吉田修一『パレード』という本を読みました。
ブログというのは、日記の公開場であり、極めてパーソナルな空間だと理解しているので、私の気持ちをそのまま勝手気ままに書きます。反対意見があるかもしれません。でも、今日は書いちゃうぞ。
読んだ後、不機嫌になりました。二代目が顔を見るなり「何かあったか」と心配するくらいに。基本的に、最近の「最後に大どんでん返し!」とか、「誰にも読めない結末!」とかいう本には裏切られることが多いので、あまり手を出しません。それは、どんでん返しだから内容的に裏切られるのは当たり前なんだけど、意外さを求める余り、筋書き的に無理をし過ぎて、「作者が必死で読者を裏切ろうとしてるよ」と、かえって現実に引き戻されてしまうことが多いという意味です。
結論から言うと、この本もそういう類の本。この本に関して私が知っていた情報は、1つの部屋に他人5人が暮らす青春群像劇ということだけだったので、最後の最後に「なんじゃ、これ」という感想でした。この手の本はネタをバラしてしまうと作家の方に失礼なのでしょうから、詳しくは書きません。読みたい方はこの本、あげます。
怒ってネットで調べたら、2010年に映画化されるそうな。世の中では人気のある本だったんだー。へー……、ふーん。
ムスっと不機嫌に座り続ける私に、二代目がお口直しを持ってきてくれました。三谷幸喜監督、映画『ザ・マジックアワー』。いやぁ、美味なデザートでございました。
ブログというのは、日記の公開場であり、極めてパーソナルな空間だと理解しているので、私の気持ちをそのまま勝手気ままに書きます。反対意見があるかもしれません。でも、今日は書いちゃうぞ。
読んだ後、不機嫌になりました。二代目が顔を見るなり「何かあったか」と心配するくらいに。基本的に、最近の「最後に大どんでん返し!」とか、「誰にも読めない結末!」とかいう本には裏切られることが多いので、あまり手を出しません。それは、どんでん返しだから内容的に裏切られるのは当たり前なんだけど、意外さを求める余り、筋書き的に無理をし過ぎて、「作者が必死で読者を裏切ろうとしてるよ」と、かえって現実に引き戻されてしまうことが多いという意味です。
結論から言うと、この本もそういう類の本。この本に関して私が知っていた情報は、1つの部屋に他人5人が暮らす青春群像劇ということだけだったので、最後の最後に「なんじゃ、これ」という感想でした。この手の本はネタをバラしてしまうと作家の方に失礼なのでしょうから、詳しくは書きません。読みたい方はこの本、あげます。
怒ってネットで調べたら、2010年に映画化されるそうな。世の中では人気のある本だったんだー。へー……、ふーん。
ムスっと不機嫌に座り続ける私に、二代目がお口直しを持ってきてくれました。三谷幸喜監督、映画『ザ・マジックアワー』。いやぁ、美味なデザートでございました。