ぬる鑑

                     ぢゃ、ぬる鑑で。

団塊マネーの使い道

2008-02-04 08:27:58 | 不動産鑑定
本日の天気は

今朝はコケそうでコケないみたいな状態でしたが、なんとか無事出勤できました。

青梅マラソンも中止されたほか、関東では200人以上もの人たちがケガをされたそうで、どうかお足許には充分お気をつけください。

さて、昨年来はじまってる「団塊世代の退職」について。

あるシンクタンクの試算では、2007年度に支給された退職金の総額が、なんと13兆円を超えるといわれております。

現在の日本の人口割合は、64歳以下で約80%、65歳以上が約20%で推移しているんですけど、この先も64歳以下の漸減、65歳以上の漸増というパターンで推移していくとみられており、ざっと2035年頃には、65歳以上が30%を突破、その先の2050年には35%を越え、65歳以上の人口比率がイタリアやスウェーデンを抜いて世界で最も多い国になるらしいです。

そんでもって、2005年度の内閣府のアンケート調査だと、定年を迎えた人による老後の資産の使い方としてもっとも回答が多かったのは「できるだけ子孫のために残す」という意見なんですけど、ぢつはその4年前の調査結果よりもこの数値、なんと減少しているんですね~。

一方で、「自分の老後を豊かにするために活用する」という意見が明らかに増加してて、この傾向は大都市になるにつれ顕著なんですってよ。

但し、活用したい気持ちはありながらも実際の使い道には当の世代の方々にも迷いがあるようです。

今後、この「団塊マネー」をどう消費するのかが、景気浮揚に向けた大きなカギの一つになるのは間違いないでしょう。

目先のことで足許をすくわれぬよう、さまざまな策を練ってかねば世の為ヒトの為になる行いは果たせぬ故、いやはや、またもや一週間、がんばりましょう。
コメント
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