若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

サクラを愛でる

2011-04-13 18:15:00 | 日々雑多

「愛でる」とは、「美しさを味わい、感動する」ことだそうです。

 

今週は、ウチの前を通る人々がみんな上を見上げて、桜を愛でていきます。車がやってくるから横断するのを待っているのに、なっかなかやってこなくて笑ってしまうことも(みな減速して、お花見しながら走るので)。

中には意外な人が桜を愛でている姿を発見して、微笑ましく思うこともあります。

たとえば、近くのビジネスホテルにお泊りらしいスーツ姿のお二人(明らかに上司&部下)、男子の高校生(自転車にまたがったまま、必死で写真を撮っていた)、同じマークのマイクロバス数台分のお年寄り(どこかのデイケアセンターらしい)、隣のそろばん教室前でお母さんのお迎えを待っているらしい小学生男子(強風による壮大な花吹雪の只中で「うわー」と口を開けていた)などなど。そういった姿を見付けるたびに、うちの庭でも何でもないのに、ものっすごく誇らしい気持ちになっちゃうんだ、「どーだ!綺麗だろう!そうだろう、そうだろう。」って。

 

咲き始めには、なんだか切なさばかりを感じた今年の桜だったけれど、やっぱり今年もとても綺麗でした。ありがとう。今週末にお花見を予定してる人もいるだろうから、あと少し頑張ってね!

 

 

<写真は、桜を愛でる二代目の後姿>