若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

電車の中は孤独な時間?

2009-07-21 01:38:47 | 日々雑多
最近、電車に乗るときは一人が多いです。二代目と東京に行くときは大抵車なので。

ボケーっと車窓を眺めていると、本当に色々なコトを考えます。通勤に電車を使っていた頃はよくボケーっと考えすぎて、しっかり起きているのに、乗り過ごしたりしたのですが(眠っていて乗り過ごした時と違って、あきらめがつかない)、今は長旅(東武特急りょうもう号)なので、その心配もなく、椅子を気持ちよい角度に倒してリラックス、考え事に集中することができ、大変快適です。

考えることは、その日によって様々です。人生について考える日もあれば、明日の夕飯のメニューを考える日もあるし。

一人で空想の世界を漂っているとき、バックの中で携帯電話がブルブルとする時があります。一気に現実の世界に引き戻されますが、それが友人や二代目からの取るに足らない、「何も今、それを連絡してくることもなかろうに」みたいな内容だったりすると、妙に嬉しくなります。あぁ、わたしが一人の世界に浸って勝手な考え事の世界を飛び回っていたこのときに、わたしにメールを送ろうと思ってチクチクしていてくれた人がいる!という歓びを感じる……そんな感じですかね。

そんなことをつらつらと考えながら、昨日わたしが電車でどこへ向かったのかについては、また改めて。


青春の運動部

2009-07-18 22:38:26 | マツモト写真
今日は年に1回、流れる汗(冷や汗じゃなくて)が目にしみる体験をする日です。中学生諸君の部活動・夏の大会でした。

自分は中学時代に運動部に入っていなかったので、活躍する中学生たちは私にとって、何だか眩しい存在です。サッカー部の選手たちが休憩時間終了時に、ボトルを投げ捨てるサマなんて、まるでJリーガーみたいだし、失敗した後輩の肩をポンっと叩くキャプテンマークを付けた選手なんて、青春ドラマを見ているよう。

そしてこの撮影の度に少しだけ後悔するのです。中学のとき、落ちこぼれることが分かってたって、レギュラーになれないのは分かってたって、やっぱりみんなと同じように運動部に入って、3年間汗を流す経験をしておけばよかったかな、と。あの頃は文化部というだけで既に「みんなと違う」感じで、その後の私の性格形成においても、「みんなと違う」ことが「いいことだ」的な価値観を持つキッカケだったような気がします。意外と頑固なコンプレックスっていうか、変なひねくれ加減なんだ、この「運動部に入らなかった」という事実は、私にとって。

今日も青春のお裾分けを頂いて、少し若返ったかな……って、またシミが増えてかえって歳とったかも!?(毎年、この撮影の度に確実に増えるシミのみなさん。2~3日後が恐怖です)

オンステージ

2009-07-18 01:08:46 | 音楽(足利市民合唱団)
先週末、駅前のホテルで結婚式の撮影を済ませ、最後の力を振り絞って機材を片付けていた時のお話。

屋上のチャペルに置き去りにしていた機材を片付けに行った私は、重いカラダを引き摺って片付けを済ませ、最後にカーテンを閉めるスイッチを押しました。チャペルの大きな窓のカーテンがゴーーーっという音と共に優雅なドレープを作って降りてきました。何だかイイ気分になってきたので、ちょっと鼻歌を歌ってみました。

天井が高く、声がビンビン響くその環境は、私の声を7割増しくらい美声にしてくれました。『えへへ。一生懸命頑張ったし、このくらいやっても許されるだろう』とチャペルの真ん中に立って、朗々と『のばら』を一曲歌い上げました。いやー、ナオミ・マツモトか、サラ・ブライトマンかって位に上手に歌えました。気持ちよかった~!

そんなイイ気分を引っさげて足取りも軽く向かったハズの今日の練習……撃沈。歌の世界はそんなに甘かぁ無かったね。マジメに練習に精を出します、はい。

この夏こそは!

2009-07-16 11:07:16 | 日々雑多
子供のころ、夏休みになると、「夏休みの予定表」を書いて計画をしっかりたて、すっかり満足し、結局あと3日で始業式!という段階になって焦って宿題を片付ける……の繰り返しでした。

そういう性格は大人になっても変化はなく、サラリーマンであった頃には無かった自営業特有(フリーランスの人もそうかな)の計画の大切さを痛感しています。特に我が家のように1年の間で緩急の差が激しい場合は、1年を通じての計画をいかに上手にたてて、しかもいかに忠実にそれを実行するか、そこは自分の健康管理や仕事の質にまで影響してくると考えられます。いやぁ、マジメに取り組まねばならん。

昨日、二代目はデスクを移転しました。広い作業場から、狭い倉庫の一角に。夏は暑くて冬は寒かった作業場(広過ぎてエアコンが効かなかった)では、効率が悪いので思い切って移動したようです。デスクの移動、と一言に言えば簡単そうですが、彼の周りにはパソコン・プリンタ・スキャナそれに付随する様々な機械類がひしめいているので、それはそれは大移動。でも心機一転!きっと今後は気持ちよく仕事をすることができるでしょう。

私も負けずに「暇になったらやっておこう」と思っていたことに着手。昨日は乳ガン(マンモグラフィー)検診に行って来ました。次は歯医者か。あ、卒業アルバムもある程度進めなくちゃ。会計の半期の締めもおろそかになってるんだよなー。それからそれから……。

とりあえず、今日は「夏の計画表つくり」の日にしようっと。

高校球児

2009-07-15 18:18:06 | マツモト写真
学校へ撮影に行くと、生徒さんたちが機材を運んでくれると書いたことがありましたが、今年は更に感動したので、更に書くことにしました。

先日、野球部の集合写真を撮影に行きました。球場に着くなり車に走り寄ってくる若者たち。「ウスッ!運びます!」


「そーかい。そーかい。そりゃあ、ありがたいねぇ。」とお言葉に甘えることにして、「コレとぉ、コレとね、コレを~」と車から出すと同時にシュパっと機材は消えて行き、私が完全に振り返ったときにはもう何も荷物はありませんでした(だから私たちは手ぶらで撮影場所へ向かいました。まるでマエストロ・カメラマン状態だよ)。

そして無事撮影は終了。

勿論、帰りも車まで運んでくださるというのでお願いして、ゆっくり戻りました。すると、彼らが車を取り巻いて何かしています。よく見ると、なんと雨上がりの球場で使ったため汚れてしまった機材(椅子・ひな壇・三脚など)を、濡れ雑巾で拭いてくれているではありませんか!それは店に戻った後、ブツブツ言いながら私がやる予定だった仕事。なんて気が利いているんだろう!

「ありがとぉぉ!」と感動する私に「当然っす」と恥ずかしそうに答える球児たち。汚れに気付いたこと、嫌な顔ひとつせずに皆で一生懸命拭いてくれたこと、当然と言ってくれたこと、全てに私は感動を覚えてしまいました。『体育会系』とよく言うけれど、運動部でしごかれる青春を送ることには、様々な意味があることを改めて思い知りました。


足利工業高校、野球部諸君!18日はいよいよ初戦だね!がんばれ!写真屋さんも陰ながら応援しております!

皆既日食がやってくるらしい

2009-07-14 10:09:51 | 日々雑多
何やら周囲が騒がしくなってきました。今月、何十年振りかの皆既日食が見られるそうです。私はそこら中で見られるのかと思ってましたが、南の小島に行かないと完璧な状態では見られないんですね、なーんだ。それでも、天体オタクにとってはたまらないらしく、落ち着かない様子。「その日は仕事入れない!」(某カメラマン)とか、「授業が入っていたが、勝手に日食観察をすることにしたぞ」(某教師)とか自己中心的な意見が聞こえてきています。

南の小島は、電気・水等インフラ整備の必要があるでしょう。その一日の為に設備投資をして、その後島の人の負担にならないんだろうか?と心配していましたが、住人の皆さんは軒並み歓迎ムードのようです。

「朝から晩まで急ピッチで準備が進められています!」とインタビューに答えた島の婦人会の皆さんが、お土産用の竹細工作りに汗を流している姿が何とも平和でイイ感じでした(電気・水・トイレ・テント等実質的な準備は旅行会社さんがやってるらしくて)。

また、島を出て行ってしまった子供や兄弟など、一族郎党がそれぞれの友人を連れて帰島してくる現象が起きているようで、なるほど確かに私も実家があの島だったら、大勢連れて帰るよな、と納得。そういう副産物があるならば、こんなお祭り騒ぎも悪くないかも、と思いました。

とにもかくにも、太陽が出ないことには何ともならない天体ショー。全国で「はぁぁぁ」とため息の合唱が起きないように、どうか晴れますように!

好きなタイプ(内面編)

2009-07-13 12:12:27 | 日々雑多
アンジェリーナ・ジョリーと自分との隔たりについて悩みつつ、「そうだ、二代目は内面で私を選んだに違いない」と納得(するしかない)。

この内面のタイプというのも、意外と自分では分かっていないことが多いような気がします。自分が好きだと思っているタイプは、実は自分に合うタイプじゃないことがある、という意味で。

私の若い頃の話ばかりで恐縮ですが、「やさしくしてくれる人が好き~」と語る友人たちに対して、「そんな人、つまんない!我が道をゆく人を、私の方から追いかけたい(尽くしたい)!それなら、多少の浮気なんか許せるもん。」とか思ってました。純粋なような不純なような微妙な思考回路でしたね、昔の私は。

その後の自分の恋愛街道についてココで語りまくると、『若女将のノロケ日誌』と題名を変えなくてはならなくなるので止めますが、もし全然タイプじゃなーい、という人と何やらイイ感じの出逢いをしたり、思いがけず楽しい時間を過ごしたりできた場合は、自分のタイプを封印してみるのはどうかな、と思います。意外と新しい自分に気付けたり、新しい引き出しを見付けたりするかもしれない……よ?

好きなタイプ(外見編)

2009-07-12 13:31:35 | 日々雑多
二代目は一般的にキレイだと言われている芸能人に対して、あまりイイ意見を言いません。テレビを見ていて、私が「かわいいねー(最近だと綾瀬はるかちゃん)」「きれーい(昔も今も松嶋奈々子さん)」と褒めると必ず「そーかぁ?」と反対意見を述べます。多少、私に気を遣って下さってるのでしょうか?と密かに思ってましたが。

先日、ふっとした話題から、「そういえば、二代目のタイプの女性って?」と尋ねたところ、鮮やかな即答が帰ってきました。そういえば、アンジェリーナ・ジョリーのこと、絶賛してたね、昔……。


外見に関して、『私(僕)のタイプ』ほど当てにならないものもありません。時々、いつも彼女(彼)が好きだって言ってたタイプだね!という人と結婚する方もいますが、大抵「全然違うじゃん」と突っ込みたくなりませんか?そういう私もそうでした。だって、若い頃いつも言っていたタイプは、「背があまり高くなくて、かわいい顔」でしたから(二代目を知らない方へ:二代目は背が180センチで、黙って立っていると怖い顔)。


さて、冒頭の二代目の回答は「外人!」でした。あー、更に深まる。なんで私(若女将)だったのか?の謎……。






トリプルアイスは私の夢

2009-07-11 22:14:53 | 日々雑多
今日は結婚式の撮影でした。朝7時半から重いカメラを担いで走り回り、夕方ホテルを後にする頃には、文字通り『足が棒』です。そんな日は、自分へのささやかな贅沢で、値段を気にせずアイスクリームを買うことにしています。今日はソフトクリーム型のモカ・アイスにしました。コーンをつかんで、ソフトクリームをなめていく感じがご馳走感たっぷりで嬉しいのです。

お風呂あがり、「さぁ、至福の時間がやってまいりました!」とソフトクリームを覆っているパックをパカっと明けたところ、コーンとの境目の部分でパキっと折れました(分かります?その状況)。透明ケースからスプーンですくってアイスクリームを食べながら「そーじゃないんだよなー。」と一人で悶々としました、なんか損した気分。


二代目が幼い頃。お姉さんと二人で東京へお出掛けし、アイスクリームを買ってもらいました(しかもダブル)。ご機嫌で食べようとした瞬間に急いでいた(らしい)大人の女性がぶつかって、全てのアイスクリームが地面に落下。その女性はそのまま立ち去ってしまったそうです。その時の二代目の悲しい気持ちを想像しただけで、私まで悲しくなります。

その経験から二代目は「ダブル」とか「トリプル」とかのアイスクリームに懐疑的なのですが、私はサーティーワンの「いまダブルを買うとトリプルに!」キャンペーンが気になって仕方ありません。よく行くマーケットの出口付近にサーティーワンがあって、いつも私に訴えかけてくるのです、『この機会を逃すのかい?』と。でも一人でトリプルを食べる勇気がなく未経験。キャンペーン明日までなんだよなー。二代目一緒に行ってくれないかなー。

ワルい子

2009-07-10 11:31:59 | 日々雑多
ある男子校のベランダでヘチマを育てているクラスがありました。もしかして暑さ対策?と笑って眺めていました。昨日また行ってみると、ヘチマを育てているクラスが3つ増えていました。昼休みだったのですが、一生懸命世話をしている男子学生の姿を発見。なんとも、かわいい姿でありました。

ヘチマを見ると思い出す。二代目の武勇伝。

小学生低学年の頃。皆さんも朝顔を育てた記憶がありますか。二代目は「はい、今日は朝顔の種を植えます。夏休みに綺麗な花を咲かせましょう。」という先生の指示のもと、平然とした顔をしてヘチマを植えた子悪魔です。そんな長いスパンのイタズラ、よく出来たもんだ、その精神力がニクい。


口惜しいけど、私はかなりマジメな子供でした。だから、『一度やってみたかったから』という理由だけで、0点をとったら先生に呼び出された(同じく二代目)、なんていう逸話を聞かされると、昔の私に「お前も何か悪いコトしてみるんだ!」と叱咤激励したくなります。修学旅行先で好きな男の子の部屋へ行き、写真を撮りあっているクラスメートに「止めた方がいいよ」と言ってしまうような昔の自分にシッペしたくなっちゃいます。

そういえば、中学の文化祭で、『空き缶で作ろう』コンテストがあり、我らが3年3組は必死でジョージアの茶色缶を街中から集めてきて、ものすごくリアルな『水車』を造りました(確か、1等賞だった?)。3年4組の二代目は「キュウリを造るか」と提案し、周囲も悪ノリして、若くかわいい前原先生を泣かせたそうです。


ヘチマ、キュウリ……。もしかして、純粋にその形が好きだったの?二代目?