ぬる鑑

                     ぢゃ、ぬる鑑で。

コンパクトの意味

2017-11-29 05:58:43 | 不動産鑑定
本日の天気は

なんぞそんな入り方をするかなぁ。



なかなかこう、秩序っちゅーモンを植え付けるのは大変ですのぉ。

まぁ、そりゃそうと。

たまーにですけどね。地方のお仕事に携わることがあったりする我々なんですけど、その中心とみられていたであろう主要駅付近の人口が減ってる傾向が強くなってきてるってことを最近よく感じるよーになりまして。

管轄されている役所なんぞで今後の計画や将来像の類のお話を伺うと、大体こぞって「コンパクトシティ」的な答えが返ってくるんでございますが、ただ、実際にはそれとは真逆な、まぁ、言ってしまえば無秩序なイメージの市街地形成がなされていると。

結局、一定のコミュニティが出来上がった場所から離れられなかったり、また、コスト面だったりと、実際問題、住む側・利用する側が続けられなきゃ、いくら指導やハコモノ作ったって無意味なのよね。

そーして一見、予想だにしなかったと思われるエリアに出来上がった市街地ってのは、実は物凄く理に適っていたりして、最終的には「人はいるんだけど、やっぱ、何かが長年足りないエリア」としてそこに君臨してしまい、何十年後かにはまたぞろ廃れてしまうっちゅー。

要は、モノ・ヒト、それと情報に関するアクセス・インフラの問題なのかなぁって思うんです。

物理的なコンパクトさってよりも、概念的なコンパクトさ、迅速さってのが鍵であり、ある意味、集中させないことも一つの手段じゃないのかと感じるところであります。

だいたい、ホラ。人が集まるとさぁ。地価とかボーンと平気で上がっちゃうじゃん。それはそれで大変よ。

農地改革なんてのも、目先云々の議論で終わらせるんじゃなく、その場所々々に応じた臨機応変な対応ってのが求められてるんだろうと感じる今日この頃でございます。



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