本日の天気は
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と
今度は天気予報どおり降ってますね。
朝、新聞配達の人が歩いて配りにきたのには
さてさて。
ちょっと前のニュースになりますが、
京都地裁で更新料に関する判例が出ましたね。
家賃の2倍を超す更新料を毎年支払わせる契約条項が、消費者の利益を一方的に侵害する契約を禁じた消費者契約法10条に違反するかどうかが最大の争点となったワケです。
んで、地裁判決に拠ると「家主は、家賃に更新料を加算した金額を売り上げと認識しており、借り主もそうした経済的損失を比較検討して物件を選択して」おり、「更新料は賃料などに照らすと過大ではな」く、「男性は事前に金額の説明を受けて」いるから、「不測の損害をもたらすものではない」として契約条項を有効と判断した、と。
勿論、コレだけ見てるんじゃ正しいのか間違ってんのか全然判断できませんけど、一定のなんらかの根拠は当然のことながらあるんでしょう。
だいたい、借主が貸主に払うモノ(間の不動産屋にイっちゃうのは除く)として、
①月額支払賃料
②敷金、保証金、建設協力金
③礼金、権利金、更新料、保証金償却額、敷引き(関西方面だとまだあんのかなー)、各種承諾料
が挙げられますね。
ウエの判決文からすると、これらのうち①と②は全部「貸主の売上」で、借主も契約時に納得の上で「契約」してるってことと、「更新料」自体が「支払賃料」の額に照らしてもそんな高額とは言えないんだからあきらめなさい、とまぁ、こんな趣旨のことを言ってるんですな。
ただ、よくわかんないのは、その貸主の思惑です。
通常、更新料だとか礼金だとか権利金だとか承諾料だとか言われているモノっつーのは、「やす~い」毎月の支払賃料を一時期でドバっと穴埋めするって意味合いのモノですよね。
で、オーナー側からすれば、今はいいけど、いつ借りてるヒトが出ちゃうかわかんないっていう不安もどっかしらにあるんじゃんかろうかと思うんすよ。
だから居ついている間に取れるだけ取りたいんで、過去のデーターだとか不動産屋の意見なんかも聞き入れながら、「だいたい何年くらい居付くだろう」という予測のもと、これぐらいの更新料だとか礼金だとかをドバっと取る内容にしてもよくなくなぁい?って具合なんじゃないかな。
ここのところもう1回みてみると、男性は2000年8月~2005年8月までの5年間に5回、月4万5000円の賃料とは別に、毎年10万円の更新料を支払ってきているらしいです。
要は月換算でならすと約5万3000円払ってるって計算になんのかな。
でも、たとえば2年しかいなかった(しかも2回目の更新前に退去)ってことなら月額約4万9000円で済んじゃうってことよね。
つまり、居付く期間が長ければ長いほど、支払う割合が逓増していくってワケだ。
んー。。。どーなんだ、これ?
東京に住んでる身からすると、毎年更新料が発生するってことだけで、もはや異文化としか言いようがないんだが、どうなん?こーゆー地域性なの?京都は。
イイ悪いは別にして、結論。
京都で借りるなら、引越しは自分で、しかも短期間で移動せよ。以上。