正直に言うと、第一楽章の後半の「タタター タータ ター!」というところで何故か泣きました。なんたる旋律! 苦しいと思ったら、息をしてなかったかも。あぶなかったぜ……。私はCDできいているだけでもやばかったのに、演奏家などはいつもこんな音楽に触れて感激していては、とても身が持たないのではないかと心配になります。いや、息も絶えんばかりの感動は、逆に心身に良いかもしれません。いまや私は、身も心も真っすぐにどこまでも伸びてゆきそうではないですか。(単純)
さて、名前だけは知っていたシベリウスをきいてみました。素晴らしいですねー。雄大です。美しいです。好きになりそうです。というか、なりました。
ここで軽く調べたら、シベリウスがこの「第一番」を作曲したときには、自堕落な生活を送っていたらしいです。まあ、乱闘騒ぎまでおこしたんですか……。しかしこれほどの才能を持って生きていたわけですから、よそめに自堕落に見えたからと言って、シベリウスを非難することなど到底できません。むしろ、そんな自堕落な生活の中で生み出された旋律がこんなにも美しいという事実は、私に人間という存在の複雑さとその可能性の無限について教えてくれるようです。素晴らしい。
私は特に「第一楽章」が気に入りました。本当に雄大です。音をきいているのに、空間がどこまでも広がってゆくところがありありと目に浮かぶではないですか。私の個人的なイメージでは、色は緑と空色。気持ちがいい。できることなら、いつまでもここにいたいものです。
「第二番」も人気があるらしいので、そのうちきいてみたいと思います。私も以前からちょっと興味があるフィンランドの民族叙事詩『カレワラ』に基づいて作られた「交響詩」も沢山あるみたいなので、読んだらきいてみよう。もしくは、きいたら読んでみよう。交響詩「トゥオネラのレミンカイネン」、「夜の騎行と日の出」などなど、タイトルが素敵。
さて、名前だけは知っていたシベリウスをきいてみました。素晴らしいですねー。雄大です。美しいです。好きになりそうです。というか、なりました。
ここで軽く調べたら、シベリウスがこの「第一番」を作曲したときには、自堕落な生活を送っていたらしいです。まあ、乱闘騒ぎまでおこしたんですか……。しかしこれほどの才能を持って生きていたわけですから、よそめに自堕落に見えたからと言って、シベリウスを非難することなど到底できません。むしろ、そんな自堕落な生活の中で生み出された旋律がこんなにも美しいという事実は、私に人間という存在の複雑さとその可能性の無限について教えてくれるようです。素晴らしい。
私は特に「第一楽章」が気に入りました。本当に雄大です。音をきいているのに、空間がどこまでも広がってゆくところがありありと目に浮かぶではないですか。私の個人的なイメージでは、色は緑と空色。気持ちがいい。できることなら、いつまでもここにいたいものです。
「第二番」も人気があるらしいので、そのうちきいてみたいと思います。私も以前からちょっと興味があるフィンランドの民族叙事詩『カレワラ』に基づいて作られた「交響詩」も沢山あるみたいなので、読んだらきいてみよう。もしくは、きいたら読んでみよう。交響詩「トゥオネラのレミンカイネン」、「夜の騎行と日の出」などなど、タイトルが素敵。