ぬる鑑

                     ぢゃ、ぬる鑑で。

メンテあっての経済価値

2017-03-09 05:59:46 | 不動産鑑定
本日の天気は

もー、アレだな。家はコレでいいな。うん。



こんなん、開発利潤も少なくて済むだろうから、配分法も楽チンだし。

そういやぁ、国交省の調査によると、所有者不明の私有地ってのがザっと2割くらいあるみたいね。

わたくしめも職業柄、不動産、特に相続にまつわるご相談を受けることが多いんですけれども、何と言うのか、こーゆーご相談をしに来る方々ってのは、皆さんマジメでして、これはすったもんだあったとしても、最終的には落ち着くところに落ち着かれます。

問題は、問題意識も何もなく、ただ面倒だ、煩わしいってんで放ったらかしになっちゃうパターン。

これが、2割。

自分が過去に携わった案件の中では、60人っちゅーワケのわからない数の相続人が集計されたことがございましたけれども、聞くところによると150人なんてケースもあるそーです。

個々に同意のハンコもらって、なーんてやってたら、進むものも進まない。

空家対策なんぞも、こーゆーのに出くわすと、ホント、すっげー時間と手間ばかり掛かっちゃう。

土地も建物も、使ったり持ったりするのはケッコーなんですが、やっぱ、物的・権利的な維持、メンテが全てなのです。

それがあっての経済価値なので、そこいら辺の結びつきを明らかにしていくことが、我々の責務の一つなのかもしれませんなぁ。


↓Instagramでも御休憩をっ!

Instagram
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする