若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

気になるお店

2009-09-19 18:30:47 | 日々雑多
入りにくいお店というのがあります。それは時にステキ過ぎて敷居が高いパターンと、小さくて海のものとも山のものとも分からず入りにくいパターンがあります。ただ、どちらの場合にしても長く続いているお店なのであれば、根強いファンに支えられている訳であり、特に後者に関しては、気になって気になって仕方ない存在になったりします。

足利に戻って数年来、一度行ってみたいと思っている近所のラーメン屋さんがあります。そこは、もともと実家の父が、時々寄っていると聞いていたお店で、駐車場はおろか自転車を置くスペースもなく、曇りガラスで店内の様子は全く分からず、人の出入りも感じられたことがなくて、歩いて行かれる貴重なランチ候補店であるにも関わらず、トライできずにいました。


今日、そのお店の前の路地で信号待ちをしていました。すると、道路にはみ出る形で歩行器(年配の方が使用するタイプ)が駐車してありました。眺めていたら、丁度曇りガラスが開き、中から歩くのもおぼつかない、おばあさんが出てきました。やっと歩行器にたどり着いた辺りで、信号が青になり、私は走り去ってきてしまいましたが、あの歩行スピードで一体どこから歩いていらしたのか……。


あのおばあさんがそこまでして食べに来る一杯のラーメン、期待度、確実にUP!シルバーウィーク中に二代目を誘って行ってみようかな。

夜行の想い出

2009-09-19 02:13:01 | 日々雑多
昨日、友人3人と高速バスを利用しました。まだそんなに遅い時刻でもないのに、おしゃべりしているのは私たちだけで、とても静か。少しでもキャッキャするとひんしゅくを買いそうで、萎縮してしまいました。それでも、演奏会帰りの私たちに大人しく窓の外を眺めていなさいと言うのは無理な注文なので、「コソコソコソコソ、むふふふ」という会話を続けていました。「あぁ、迷惑なんだろうか…」と思いながら蘇るある記憶。


それは、もうかなり昔。二代目と寝台列車に乗りました。早朝に到着するし、そろそろ寝ますかね、という時間になっても、隣のブースの学生さん(多分)がキャッキャわーわー大騒ぎ。他のお客さんたちの「困ったもんだねぇ」的な空気が蔓延していましたが、本人たちは旅先の興奮状態でどこ吹く風。「もしかして今夜は眠れないかな」と思っていたとき、突然聞き覚えのある声が。

「うるさい!何時だと思っているんだ!」

……シーン……

私はいつ学生たちが怒鳴り込んでくるかと、ドッキドキで別の意味で眠れない時間を過ごすことになりました。


二代目は本当に意外性チャンピオン(普段はキリンやラクダを連想させる穏やかな性格なのに)。