ぬる鑑

                     ぢゃ、ぬる鑑で。

開き直りと本気度

2017-11-16 05:57:06 | 不動産鑑定
本日の天気は

ヒヤっふぉぉおお!



これだけの長い直線コース、造成、おつかれ~。

今年も春ごろですかね。お仕事でゴルフ場にまいりまして。

何年おきかに拝見させて頂いておるのですが、今回はいくつかのホールで改良工事をなさっていらっしゃる状況でした。

昨今は、残置森林の割合がどーのこーのという縛りがあったりするので、そこいら辺との兼ね合いにつき、関係者各位にあたらずさわらず、事実だけを調査・確認した結果、まぁ、OKでしょうと。

つーか、どーにもこーにもっっちゅー他のゴルフ場も多数存在するため、相対的にみたら問題になりませんよねーってお話です。

基本はセルフでそのためのカート・GPSシステムの一新、共通会員制度に加え、お決まりの値下げ競争。

ただねー。この値下げ競争ってのには限界がございます。

バックヤードを除く部分と排管・設備関係は補修が待ったなしって箇所満載の状況下、その元手の出どころである肝心の年金暮らしな主要プレーヤーがみるみる減ってくっていう…。

一方、こんなんでも文句が言えない人たちが見え隠れしているのも、これまた現実的なお話でしてね。

用地として貸してる地主さんたちにとって、ダメだからっつって元の山林の状態に戻されたら、それはそれで収入ゼロどころかマイナスになってしまう。

また、メンバーさんも預託金返還について一斉に圧力をかけよーモンなら、これまた何も取れずに終わってしまうのが目に見えている。

自治体にしても、規制についてキツキツにやってたら、税収が下がってしまいます。

ゆっくりと、ホント、ゆっくりとですけど、真綿で首を締められてる感じで残酷…。

現時点で外資に購入されていない物件には、それなりの理由があるワケで、考え様によっては、開き直れる部分がもしかしたらあるのかもしれません。

突拍子もないことは、我々の立場からすっと想定不能ではあるものの、どこかに最大公約数的な打開策があるハズなのです。

自治体・住民・事業者が一体となった本気度が、今後問われてくるんだと思います。


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