ぬる鑑

                     ぢゃ、ぬる鑑で。

マジメにやったツケがこれじゃあねぇ

2008-08-29 08:02:54 | 不動産鑑定
本日の天気は

まー、ホント、よく潰れるもんです

例のサブちゃんの余波が大本であることはマチガイないとして、日本の不動産市場が変調を来した直接的な原因は大体が、

①不動産価格の下落への転換
②金融機関の極度のリスクテイク
③建築行政の混乱
④建築資材・費用の高騰

ってな感じでしょう。

前・小泉政権時に株価暴落が起こったのち、某大手銀行救済を実行した2003年以降、海外資本が多数のファンドを組成のうえ首都圏の不動産を買いまくった結果、昨年にかけて首都圏を中心とする大都市の地価はみるみるウチに急騰しました。

また、この間、「JAPAN」「USA」「UAE」「3L」「3S」等、新興不動産デベロッパーは、テナントや借家人のいる物件や権利関係の複雑な不動産を取得、権利関係を調整したうえで収益物件を建ててファンドに売却するビジネスモデルを構築し、急成長しておりました。

これらによってもたらされたモノは、結局のところ「外国資本への巨大な利益獲得機会」にすぎなかったような気がします。

でもって、じゃぽんに残ったのは、戦後最悪の失業、倒産、自殺かなー、みたいなね。まさに負の連鎖です。

ただ、思うに、おそらくですけど、もっと早い段階でコレは充分防げることだったんだろうと、そう考えてるのはきっとわたくしだけではないでしょう。

建築確認問題しかり、金融問題しかり、民間業者からすればもともと防衛する手段を持ち合わせていないワケですから、政策ひとつでコロっとイっちゃうことくらい誰の目にも明らかだったハズなのです。

にもかかわらず、ですよ。

迅速に対応できなかったそのツケが、いま国民に回ってくるって結果になってる事実を、一小市民として深刻に考えざるを得ない状況ってのがね、やっぱ異常な事態だと思います。

弱者ですから必死こいてやりますけど、なんとかなんないんすかねぇ?ホント、たのんますよ、マジで。

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コメント
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