昨夜は合唱団の練習日でした。どうしてそんなに難しいのか分からないけど、今まで一回も上手に歌えてなかった箇所で、先生の目が『キラーン(数人ずつ歌わせちゃおっかなー♪)』と光りました。「あ、いつぞやの、あの目だ。やばいぞ」と、気付いた時には既に遅く、後ろのドアから逃げだす暇もありませんでした。
けど実は、ぜーんぜんつらくなかったんだ、昨夜は。直後はさすがにちょっと落ち込んだけど、どっちかっていうと、嬉しかったくらいで。確かに私の出来はひどかったけど(ごめんなさい)、何となくまだ先生に見捨てられてる訳じゃなさそうだぞって思えたし。「簡単にあきらめんな!」って背後から応援されている気がしたから。
今まで学生時代からずーっと歌を歌ってきたけど、いつもみんなの声を隠れ蓑にズルしてきた私。でも最近、自分がよし!と思えるレベルに歌えるようになりたいって心から思うようになってきてる。そのためだったら、少しくらい恥をかいても平気だって。
昨夜、落ち込んでいる(であろう)私をメールで優しく慰めてくれた友人が、「(まつもっちゃんて)何でこんなに楽しそうに歌えるのって、いつも羨ましいと思ってるんだからね!」と言ってくれました。昔、母に「眉間にしわ寄せて歌ってる」と指摘されてから気にしてたんだけど、最近の私はそんな風に思われてたのかーと、嬉しくなっちゃった。
人にバレるくらい、『楽しさ』がにじみ出ちゃうものに出会えた私は、きっとかなりラッキー。よーし、頑張るぞー。で、いつかまた先生の目が『キラーン』ってなっても、「ほほほほほ。どーぞいらっしゃーい。」って余裕で構えられるようになる日が……くるかな?くるよね!きっと。