今日、スタジオ写真フェア(於:東京ビックサイト)に行って来ました。たまには、こういう所へ感覚と商売のアンテナを洗いなおしに行くのも仕事の内です。特に今回は、二代目が10年間お世話になった師匠(能津喜代房さん。40年間広告界で活躍された後、去年から遺影写真家としてメディアにも取り上げられている方です)が講演されるというので、駆けつけました。
見ているとただ悲しくなってしまう遺影写真ではなく、悲しいけど故人との楽しい思い出が自然と浮かんできてしまうような遺影写真を撮影することに、歓びを感じると仰っていましたこと、私もスタンディング・オベーションをしたいような気分でした。お葬式の日は悲しい気持ちで見上げるその写真は、その後お線香をあげる度に、ふっとお仏壇を通りかかる度に、出会う『顔』です。私たちが愛したその人の笑顔を遺影写真にすること。それは、想像以上に、大きな心の支えとなるだろうと思います。
もっとイイ遺影写真を世の中の人々が残す習慣を作ることが、写真館の務めだと語った師匠のコトバが今日は素直に胸に響きました。『いつもこの服着てたよね』とか、『この照れた笑い顔が、いかにもって感じ』と、お通夜の晩に家族で少しでも笑い合えたら、幸せなことだと思うのです。
見ているとただ悲しくなってしまう遺影写真ではなく、悲しいけど故人との楽しい思い出が自然と浮かんできてしまうような遺影写真を撮影することに、歓びを感じると仰っていましたこと、私もスタンディング・オベーションをしたいような気分でした。お葬式の日は悲しい気持ちで見上げるその写真は、その後お線香をあげる度に、ふっとお仏壇を通りかかる度に、出会う『顔』です。私たちが愛したその人の笑顔を遺影写真にすること。それは、想像以上に、大きな心の支えとなるだろうと思います。
もっとイイ遺影写真を世の中の人々が残す習慣を作ることが、写真館の務めだと語った師匠のコトバが今日は素直に胸に響きました。『いつもこの服着てたよね』とか、『この照れた笑い顔が、いかにもって感じ』と、お通夜の晩に家族で少しでも笑い合えたら、幸せなことだと思うのです。