青い顔の人がバルガス=リョサ。
眼鏡の人の右上。
たまには時事ネタを。
ペルーの作家マリオ・バルガス=リョサが、今年のノーベル文学賞を受賞したというニュースを見ました。え! まだ獲ってなかったのか! 私はてっきりもう貰ってたんだと思っていましたが、それにしても、いや実に素晴らしいニュースですね。
私はバルガス=リョサ氏の作品はいくつか読んでいますが、この方ご自身のことはあまりよく知りません。ニュース映像を見る限りでは、非常にハンサムな方ですね。試しにgoogleさんで画像検索してみたところ、映画俳優みたいに素敵な顔写真が唸るほど出てきました。はぁ~、こんなソフトな物腰の美しい顔をした人が、「子犬たち」(上の『ラテンアメリカ五人集』収録)みたいな残酷なお話を書くのかと思うとゾクゾクしますわね。これまで作者のルックスに注目したことはありませんでしたが、リョサ氏については、今後は新しい眼差しで読んでゆきたいと思ったのでした。あら、私ったらとんだミーハーだわ!
先日ちょうど岩波文庫から『緑の家』が出たばかりなので、これは売れるんじゃないでしょうか。今のところ私の手元にあるのはアンソロジーに収録された短篇のみです。長篇はひとつも持っていません。というのも、どれも入手困難なんですよね。これを機に各社から再版されることを切に願っております。特に
『世界終末戦争』を! お願い!!