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1月も終わり

2011年01月31日 | もやもや日記


今年も1ヶ月が終わってしまいますね。

このあいだ、寒いので鍋的なものを食べようと、張り切って「豚しゃぶ」にしました。電気式のホットプレートの専用鍋で、ぐつぐつ煮ながら豚肉をおいしくいただいていたら、ちょうど半分くらい食べたところで、鍋のグツグツ加減がどんどんと弱まっていきました。「あれ? 電源切ったっけ?」と確認しますが、メモリは最大限になったままです。でも、電源ランプが消えている……こ、これは……(ヽ´ω`)

嫌な予感は的中し、しゃぶしゃぶ途中でまさかの故障。なぜ! あと20分ほど我慢してくれれば、どうにか無事に食べ終えることができたというのに、なぜこのタイミングなんだっ!?(´;ω;`)
しょうがないので、しゃぶしゃぶの後半は、普通の鍋に具を移し替え、豚肉と野菜を単に煮ただけの料理と成り果ててしまいました。無念でした。。。


あと、寒いせいか、部屋の窓の結露がすごい。水滴が気持ち悪かったので、朝、きれいに拭き取って、換気がてら窓を開けっ放しにしてあります。なので寒い。ほぼ外。暖房? 点けてないですよ。まあ、昼間は日が当たるので結構あたたかいのです。室温は8度くらいはあるんじゃないですかね?(期待値としては) ともかく働いていれば寒くないから大丈夫…のはず……座りっぱなしの作業だけども……。


座りっぱなしと言えば、さっき椅子から立ち上がろうとしたら、左脚が痺れていて、しかも痺れていることに気がつかず、膝がまったく言うことをきかなくてあやうく転びそうになりました。操り人形の脚みたいになっててウケました。アハハ! …うーむ。トレーニングが足らないのかなぁ。そうなんだろうなぁ。あー、腹減った。寒いとお腹が空きますよね。



というわけで、1月の終わりは独り言更新となりました;
明日からは2月だから、もっとちゃんとしなきゃ!







『未来世紀ブラジル』

2011年01月30日 | 映像

1985年 イギリス

監督:テリー・ギリアム
出演:ジョナサン・プライス/ロバート・デ・ニーロ/イアン・ホルム/キム・グライスト


《あらすじ》
20世紀のどこかの国。情報局の小官吏サムの慰めはヒーローになった自分が天使のような娘と大空を飛ぶ夢想に耽ることだった。ある日、書類の印字ミスから善良な靴職人が大物テロリストと間違われて処刑されてしまう。後処理のため未亡人のアパートを訪れたサムは、そこで夢の中の娘に出会う……。
『バロン』『12モンキーズ』の奇才テリー・ギリアム監督がイマジネーション溢れる映像で悪夢のような世界を描いたカルト的人気の伝説的作品。


《この一文》
“このほうがいい。
 身ひとつでどこでも行ける。
 書類に縛られるのはまっぴらだ。 ”





まるで狂気の世界。何度観ても凄い映画だ。この気持ちの悪さは何度味わっても慣れることができない。気が、変になりそう……。


《テリー・ギリアム祭り》第3弾というわけで、『Dr.パルナサスの鏡』『バンデットQ』に引き続き、傑作『未来世紀ブラジル』を観てみました。私がこの映画を観るのは多分これが4回目か5回目かと思いますが、何度観ても強烈な印象を与えてくれますね! あー、気が重くて夕飯が喉を通らなそうだよ!(食ったけど!) いかん、葬式の場面のことはもう忘れるんだ…! うぐぐ……ぐぉぉ!

気持ち悪いけど、しかし、やっぱり格好良い映画だなぁ! 薄暗い【情報局】も不気味でいい感じだし、タトル(ロバート・デ・ニーロ)もよく分からんけどイカしてるし、役人が終業時にみなロングコートに帽子を被ってぞろぞろと出て行くところなんかもカッコイイ。そう言えば、いつも思うんですけど、あの【情報局】の人たちが使っている「端末機」はめちゃくちゃ格好良いですよね。ああいうの、欲しいなぁ。ああいうモニターだったら、そしてああいう昔のタイプライターみたいなカタカタしたキーボードだったら、すごくいろいろ捗りそう!…みたいな(気分的に)(気のせいだろうけど)。
ま、しかし、格好良いけど、やはりとても恐ろしく不気味な物語であります。


これはまるで、なかなか目ざめることができない悪夢のような世界です。毒々しいまでに鮮やかに描かれる、そこらじゅうが狂気に満ちた世界。ブラックユーモアの面白さはもちろんありますが、同じようにブラックユーモア連発の『バンデットQ』がファンタスティックで明るい雰囲気なのに比べると、この『ブラジル』のほうはほとんど笑えません。私はとにかく、めちゃくちゃ恐ろしい。怖い。マジで怖い。


主人公のサムは【情報記録局】に勤める小官吏である。彼自身は家柄も良く頭脳も明晰であるにもかかわらず、退屈で平凡なこの【記録局】の仕事に満足していた。ところが、亡くなった父が有力者であったこともあり、サムに対してもやはりその出世を願う母親の手回しによって、知らぬうちに【情報剥奪局】へ昇進することになる。サムはいったんはその昇進を断ったものの、偶然その実在を知った「夢の女」ジルの身元を知る権限を得るために【剥奪局】に転属することに決める。


この物語には恐ろしいところがいくつもありますが、まずはあらゆる物事が書類によって管理されていて、書類に書かれた情報こそが絶対であって事実はそれに合わせてねじ曲げられるのが普通であるということ。書類の印字ミスでテロリストと間違われ、人違いであるかどうかを問われる以前に処罰を受けてしまう暗黒社会。書類さえ整っていればあとは万事オールクリアー。なんか実際にもどっかで聞いたことあるような状況ですが、いやはや恐ろしすぎますね。

また、そういった管理体制に反抗する勢力によるテロが頻発しており、街のあちらこちらで突然に爆発が起こり、被害にあったレストランには怪我人が続出しますが、その脇では一家が何事もなかったかのように食事を続行していたりするという、人々の社会に対する徹底的な無関心がうかがえるのも恐ろしいところです。ここに加えて恐ろしいのは、テロリストの姿がハッキリとは描かれないこと。どうやらそういう勢力が存在するらしいことしか分かりません。で、それに対応する体制側のトップの姿も描かれないところも、さらに恐ろしい。世の中の仕組みが本当はどのようになっているのだかが、極めてアヤフヤ。これまた実際にどっかで聞いたことあるような恐ろしさですね。

さらに、身体の表面的な美しさに異常なまでに執着する一方で、インテリア無視で建物内部を縦横無尽に走る太い配管の存在には無頓着であるような人々の歪んだ美意識なんかも恐ろしくてたまりません。サムのお母さん(とその友達の女性)の整形マニアっぷりは、いつみても、本当に、恐ろしくて恐ろしくて、もうダメって感じです。で、終盤あたりのお葬式のシーンのグロさはもうトラウマものですよ。あー、ここは何度観てもグロイわぁ。うわぁ……今までだってこのシーンを忘れたことはなかったけど、あらためて観ると、うへぇ…ぐわぁ……整形技術が悪だと言うつもりは毛頭ありませんが、なにごとも行き過ぎはよくないということなんでしょうか。

と、上にあげた3つの恐ろしい点については、私は以前から恐ろしいと思っていたのですが、今回久しぶりに見直してみて新たに恐ろしいと感じたのは、主人公のサムの狂いっぷりでしょうか。どうしてだかこれまでは気がつかなかったのですが、よく見ると、この人、かなりおかしいんです。めっちゃ怖い。けど、この「おかしさ」が重要なのかもしれませんね。観客にはサムの挙動が「おかしく」見えると思うのです。特に、夢の女ジルとの出会いの場面なんかではそれが顕著でありました。


サムは、書類の処理ミスによって誤って処刑されてしまった靴職人の家を訪れて、その未亡人に取り過ぎた費用(この世界では罪人は自身で刑罰にかかる諸経費を支払うことに決まっている)を小切手で返却しにいくが、そこで彼はいつも夢のなかで自分に助けを求めている美女の姿を発見する。彼女は靴職人の部屋の上階に住むトラック運転手ジルだった。ジルは、靴職人の逮捕が誤認であることを目撃し、それを役所に訴えようとしており、そのことによって彼女もまた逮捕されようとしていることを知ったサムは、どうにかして彼女を助けようとするが――。


夢で会った女を愛して、それに姿がそっくりな現実の女をも愛する。そして彼女のピンチを救いたくて奮闘するサムですが、やることなすことが裏目に出てしまいます。サムのジルに対する態度は、初対面でいきなり愛を打ち明けたり、被害妄想でトラックを暴走させたりするなど、最初のうちこそ不気味なほどに挙動不審なものですが、物語が進むにつれそれは次第に薄らいでゆきます。これは、サムが官僚的世界の気持ち悪さから脱却しつつあることをあらわしていたのでしょうか。そうかもしれない。今まで気がつかなかったな。

もうひとつ今回気がついたことは、サムの部屋の暖房が壊れて修理を頼んだら、もぐりの修理屋タトル(デ・ニーロ)が現われて違法修理をしてくれるのですが(勝手に修理するのが違法であるところがまた恐ろしい)、正規の修繕サービスの人間は修繕するどころか逆に部屋中をめちゃくちゃにしてしまうところが恐ろしい。そしてこの正規の修繕サービスの二人組は、何やら全身透明なビニールで覆われた作業着を着ている。おやおや、またまた「透明ビニール」だよ……。こないだ観た『バンデットQ』でも、暗黒城の悪魔達はこの透明ビニールで覆われた部屋で作業してるんですよね。なんだか知りませんが、ギリアム作品においては、この「透明ビニール」は悪のイメージらしい。な、なぜ…? どうしてなの??
それから、家事を自動でやってくれるメカに対する嫌悪感も、『バンデットQ』に引続き、ここでもやはりみられました。冒頭で寝過ごしたサムが、自動装置によって用意されているはずのコーヒーとトーストを口にする場面で、不具合があってコーヒーもトーストもいい加減な状態で出されてくるという。『バンデットQ』では、悪魔たちがやたらとハイテク派だったんですよね。あと、テレビのショー番組に対しても批判的な感じ。このへんについては、なんとなく面白いので、いずれもうすこし深く考えてみたいところです。



というように興味深い点はいくつもありますが、何と言ってもこの映画の最大の見所は、やはり「夢」の描写。物語のところどころに、サムの夢が、その現実とリンクする形で何度も挿入され、この夢の描写はとても幻想的で強く印象に残ります。鎧兜に槍を装備した巨大なサムライと戦ったり、地中から生えてくる2本の腕に足を掴まれたりしながらも、檻にとらわれた美女を救おうと、夢のなかのサムは戦います。夢と現実が何度も交差するうちに、どちらが夢で、どちらが現実なのか分からなくなるようです。そして、あの結末。(以下の1段落、ややネタバレ注意)

どちらが夢で、どちらが現実なのか。
この物語の主題は、この「夢」ということでもありましょうが、なかなか目を覚ますことのできない悪夢のような現実を描いた作品であるとすると、サムがその現実のなかで最後に見た「夢」は、閉ざされた悪夢的世界から彼が脱出するための唯一の手段であり、その夢のなかにあって、彼はあるいはようやく救われたとも言えるのでしょうか。どうなんだろうか。そう考えたいけれども、しかし、それにしてもこの後味の悪さよ……。恐ろしすぎるぜ、ほんと。あー、もうダメだ。。。




今のところ観たことのあるテリー・ギリアム作品のなかでは、この『未来世紀ブラジル』が最も素晴らしいというのが私の意見です。気持ち悪いだの恐ろしいだの言いつつも、なんだかんだで何度も観てしまう。そして何度観ても、そのたびごとに発見があり、考えさせられることがあるんですね。こんなに素晴らしい映画なのに、DVDが廃盤になりがちなのは何故なのだろう。おかしいなぁ。ま、私はもう持ってるからいいんだけどさ。この現代社会の抱える歪みに鋭く迫った名作だと思うのだがなぁ。…そのために、かえって世の中に出回らないんだったりして……なんつって。はは、そんな恐ろしいことがあるはずないよね?

ジョージ・オーウェルの小説『1984』との類似を指摘されたりもするらしい本作ですが、実際いくらか『1984』にインスパイアされて作ったと聞いたような気もしますが、私はザミャーチンの『われら』にも似ていると思いましたね。「恩人」とか思い出しちゃうかんじ。あと、あの結末の感じも『われら』っぽい。要するに、ものすごく私の好きな種類の物語で、それが素晴らしい映像になっているというわけですから、私はこの『未来世紀ブラジル』を、たぶんそのうちまた何度か観直すことでしょう。面白い。面白いですよ!



さっき軽く調べたところによると、『バンデットQ』『未来世紀ブラジル』『バロン』は「夢」にまつわる3部作なんだそうです。えっ、じゃあ『バロン』も観なきゃだわ! 大昔にテレビで放送されていたのを観た記憶はおぼろげに(かなりおぼろげに)ありますが、内容はほとんど覚えてないので、近いうちにちゃんと観てみようと思います。結構楽しかった印象があるんだけど、どうだったかなー?








うさぎグッズいろいろ

2011年01月29日 | もやもや日記




うさぎ関連のあれこれが、いろいろと集まってきました。うさぎ、可愛いぜ!


まずは、うさぎの箸置き。台湾で購入。水牛の角かなにかでできているそうです。



結構渋い顔をしているのがまた可愛い(^_^)


つぎに、まえに友達のakikoさんからもらった、うさぎの手袋。



可愛すぎてもったいなくて、実際に使用したことはありませんが、たまにはめてみては、「こんにちは」「やあやあどうも」みたいな独り人形劇に興じたりしています(^_^)


3つ目は、うさぎのロウソク。



こないだ神戸へ行った時に、手作り体験に参加して自分で絵をつけてきたもの。絵付けは楽しい!


4つ目は、うさぎのチラシ。



お正月くらいに、郵便受けに入れられていたマンション購入チラシに添付されていたもの。うさぎがお辞儀をしているのですが、なんていうか、この全然お辞儀しているように見えないところがツボりました。人を馬鹿にしたような顔つきがなんとも言えず加虐心をそそりますね(^_^)ハァハァ引っ叩きたい。
【サーセン】←ちょっとこれに似てる;



今年はウサギ年だから、ウサギ関連グッズが多く出回りますかね~。でも、よく考えてみると、干支がもてはやされるのは年末年始くらいで、あとは別に普通ですもんね。年の瀬になってようやく「あ、そう言えば今年は○年だったなぁ」と思い出すくらいですし。
私はネコとペンギンの次くらいにウサギが好きですね。あーでも、鹿も好きだなぁ。あ、犬を忘れてたなぁ。あ、カエルも好きだったわ!

というわけで、動物の形をしたものがとても好きで心惹かれてしまうので、これからも私の収集癖はおさまらなさそう(^_^;)






天上ウテナと私

2011年01月28日 | 学習



 ウテナ、美しい薔薇。



『少女革命ウテナ』というTVアニメシリーズがあって、私はそれを大好きなのですが、どれほどウテナを愛するかを語る私の語り口があまりに熱すぎると、よく言われます。残念ながら今のところ私の周囲にはウテナを通して観た人があまりおらず、「熱すぎる」と言われようとなんだろうと、それでも実はまだ私は本気の熱さを見せるには至っていないのでした。あれ以上どう熱くなるのか、私にも分かりませんが、ウテナの存在は私の熱情を掻き立てるのです。

しかし、闇雲に熱くなってみても、それだけではどうにもこの情熱を、また素晴らしいところの多すぎるこのアニメの魅力についてを、すっかり人に伝えきることはできないらしいことは過去の経験から私もそろそろ理解してきました。そこで、今回は少し冷静になって、もっと的をしぼって、まずは『少女革命ウテナ』の主人公 天上ウテナと私との出会い、ウテナとは私にとって何者であるかということについて書いてみたいと思います。


テレビ東京で『少女革命ウテナ』が放送されたのは1997年のことで、当時私は21歳の大学生2年生でした。週1回、夕方6時からの放送に間に合うようにあわてて帰宅して、毎週欠かさず視聴したものです。私の性格からすると、万が一にも見逃さないようにビデオ予約もしていたはず。あのころは結構まめな性格だったのです。それはともかく、いつも次の週の放送が待ち切れないくらい、私はたちまちウテナに夢中になりました。このシリーズは全部で39回ですが、その熱狂は最後まで途切れることはありませんでした。

まずこの『少女革命ウテナ』とはどういう物語なのか、またウテナとはどういう女の子かを簡単に説明すると、彼女は「鳳学園」に通う14歳、ピンクの長い髪に、黒い男子用の学生服。その男装のことで先生からいつも叱られている。自分のことを「ボク」と言う彼女は、幼い頃に「王子様」と出会い、その素敵な王子様に憧れるあまり、みずからも王子様になることを決意したのです。学園内で「薔薇の花嫁」を巡って繰り広げられる決闘、そのたびに勝者のものとなる「薔薇の花嫁」を演じるアンシーという同じ年の女の子を守るために、ウテナは決闘に挑み続ける。というお話。ウテナは王子様となって、アンシーを守りきれるのか、それとも……



ベストショットを探すべく、またDVDを見返してしまった…



21歳で、私はウテナと出会いました。そしてその時私はたしかにウテナを愛しました。振り返ると、当時の私はもしかすると今よりもずっとウテナに近いところにいたのかもしれません。けれどもあの頃の私は、あまりにもものを知らず、あまりにも盲目で、私が立っていたその場所がどういう所かも、またそこから先をどう歩いて行くべきかについても考えなかったから、どのみちいずれはウテナから遠ざかってしまったでしょう。私はある意味で無垢でしたが、それだけではしかし、どのみち彼女を忘れてしまったに違いありません。

21歳の私はたしかに、あの気高くて、いつも優しく美しかったウテナを愛したと思ったけれど、彼女の深いところまで辿り着けていただろうか、彼女の革命の意味と目的を少しでも真剣に考えたりしただろうか。私はその後もずっと目を閉じたままで世の中を渡ってゆくつもりでしたので、私はウテナを愛したつもりでしたが、私に革命が起こることはありませんでした。そうして私は次第にウテナを忘れてしまった。その後ずっと長いこと忘れたままでした。やがて、目をつぶったままで歩いていればそれは当然のことだったかもしれませんが、私は自分で掘ってそのままにしてあった大きな深い穴に転げ落ちました。そこで初めて少し目が開いたようです。痛みのなかで見た世界は、私が思っていたようなものでも、望んでいたようなものでもありませんでした。うっかり落ち込んだのか、それとも故意にそうしたのか、どうだったのか。どちらにせよ、目を閉じてあてもないままに行けるところなんてなかったのかもしれません。

そうやって私がウテナを忘れたまま、転げ落ちた冷たく薄暗い底を這いつくばっている時にも、彼女は私にあるものを残しておいてくれました。そのことに、ずいぶん経ってから私は気がつくことになります。

TVアニメシリーズの本編に、次のような場面があって、ウテナがアンシーに向かって「10年後に、ボクたちは、またこうして一緒にお茶を飲んだりできればいいよね」と言うのです。そしてちょうど私がウテナと初めて出会ってから10年ほどが経過し、彼女を忘れたままの私が世界の全てを呪う勢いでいたその頃、どうしてだか不意に彼女をふたたび思い出したのです。転げ回っているうちに、知らず知らず、彼女へと近づいていたのでしょうか。突然、胸の奥に一輪の美しい薔薇が咲こうとしている、あの感覚が甦ったのでした。

この2度目の出会いは、もはや単なる熱狂では終わりませんでした。私はもっと深い所まで降りて行きたいと思ったし、またようやく降りて行けるような気がしました。この時にはこれまでの経験によってウテナはより一層魅力的に見え、これまでの思慮によって彼女の優しさをより深く感じることができました。もっとも、今でもなおウテナについてすっかり理解できたわけではありませんが、でも、分かったことがあります。私はウテナを忘れてしまったと思っていたけれど、ずいぶん経ってから再び出会ったのだと思っていたけれど、彼女ははじめから消えてなどいなかった。ひとたび出会ったら、決して消えることのない存在。たとえ離れてしまっても、心はいつも寄り添っていてくれる。気高く美しい彼女は誰のものにもならないけれど、もし彼女を一度でも愛したら、その全ての人に優しい微笑みを一輪の薔薇に変えて惜しみなく分け与えてくれる、たぶんそれがウテナという人物でした。

ウテナの薔薇は、私が力弱い手で掻き集めた美しいものをしまってある心の奥深くにひときわ輝くもののひとつです。その花は開いてはいませんが、いつか開くかもしれないという予感を秘めて、まっすぐにのびた茎の上についています。この薔薇は私にとって、美しいものの象徴であり、美しいものへの憧れの象徴であり、そこへまっすぐに向かおうとする情熱を象徴してもいます。ウテナについて語ると私は熱くなる、それは当然のことです。たとえばつまずいて、もうこのまますべて泥沼に沈んでしまえばいいと思うことは何度もありますが、そのきわのところで私を踏みとどまらせるもののひとつが、この薔薇です。もうだめだと、どうせだめだと思うとき、「でも、もしかしたら…」と思わせてくれるもののひとつが、この薔薇なのです。私はこれまでに多くのものを諦めてきましたが、無為の侘しさのさなかにも、どうしても諦め切れないもののひとつが、この薔薇なのです。私の情熱に根づいた、この美しい薔薇を消し去ることはもう出来ない。私がウテナを語るとき、私は私の情熱についてを語ろうともしているのでした。熱くならないはずがない。私がウテナを語るとき、馬鹿げて見えたって、まるで人が変わったように見えたって構わないんだ。むしろ「ウテナ? ああそういうアニメもあったよね」なんて冷めてしまうことがあったら、そのときこそ心配して欲しい。そんな私は認められない。その時にはおそらく、私は精神的な「死」を迎えているでしょう。そのほうがずっと深刻だ。でも、そんなことにはならない。私はきっと、もっと熱くなれるはず。

ウテナは私の情熱を掻き立てる。熱くなる、美しいものへ向かってゆくまっすぐな思いを持つ、これは、泥まみれで諦めがちな私のもう一つの側面なのです。もしかしたらこの気持ちをあなたにも分かってもらえるのではないかと思って、つい熱くなってしまうのです。この薔薇が、あなたにも美しく届くのではないかと思って、つい熱くなるのです。







ウテナ、私の、気高く優しい、美しい薔薇。
この胸の薔薇はいまだ蕾の状態で、咲く気配はないけれども、どうか私の熱い血と魂を糧に大きく膨らんで欲しい。咲かずに終わっても構わない。けれど、終わりのそのときまで散らさぬよう、枯らさぬよう、私を燃やしつづける。そして、もしもいつかこの薔薇が開くとしたら、そのときにはきっと。いつか、そのときには。






いつかそのときにはきっと、かつて私が願ったように、いまでも同じく願うように、君と僕が出会うこの世界で、すべてが、美しく、輝き始めるだろう。







ウサギのこたつサロン

2011年01月26日 | 手作り日記




ぬくぬくと、寒い冬の間、巣穴のなかでは
ウサギ(炬燵部)たちが「おこた」で温もり続けるのでした。

ぬくぬく、もぐもぐ。
ぬくぬく、ぴこぴこ。
ぬくぬく、すぴすぴ。

ぬくぬく、ぬくぬく。春まで続く!





ウサギブーム継続中で、「文芸部」「手芸部」につづき「炬燵部」も描いてみました。コタツ布団の色が決まらなくて、正月明けからずっと試行錯誤、仕上げに10日間もかかってしまいました。そんなに時間をかけたけれども、結局これでよいのかどうなのか、色彩感覚に乏しい私にはよく分からなかったり…(ヽ´ω`) でも、なんか…こういう色合いのチョコレート菓子のパッケージがあったような気がするなぁ。

で、「こたつ」。

「こたつ」があったら、きっとこういう生活態度になるんだろうなーと想像して、ウサギ部屋の散らかった雰囲気を演出してみました。うちにはもうずいぶん前から「こたつ」がないので、「こたつ」に格納されて過ごした日々の、彼方の記憶を呼び出してみたわけです。「こたつ」で寝ると、途中で熱くなってきて、布団の際まで退却してウンウンとうなされながらもまだ寝続けたりするんですよねー。あと、ご存知の通り、「こたつ」に入って食べるアイスの美味しさは別格。そして、なにより「こたつ」と言えばミカンが欠かせないアイテムですよね。

あー、うちにも「こたつ」があったらなぁ! たまには私もダラけたい!(←えっ!?)






最近のこと

2011年01月25日 | もやもや日記





私は寒いのはわりと平気な方で、日中はほとんど暖房器具を作動させないで過ごしているような変人なのですが、さすがにいくらか疲れてきたのか、ちょっと首を傷めそうです。縮こまり過ぎなんでしょうかね……(ヽ´ω`) たまには伸びをしないとな。そういうわけで今、廊下でスクワットやストレッチをするのがマイブーム。なぜ廊下というに、何もないので集中できるっていうかー。


昨日は、近所で猫がケンカしているのを目撃しました。灰色っぽいのが、茶色っぽいのに、フギャッとパンチをかましていました。逃げる茶色。追いかける灰色。それを追いかける私。
追いかけていくと、灰色のと目が合いましたが、いつものように「フンっ」という顔をして向こうへ行ってしまいました。フヘヘ(´∀`*)猫はなにをしても可愛いなぁ。


それから、正月明けに実家からチョコレートや果物などをたくさん送ってもらったのですが、あらかた食い尽くしてしまいました。あと板チョコが2枚残っているだけです。いやー、食ったね。。。寒いと腹が減るんですよね。


えーと、それから、このあいだちょっと無駄な買い物をしてしまって、それをオークションに出品していくらかでも回収しようと目論んだのですが、あまり回収出来ませんでした。あうー。ま、しかたないね。こういうことは早く忘れてしまうに限る! わ、忘れろ! 忘れるんだ!(´;ω;`)


てなかんじで微妙に冴えない日常を過ごしておりますが、地道にお仕事をこなして、上昇気流を捕まえたいと思います! 働け、働け!!







20110122(土)梅田→弁天町

2011年01月23日 | 旅の記録

梅田の茶屋町のあたりに
昨年末にオープンしたばかりの
【maruzen&ジュンク堂】




昨日、土曜日の概要はこんな感じでした。

昼過ぎにこれから仕事へ行くというK氏とともに家を出て、梅田で一緒にお昼を食べる。ついでに新しくオープンしたジュンク堂へも行ってみる。
夕方までひとりでブラブラして、ユキさんと会う。その後一緒に、弁天町に来月オープンするというkajiさん関係の珈琲店のプレオープンイベントに参加させてもらう。

ということが、以下に詳しく!
 ↓↓



*12:30 梅田

K氏と茶屋町に出来たばかりのジュンク堂へ行ってみました。池袋を超える日本最大級の規模だそうで、なるほど大きい。これは見応えがありますね! とりあえずは地下のコミックフロアをのぞいてみましたが、なかなかの品揃え。でも、気のせいかもしれませんが、こないだ行った【ジュンク堂(難波店)】のコミックフロアの方が広々して見やすかったかなぁ。建物の通路がやや狭く、窮屈な印象が否めません。うん、でも、梅田という近場にこれほどの大型書店が出来たことは、私としては喜ばしい限り。今度は朝から来て、あちこちじっくり探索してみようっと!

その後で、ものすごい空きっ腹を抱えながら、茶屋町から真反対方面の堂島あたりまで地下街をえんえんと歩いて、【ジュンク堂(堂島店)】の近くのモスバーガーへ。友達が「塩バターチキンバーガー」がおいしかったと言っていたので、私も食べてみたかったのです。「モス! モス!」言ってたら、なんかK氏がおごってくれました。とりあえず「ごちそうさまでした」と2度ほどお礼を述べておきました。ごちそうさまでした。おいしかったですよ! でも腹が減ってたから、もうちょっとガツッと食べごたえのあるもの(トンカツとか)も食いたかったね!


*16:30 早めの夕食

夕方までジュンク堂および阪急周辺をうろうろして、4時半にビックマン前でユキさんと合流。さっそく近場で早めの夕食をとりました。なぜかユキさんと一緒の時は、パスタか揚げ物の2択になってしまうのですが、この日もやはり定番のパスタになりました。美味しいんだからしょうがないですよね。
そして食事中には、ユキさんから興味深いお話をうかがいました。「私の家族観」と「ユキさんの家族観」はまったく違うもので、私は家族というものをそういうふうに考えたことがなかったので、とても新鮮でした。勉強になった。なんか、もう一歩進んだことを考えられそうな予感。


*18:00 弁天町へ

ご飯を食べて盛り上がっていたら、なんやかんやで時間が過ぎてしまい…。イベントは5時くらいから始めると聞いていたものの、現地に着いたのはちょうど6時くらいのことでした。kajiさんが駅まで迎えに来てくれて、でもお店はすぐそこにありました。
正式な開店はまだもう少し先だというそのお店は、白地に緑色が印象的な、天井が高くて開放感もある、とても素敵なお店でした。昼間は喫茶店、夜はすこしお酒も飲めるようなお店になるんだそうです。この日は、手作りのおかずを何皿か用意してくださっていて、私もユキさんもそれらを美味しくいただいたわけです。コーヒーもいれてもらったのですが、非常においしかった! やっぱ人にちゃんといれてもらったコーヒーというのは美味しいですね。あと、コーヒーカップがデカくて、ものすごく嬉しかったです。サイフォン式らしいですが、調理場に隠れて見えなかったので、カウンターからそれが見れたら楽しいなぁ♪
来月、オープン後にまた必ず来ようと思います!

 コーヒーもお料理もおいしかった!

で、オーナーやkajiさんが一生懸命サービスしてくださり、何杯もコーヒーや紅茶をいただきながら、私はユキさんとこの夜もひたすらしゃべりまくりました。いつも面白いけど、この日のユキさんもやっぱ最高に面白かったです。とても楽しかった!
私もつられて興奮して、なにかの拍子でまたしても『少女革命ウテナ』の話をしてしまいました。ユキさんがおっしゃるには、「ウテナの話になると、ノトさんてちょっと人が変わってしまったように見えるね」ということでしたが、え、そうでしょうか…ああ、でもそうかもしれません。私はその話になると急に、なんだかあり得ないくらいに興奮してしまいますよね。うんうん。なぜこんなに興奮してしまうのか、帰宅後に落ち着いて考え直してみたのですが、少し理由が分かった気がします。とりあえずユキさんには「ウテナ」を猛烈にプッシュしておいたので、ダメ押しとなるような文章を近いうちにさらに書き付けようかという気力が満ちてきました。今なら少し書けるような気がする!! あの熱狂を、あの素晴らしさについてをうまく取り出せそうな気がするぜ!

忙しい合間をぬって、kajiさんもお話しに来てくれましたが、今度の漫画合宿はなにやら豪華版になりそう(^_^) あー、楽しみ! 遊びの計画をいくつも立てて、今年も楽しくなりそうです! へへへ!


*23:30 帰路

遅くまでお店に居残って、すっかり夜が更けてしまいました。オーナーとkajiさんにご挨拶をして、お店をあとにしましたが、冬の夜は寒い! さささ寒いですね…ガクガク…と震えながらユキさんと夜道を歩きました。駅が近くて良かったなぁ。ガラガラの環状線に乗り込んでからも、まだ少しユキさんとおしゃべりを続けます。どこまで話しても、まだまだ話すことがあるような気がしますね。こういう会話によって私の考えていることがさらに発展してゆくというのは、すごくいいなぁ。楽しいですしね。次の時にもよろしくお願いします!




というわけで、土曜日は夜遅くまで楽しく過ごしました。
さて、ウテナのDVDでも見返すか…(^o^)






猫チョコ!

2011年01月22日 | もやもや日記


このあいだK氏が買って来てくれたベルギーの【猫柄チョコレート】の箱を開けてみました。チョコレートは透明なプラスチックの容器にピシッと並べられています。チョコレートをこういう透明容器に詰めるってちょっと珍しいかも。茶色の容器が多いですよね。






箱と中身を重ね合わせてみると、ご覧の通り、内容が完全に一致しています! チョコレートの大きさも、猫が二匹向かい合ったデザインも、パッケージに写っているものとぴったり同じ! これは地味に凄い。それにしても可愛いな(´∀`*)

ほら、この通り↓並べてもピッタシ!




猫の柄はこういう感じ。か、可愛いのう~(´∀`*)!






とりあえず、箱を開けただけで満足しました。食べるのはまた後日。可愛すぎて食べられないので、しばらく眺めて過ごそうと思います。ぐふふ。






もわもわするアレコレ

2011年01月20日 | もやもや日記

猫の右目と左目。






最近、もわもわすることがいくつかありました。

まずは、左目。このところ本気で視力が落ちていて、ちょっとマズイ気配です。これまでは悪くなったといっても、視力測定ではせいぜい「0.9」くらいでしたが、今はそれより悪いような気がします。測ってないから分かりませんけど。

どのくらいに悪いのかと、試しに、廊下を通りがかった際に、洗面所の鏡を左目だけ開けてのぞいてみたところ、ぼやぼやとした黒い亡霊のようなもの(黒尽くめだった私…?)が写っていて心底たまげました。体の輪郭はぼんやりと認識できるものの、顔のつくりをまったく把握出来ず、黒い影の上の方に顔っぽく丸い白々した部分がこちらを向いていて、それが大層恐ろしかったです。目が悪いって結構怖いんだなぁ。ついでに右目はずっと「2.0」を維持してきたのですが、これも最近は怪しい……「1.2」くらいになってそう(ヽ´ω`) これは、いかん! 私から目の良さを取ったら、もう何も残らないじゃないか……グハ
ともかく、普段からなるべく遠くを見るように心がけよう。今なら戻れると信じたい…!


もうひとつもわもわしたのは、鶏肉のトマト煮込み。
先日の夕飯に、鶏肉のトマト煮込みを作りました。私は簡単なこの料理が好きなので、しばしば作るのです。その夜も普通に鶏肉とキャベツなどをトマト缶とともに煮込んで食卓にあげ、私は普通にガツガツといただきました。
ところが、K氏はなんとなく片付かない顔でモグモグとやっている。

nt「なんだ、どうした? 文句でもあんのか?」
K「いや別に……ただ…」
nt「ただ、何だ??」
K「いや不味いって言うか……美味しくも不味くもない、こう、もわもわした味わいですね」

も、「もわもわした味わい」とは何だ! と私は一瞬ムカッとなりかかりましたが、そう言われると確かにもわもわしていましたね、私の作ったトマト煮込みは。私自身はこういう味わいに慣れ過ぎてて気がつかなかったけど、なるほど美味くも不味くもない、トマトと鶏肉を一緒に煮込みましたね、というだけの味わいですわ。イタリア料理店なんかでこんなお皿が出て来たら、余裕でキレるレベル…! 味も素っ気もない料理のことを婉曲に伝えようとするなら「もわもわした」というのは、なかなか面白い表現であるかもしれません。ハハハ、K氏もなかなかやるな!

そういう感じでその場は和やかにおさまりましたが、それにしても私は日頃から美味しいものを食べたいと思っているのに、そして美味しいものは美味しい!と思うのに、自分で作る料理の味はすこしも向上しないのは何故なのかともわもわしてきました。工夫や気配りはしているつもりですが、たぶん、そもそも味がしなくてもそこにそれほど疑問を感じずにそのまま食べてしまうのが問題なんだな。客観性とか向上心がないっていうか、もしかしたら、これは仮定だが、…し…舌が馬鹿なんじゃないだろうか……? いやまさかそんなはずは。食べ物に関する好き嫌いが無いのも、もしかしたら、これは仮定だが、…み…味覚が鈍いだけなんじゃないだろうか……? いやまさかそんなことあるわけn……


もわもわした。もわもわするなぁ。まあ、たいしたことじゃないけど!
ほんとどうでもいいことに、今日も爽やかにもわもわしています。







クマ顔のドーナツ

2011年01月18日 | もやもや日記

そこはかとなくドヤ顔のクマ君。



昨日はK氏がお休みだったので、昼過ぎに一緒にミスドへ行ってきました。年末にミスドの「福袋」を買うのが恒例となっているのですが、福袋にはかならず「ドーナツ引換券」が入っているので、その消化のために。それにしても今年のカレンダーは小さくて控え目であったことよ。壁にかけたら、文字が小さすぎて全然読めないぜ!…っていう。いや、いいんですけどね、おまけでいただいたものですし!(^_^;) 福袋にはそのほかに、【りらっくま】グッズがいくつか入っていました。なんかいつの間にかミスドの景品用キャラクターが【りらっくま】になっていた。このところミスドにおけるポンデライオンの影が薄い気がするのは、私だけでしょうか? そうでもないのかな?? 最近あまり通ってないからな。


というわけで、久しぶりに行ったミスタードーナツで、最近発売になったらしい「クマのドーナツ」と引き換えてみました。上の画像の通り、クマの形をしています。しかし、このクマはどうしてこんなに「ニヤリ顔」をしておるのか。。。くっ。でも可愛い(´∀`*)
中味は、「チョコリング」の生地の中にホイップクリームが入ったみたいな感じの味わいでした。目玉と口元がチョコで出来ていますね。まずまず。
このクマシリーズは、ほかに「イチゴ」と「キャラメル」味があったようです。「イチゴ」のルックスはいささか衝撃的なものがありましたけれども……。(ちょっと具合悪い…みたいな…?)

クマのドーナツもよいですが、私は春先に時々売られることのある「抹茶チョコファッション」が好きなので、出来ればあれをレギュラー商品にしてほしいかなぁ(ヽ´ω`)
でも、やっぱ、こういう何かの形をした食べ物って、楽しいよなぁ!