作者の美意識がビシビシと伝わってくる、見ごたえのある作品と言えましょう。
…早く関西でも放送してほしい(´;ω;`)


『ヨルムンガンド』は第1話を観た感触では、わりといい感じです。メインキャラクターのココさん(銀髪美女な武器商人)は、予想に反して明るい感じのキャラでしたが、そのうち冷酷なところを見せてくれるだろうと期待しています。どういう物語になるのかはまだ分からないなあ。




『坂道のアポロン』と『つり球』は今週からようやく関西で放送開始。これから観ます。『氷菓』の開始はまだもうちょっと先になりますね。『エウレカセブンAO』はちょっと前から放送されていますが、まだ観ていません。やべー、忙しくなってきた!


チェックリストをさばき切れていないのに、ノーチェックだった『夏色☆キセキ』をついつい第2話まで観てしまいました。これは『ガンダム00』や『UN-GO』の水島さんが監督をしているアニメなので、今のところは取り立てて見るべきところも分からない萌え風味な作品にしか見えませんが、そのうち「この世界は歪んでいる…」とか「突然謎めいたことを語りだす敗戦探偵」とかいうキャラが出てくるのかしら?とワクテカしてます(´∀`*)…出、出てくるよね? 面白くなるよね??


そんなこんなで、今期のアニメも面白いです♪




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造幣局 桜の通り抜け

2012年04月19日 | 旅の記録





とうとう行ってきました!

毎年行なわれている【桜の通り抜け】に、今年こそ行ってみようと思い立ち、ユキさんをお誘いして造幣局まで行ってきましたよ(^o^)



昨日は空は青々と晴れ上がり、【通り抜け】を通り抜けようとする人で溢れていました。今年の通り抜けは17日(火)から23日(月)まで開催されているそうです。土日はものすごく混雑するらしいと聞いていたので、水曜日のお昼に行ってみましたが正解でしたね。平日でもだいぶ人は多かったですが、そこそこ立ち止まって眺める余裕をもてました。すぐそばでは警備員の方々の「立ち止まらないでくださ~い!」という掛け声がこだましていましたが、すみません、ちょっとだけよく見させてくだせえ!と心の中で詫びつつ、人垣の隙き間に入り込んでは写真を撮りました。

以下、その模様を大量投下。

  











  

















桜にもさまざまな品種があるんですね~。
今年の花は「小手鞠」だそうで、その真ん丸い花を付けた桜の周りは、特別に人だかりが出来ていましたね。これに限らず、どうやらぼんぼりのように丸い花を付ける桜は人気が高いように感じました。たしかに丸いのは可愛い。他にもレースのように繊細な枝振りの桜や、堂々と大きく枝を広げている桜、紅い花弁から黄緑色の花弁を持つ桜と、種類が豊富で見比べるのが面白かったです。

色とりどりの桜の並木道はおよそ500mの長さで、入口から出口までは一方通行となっています。大勢の人がただこの小道をくぐり抜けるためだけに、あちらこちらからわざわざやってくるのは、考えてみると不思議なことですよね。

ともあれ、私は大阪に住むようになってからずっと行きそびれていた【通り抜け】を、ようやく通り抜けられて満足です!




その後はいつも通り、そのへんをぶらぶらと散策し、休憩がてら以前も連れて行ってもらった商店街の途中にある喫茶店でおしゃべりし(気づいたら3時間も経過していて焦り; 私の呆れるほど粘着質な話題に延々と付き合わせてしまって、ユキさん、スミマセン。。。)、そのまま梅田まで歩いて、夕飯には前から行ってみたかった梅田のうどん屋さんに連れて行ってもらいました。
うどん屋さんで注文した「かきあげ天セット」は、「かきあげ」だというのに、3つのかきあげの他に、なぜかサツマイモやシシトウ、椎茸にレンコンまで一緒に盛られていて、腹が破裂するほどのボリュームでした。完全に「かきあげ天セット」という名前から想像できる内容を凌駕していましたよ。閉店間際だったから大サービスだったんですかね…?(^o^;)とても美味しかったですけれど。


というわけで、春らしい行楽の一日でした♪
ユキさん、どうもありがとうございました~~!!


ほんと、出歩くには気持ちの良い季節になりましたね(^_^)
さあ、次はどこだ!





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「紙猫の王」

2012年04月17日 | 自作まんが




下描きだけして、清書する気にならず何年も放置してある漫画でお茶を濁してみるシリーズ。。。丸っきり自分のためだけの下描きなので、見にくいことこの上ないですが、気にせずUP! …こないだ数人のお友達に見せたら、思いのほか好感触だったので、調子に乗っておるのです(^o^;)イヤ、モット酷イ反応ガ返ッテクルカト…


あまりにも未完成ですが、どうぞ。

  ~「紙猫の王」~











今回のマンガは、3、4年くらい前に描いたものです。最後の頁がどうもしっくりこなくて、そのまま放ってありました。だってほら、意味が分からないでしょう?(いつもの通り…;)
でも最近いよいよ気を取り直して清書しようかなーと思ったり思わなかったりしてるんです。


この作品はいつだったか、島尾敏雄の「摩天楼」という短篇を読んでたら出て来た「ヘゲモニー」という単語とその意味を初めて知った時の衝撃から生まれました。


「私はつい先頃この摩天楼でヘゲモニーを握っていたのではないかと錯覚して奇妙な寂寥に落込んだ。」
  (島尾敏雄『摩天楼』より)


ヘゲモニーを握っていたのではないかと………。
ちなみに「ヘゲモニー」とは「覇権」。
摩天楼で覇権を握るというのは、どういう気分でしょう。ともあれ私は「ヘゲモニー」という言葉の響きを愛します。意味に似あわぬこの脱力感がたまりませんね。


ふう。もうちょっと面白くなったら清書します。
(いつ!?)


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春の京都へ行ってきた

2012年04月15日 | 旅の記録





あー、どこか遠出したい……と思っていたところに、天の声が!



というわけで、京都へ行ってきました。お花見シーズン真最中であり、さすがの賑わいでしたよ。

さて、京都へ出掛けたのは、葵さんにお会いするためです。ちょうどご家族で京都へいらっしゃるとのことでお声をかけてくださいました。私は二つ返事で飛んで行きましたよ!
葵さんのところのお嬢さまには去年の秋にもお目にかかりましたが、そのとき私は首を傷めていて腕が上がらず、抱っこをさせてもらわなかったんですよね。それを残念がっていたら思ったよりも早くに次のチャンスが到来したというわけです(^o^) ありがとう、葵さん!!

待ち合せは円山公園でした。お花見のお客さんでぎっしりでしたけれども、しだれ桜の見える広場で無事合流。お嬢さまは前よりも大きくなって、ひとりで立派に歩き回っておいででした。カ~ワ~イ~イ~~

円山公園の桜はだいぶ散っていましたが、しだれ桜は見頃でしたね♪ 小道沿いにはずらりと出店が並んでいます。風は少しありましたが、青空も見えて気持ちのよい天気でした。


とことこ歩くお嬢さまと一緒に桜の周りをひとしきり歩いた後、公園そばの【長楽館】でお茶してきました。

建物がカッコイイんです。デコデコしていて、いいですね、とても!



内装もとても素敵で、あちこちにステンドグラスが嵌っていました。
テーブルさえも、こんな感じに。



桜のショートケーキがおいしかったです!


夕方まで【長楽館】でおしゃべりして、それから祗園のあたりをぶらぶらしました。途中でお嬢さまはベビーカーの中でぐっすりとお休みになり、我々が夕食をいただいている間ずっと起きてこられませんでしたね。たくさん歩いてお疲れだったのでしょう。ともかく、ものすごく可愛い子です! ショートケーキにのっかった苺を召し上がっていましたが、その様子が愛らしかったなあ。そういう幼児の苺を食べるのが可愛いという話は枕草子にもあったよね、なんて葵さんらしい発言に、私はしみじみと感じ入りましたですよ(^_^) 私のクラスメートの方々は皆さんこんな感じなんですが、私はそういうところがとても好きなんですよねー。麗しい人たちだわ。


夕食は【西利】の上のレストランでいただきます。私はここが好きなので、ことあるごとに行ってしまう……。でも、お漬け物のお寿司が美しくておいしいんですよね~。昨日も食べてしまいましたわ。



こんな「5貫入りお持ち帰り用弁当」もあったのでお土産に買って帰りました。
写真が暗くてよく分かりませんが、具はすべて漬け物なんですよ!


半年ぶりくらいでお会いした葵さんとは、昨日はずいぶん楽しくお話しさせてもらいました。漫画や映画のお話で盛り上がりましたね☆ 彼女は昔からとても面白い人だったけれども、相変わらず面白いんだなあ~! まだ話し足りなかったので、また今度続きを聞かせてもらいたいところです(^_^)
そして、可愛かった!! 葵さんは元々お人形のように可愛らしいので、お嬢さまを抱えているところなんかは、もうダブルで可愛かったです。

夕食後にお目覚めのお嬢さまを、私も抱っこさせてもらいましたよ♪ はあはあ、かわいい! ひたすらに可愛い! と、可愛いを連発しながら、心ゆくまで抱っこさせてもらいました。お嬢さま、私にもニコニコと笑いかけてくださってどうもありがとう~!

はー、楽しかった♪♪



春の京都は賑やかです。
よし、次はどこ行こうかな!





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術前検査まとめ(後編)

2012年04月13日 | 卵巣摘出手術の記録


(前回までの記事)
 *手術 その前と後

 *術前検査まとめ(前編)
 *術前検査まとめ(中編)




さて、いつまでこの記事が続くのか、ちょっと長々しくなっておりますが、いよいよ術前検査も終盤です。前回のMRIの結果と、手術のために必要な検査をまとめたいと思います。



【第4週】MRI画像/術前検査


《MRI画像》を見せてもらう

前の週に撮影した「MRI」の画像が出来上がっていたので、診察室でN先生から数枚の画像を見させてもらいます。私の腹部の正面、側面、断面の画像が、医療ドラマでもしばしば目にする白いライトボードに掲示されてありました。

私も先生も至って真面目にやり取りしていたつもりでしたが、あとで振り返るとどうしてもコントにしか思えなかったので、ちょっと漫画にしてみました。不謹慎かもしれませんが、私はどうにも可笑しくてたまらなかったのです。

ちなみに、正常な子宮や卵巣はこの図のような感じになっていて、卵巣は親指の第一関節程度の大きさだそうです。図の丸く両脇に2つ付いているのが卵巣です。




それを踏まえて、私の肥大化した卵巣の画像を見させてもらった場面はこんなことになりました。下でカエルのように描かれているのが私です。体型的にはカエルに近似してたのですよ。



「腸はどこへ行った」。当分忘れられそうにないフレーズです。私は病院から帰る途中も思い出してニヤニヤしてました。いや、笑い事じゃないんですけど、実際にここまでハッキリと大きいことが分かると、かえって面白くなってきましたよ。
もちろん、笑っていられるのも、画像を撮ってみたその解析内容が良かったからですけれど。

先生がおっしゃるには、膨らんだ卵巣の中身は予想通り「粘液性のもの」だったとのこと。お腹の中に巨大な水風船が入っているような感じですね。この場合、風船部分が卵巣ということになります。卵巣がそんなに膨らんでしまえるということに驚きました。

そういうわけで、手術もこれで「腹腔鏡手術」ということにほぼ確定です。お腹に小さな切れ目をいれて取り出すことになりました。その詳細についてはまた後ほど。

ひとつ残念だったのは、MRI画像を撮れば分かるかもしれないと言われていた、「大きくなった卵巣は右なのか左なのか? それとも両方なのか?」という疑問には、この時点でも答えてもらえなかったことでしょうか。
上に私が描いた漫画では、MRI画像については特に誇張もなく、記憶のままに再現したつもりです。本当にあのようにミッチリと腹部を埋め尽くしていて、他の臓器の所在が確認できないほどでした。よって、右なのか左なのか、ひとつなのか両方なのかは、腹を開けてみないことには断定できないということ。…仕方がありませんね。



《術前検査》

さて、MRI面白画像を見た後で、手術に向けた最後の検査を受けます。これは手術や麻酔を安全に受けられるかどうかを調べるための全身状態の検査です。

内容はこの通り。予め詳細も教えてもらったので書いておきます。


 *血液検査

  ・一般血液検査:貧血などの検査
  ・血液化学検査:肝臓や腎臓の機能を調べる
  ・出血凝固能検査:出血が止まりにくくないかの検査
  ・血液型検査:手術時の出血に備えて
  ・感染症検査:梅毒血清反応、B型肝炎ウイルス、
   C型肝炎ウイルス、HIV抗体

 *尿検査
  ・尿中のタンパクや糖をチェック

 *安静時心電図検査
  ・心臓に異常がないかどうかをチェック

 *呼吸機能検査
  ・肺の機能に関する検査

 *胸部レントゲン検査
  ・胸(肺、心臓)の検査


ということでした。全部で1時間ほどで済みます。

これら一連の検査の中で面白かったと言えば、心電図ですかね。私はあの心電図検査の時の吸盤が胸にペタリと貼り付く感触が苦手なんですが、この時の私はマックスで痩せていたため、脇腹のあばらが浮き出し波打っていて吸盤が貼り付かず、呼吸して胸が上下するたびに3度くらい落下させてしまいました(´∀`;) 担当者は「まあ~、痩せてて羨ましいわぁ~★」とかおっしゃいますが、とてもそんなレベルではありません。。。
その担当してくださった方(年配の女性)はとても陽気な人で、「大丈夫! こんなときのために秘密兵器があるのよ!」と、なにやら接着剤のようなものを塗って、無事に吸盤は私の脇腹に貼り付くことができたのでありました! めでたい!

あとは、呼吸機能検査ですかね。息を吸ったり吐いたりする時の、肺の容量などを調べるようでした。鼻をつままれ、筒をくわえさせられて、モニターに表示された波グラフに合わせて、深く息を吸ったり吐いたりします。ちなみに私の肺活量は人並だそうですが、グラフに合わせて呼吸をする才能は素晴らしいようでしたね♪(「すごい! うまい!!」としきりに誉められました(照)。まさかそんな私にそんな能力があったなんて!)

担当の人が明るいと、検査も楽しいものです☆



というわけで、術前検査はこれで終了です。検査結果は詳しく聞きませんでしたが、問題はなかったようですね。
いよいよこの次の週には、入院と手術ということになります。そちらはアッサリとまとめようと思いますが、まだもうちょっと続きます!





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