若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

憎いヤツ

2010-05-17 09:42:57 | マツモト写真
数日前からまた腰痛に悩まされています。もう慣れっこになってしまって、「あぁ、またヤツが来たか」って感じですが。

OL時代に最初の腰痛を患って完治。足利で若女将になり今までのデスクワークから一転、いきなり体力勝負の世界に入ってあっという間に再発しました。それ以来「ちょっと忙しい」「ちょっと重いものを持ってしまった」「ちょっと遊び過ぎた」後には必ずやってくる憎いヤツです。でも、そんな訳で長い付き合いの私はヤツとの付き合い方も心得ているところがあり、『お、ヤバイよ』と気付けば、すぐに温かいお風呂に入り、シップを貼り、コルセットをON。ヤツが去っていくのを根気強く待つコツを心得ています。

二代目は去年くらいから突然腰痛に襲われるようになりました(ダメです!そこの『歳だから』とクチにしそうになったアナタ!それは二代目の前では禁句。気だけは若い39歳ですから)。実は先日のGWも、せっかく仕事の予定が無かったのに連休直前から腰痛が始まり、最初の二日間は動くこともままならない状態。私が音楽会だ~、友人とゴハンだ~と遊びまわっている間、彼は布団の中でひねくれていました(レントゲンをとりましたが、異常はないそうなので、一安心)。

彼もそろそろヤツの足音に気付くようになり、あそこまで悪化する前に上手に付き合えるようになってくることでしょう。職業病とはいえ、なかなか厳しいヤツとの日々です。

夢中度

2010-05-15 22:54:34 | マツモト写真
昨日から、中学生の試合の撮影で市内を飛び回っておりました。今回の春の大会では、私は主にソフトボールとバレーボールと野球を担当。ちょぴっと柔道や陸上なんかも行きつつ。そして、二代目はバスケとバトミントン(この2つと卓球が3大難しい部活)の試合に。

今日も「あぁ、やっぱり」と思いました。スナップ撮影のとき、二代目はプロらしく(?)撮影に100%集中しているのに比し、私は駆け出しらしく(?)被写体にかなり注目してしまう傾向があるということを。

結婚式の撮影のとき。朝イチのノーメイク状態から、披露宴のお開きまで一日を共にする私は、披露宴の『両親への手紙』の段階ではもうお嫁さんに思いっきり感情移入状態。全く知らない人なのに不覚にも泣きそうになることさえあります(なので、知人の披露宴なんか撮影させられた暁にはもう、号泣撮影ですよ、ははは)。ところが、二代目に「あのおばあさんの話、感動したよねぇ」とか「今日のお婿さん、サーフィンが趣味なんて意外だよねぇ」とか言っても、全く覚えていないのです。被写体の表情はとらえているのに、話の内容には全く耳を貸していないようで。まぁ、彼は私よりもよっぽど泣き虫なので、それはカメラマンとしての防衛本能が働いている可能性もありますが。


で、試合の撮影の話。「やったー!ソフト勝ったよー!」とか「高跳びで優勝だよ!1メートル70も跳んだよ!」と喜ぶ私の横で、「バスケが勝ったのかどうかも分からない」という二代目。ま、なんていうか、足して2で割るとちょうどイイ私達って感じ?

暗譜への挑戦

2010-05-14 23:27:54 | 音楽(足利市民合唱団)
合唱団の定期演奏会が1ヶ月後にせまってきました。いつもの年だと、やれ踊りだ、やれ衣装だと大騒ぎの時期ですが、今年は30周年記念演奏会ということもあり、久しぶりに歌で勝負の演奏会です(という発言をすると、「いつも歌で勝負しろ」と叱られるんですけども)。

去年のカルミナ・ブラーナを結局最後まで完全暗譜することが出来ず、かなり悔しい思いをしました。その反省もあって、今年はかなり早めに暗譜の準備をはじめました。

「この曲は暗譜ねー」と先生が仰ったとき、暗譜そのものが目的って訳じゃなくて、「そのくらい、毎日この曲に触れていて欲しい」ってことだと説明され、私は深く納得。そして、時を同じくして友人T(趣味:自主練)に「前回の練習の内容をきちんと自分のものにしていくことくらいは、マナーだと思うんだよね」と言われ、そちらも深く納得。今までの自分は確かに金曜日(練習日)以外に、曲に触れる時間があまりにも少なかったよな、と猛省して。

……とはいえ、忙しい日々。そんなにピアノの前にどっかり座って練習する時間はありません。時々、「あ、家族が全員外出してるぞ」という時間に店番しながら大声で練習しちゃうときもあるのですが(そんなときに限ってお客さんがくる)、もっぱら私の練習場所はお風呂場。久しぶりに二代目以外のイイ男だよ、と最近お気に入りの鳴沢了(堂場瞬一著の警察小説シリーズの刑事。熱くて優しくてカッコイイんだ、まじで。)のお風呂場読書も封印して、楽譜をコピーした紙を持ち込んではお風呂の中でぶつぶつぶつぶつ暗譜作業をしています。

だからココで密かに宣言!私は今年のコンサート、全ての曲を暗譜で舞台にあがりますっ!(あーあ言っちゃった。このブログ、ピアニスト先生も読んじゃってる可能性があるのに。)……っていうか、そのくらい、どの曲も気合入れて歌います!だから、みんな聴きにきてね。


足利市民合唱団 「メイコンサート」
6月13日(日)14時開演 足利市民プラザ大ホールにて

詳しくはコチラの『演奏会情報』で

昨夜観たのは『天使にラブソングを……』

2010-05-13 09:53:38 | 映画と本
基本的に、気に入ると同じ映画を何回も何回も観ます。でも時々、すごく感動したのにそれ以来二度と近寄っていない、という映画もあります。

ワールドカップのニュースを見る度に思い出してしまう映画『サラフィナ』。南アのアパルトヘイト解放がテーマの、ミュージカル映画です。OL時代に、何か他の人気映画を観ようと出掛けたのに立ち見だと言われて、こちらに変更したような記憶があります。ブロードウェイでロングランしていたミュージカルの映画化だそうですが、前半の躍動感あふれる音楽とダンスの感動と、後半の悲惨な現実描写の悲しみで、それこそ胸がいっぱいになってしまって、自分の許容範囲を超えてしまいました(帰りの地下鉄の駅の風景ばかり覚えている)。それ以来一回も近づいていなくて、ウーピー・ゴールドバーグが主演の先生役だったとさっきWikipediaで知ったくらいですが、ココロの映画房にしっかり留まっている作品です。


先日も友人と話したのですが、「泣け!泣け!おら~泣け!」という映画は苦手です。意味不明な場面で涙が出る私は、わざわざ泣くと分かっている悲しそうな映画は最初から観ません。勿論、泣く映画の中には悲しいだけではなく、悲しさの先にある感動とか、別れの先にある幸せとか、何やらかんやらあるのでしょうけれど、泣くことにくたびれてしまうような映画もあるのは事実で。私の中でその代表作は『ゴースト』。まだものすごく若かった時に観たせいもあり、「そんなぁ。つらすぎる……」と暫く情緒不安定になるほど悲しかったのです。それ以来、あの悲しさと再会する勇気はありません(この映画のデミ・ムーアが一番好きなんですが)。

昨夜、ムービーチャンネルを観ていたら二代目があきれ返った口調で「一体、その映画、何回目!?」と尋ねてきました。うーーん。20回くらい……?。あの小さいシスターが教会で歌い上げるシーンを見ると、たまんないの。鳥肌たつんだよ。



5月9日スタート!好評?連載中!

二代目のブログ 『二代目の修行日記』
http://ameblo.jp/d-76/


カラオケ

2010-05-11 13:44:17 | 日々雑多
もう何年もカラオケに行っていません。新しい曲にはすっかり疎くなってしまったし、カラオケ文化から遠ざかると、ある新しい曲(例えば木村カエラちゃんの『バタフライ』とか)をいいなぁ、と思っても全曲をきちんと覚える努力を全くしなくなるので、鼻歌でサビからサビへ歌うのみ。多分カラオケでイントロから入ることすら出来ない気がします。

一番カラオケに行ったのは、銀行員時代。新人OLのとき、上司に連れていかれたムーディーなスナックでどーしても歌わなきゃ駄目だと言われ、明らかに場違いな爽やかソングを歌い(ドリカムの『笑顔の行方』って曲だった)、雰囲気から浮きまくりつつも、偶然居合わせたおじさま方から喝采を浴び、いい気分になったのを覚えています。週1ペースで部署カラオケをした時期もあり(その頃ってどんな曲を歌っていたんだっけなぁ。忘れたなぁ)、銀行員時代に一生分のカラオケ経験を充分済ませた気がしています。


二代目のカラオケは、ひたすら盛り上げ役。無理に勧められればノリノリの一曲(サザンオールスターズの『エロティカセブン』とか)を殆どマイクを外して歌い上げ、その後はひたすら騒ぐのみで、終わってみると『一曲しか歌ってないじゃん』という人。一度なんて、盛り上げ過ぎて、酸欠になり、ボックスを飛び出しぶっ倒れたこともありましたっけ。


もうカラオケに行くこともなさそうだけど、もし機会があったらウケるようにAKB48の曲でも覚えておくかね。


5月9日スタート!好評?連載中!

二代目のブログ 『二代目の修行日記』
http://ameblo.jp/d-76/

嬉しい電話

2010-05-10 12:43:07 | 日々雑多
先日、私達の合唱団の第九を指揮してくださった指揮者の先生から、突然お電話を頂きました。第九のときに撮影した集合写真を、他の合唱団員さんがコンサート会場で先生に差し入れしたらしく、お礼の電話を下さったのでした。私が差し入れしたのではないと判明した後も、別のコンサートのときに私が差し入れしたことを覚えていて下さって「この前のハンカチ、ありがとうね。使ってるよ!」と(この先生が楽章と楽章の間に真っ白なハンカチをおもむろに取り出す様が印象的で、密かに合唱団員でハンカチ王子と呼んでいた)。もう私は驚きの余りパニックになってしまって、何をなんとお答えしたのかも覚えていませんが、とにかく嬉しかったのです(そりゃあ、そうだ)。


その少し前。私が卒業アルバムを担当している学校のある先生が異動されました。すると年度末のある日、その先生からお電話を頂きました。「今度、異動になりました。今までありがとうねー。今度の赴任先に来ることがあったら、寄ってねぇ。ご家族の皆さんにも宜しくね」と。電話を切ってから『……今の電話は特に仕事の用件もなかったのに、わざわざかけてきて下さったのか』と気付き、ものすごく嬉しくなりました。

足利で写真館の若女将として働き出した頃、職員室に入るのが怖くて、担当の先生が見当たらないと寒い廊下で30分も立ちすくんでただ待っていたりしました(今ではすっかり慣れて「マツモト写真でーーす!○○先生はいらっしゃいませんかぁ?」とずうずうしく入っていかれるようになりましたが)。そんな頃も、その先生は「お!今日は何先生に用事?大丈夫?」と声をかけてくださいました。いつも笑顔で元気で面白くて、私が生徒だったら絶対大好きだったな!と思っていました。またどこかで一緒にお仕事がしたいなー。


きっとお二人の先生にとっては気軽にかけてくださった「ありがとう」を一言伝えるだけの一本の電話。でも私にとっては忘れられない大切な思い出になりました。


5月9日スタート!好評?連載中!

二代目のブログ 『二代目の修行日記』
http://ameblo.jp/d-76/



まさかのブログ開始

2010-05-09 18:09:31 | マツモト写真
二代目が皆さんからどう思われている存在なのか分かりませんが、かなりおとなしい男性だと私は思っています。割と存在自体が派手(でかい)だし、職業も個性的で目立つので、ちょっとイメージが違うかもしれませんが、悪い子ぶってる、かわいくて優しい男子(草食系男子の草分け!?)だと思っています。

そして、よっぽどのことがないと、自分から友人に連絡をとろうとしませんし、自分の意見や感情をなかなか人に積極的に伝えようとしない傾向があります(ただ、時々、ある特定の人物に興味を抱くと、その壁をガラガラと見事に崩すときもあるのが面白い。そうすると、「僕、好きだなー」と面と向かって言ったりするんだよ、すごいよね)。


……と、そんな内向きな彼が、少し前から「ブログやる、ブログやる」とつぶやいていました。メールの返信すら満足に出来ないのに、そんなことやる訳がないと思っていたところ、昨日の明け方4時。「出来たよー、僕のブログ」と自慢げに見せてくれました(当然わたしは寝てましたが、気付いたら隣に寝ていないので、家中を探索したところ、店のパソコン前でニヤニヤしていた)。

どれだけ続くか怪しいと私は思っていますし、私のコトを色々と暴露されては困るなとも思っているのですが、とりあえずせっかくなので、お時間のある方は、遊びに行ってあげてください。更にコメントなんて頂けると、彼のニヤニヤは最高潮に達することと思われます。彼の『脱非社交的日々・コミュニケーションの夜明け』に皆様、暖かい愛の手を!


二代目のブログ
『二代目の修行日記』
http://ameblo.jp/d-76/

印象 つづき

2010-05-06 09:04:35 | 日々雑多
前回のブログに鋭い突っ込みコメントが入れられ、何か返信コメントを書こうと思いつつ、書きそびれてしまいました(昨日コメントした本人に「難しいよぉ」と言い訳しときましたが)。

鋭い突っ込みとは、『自分が周囲からどう見られているか不安』って、じゃあ『どう見られていたいの?』という問い。


色々考えた末。『面白い人』だと思われていたい、広い意味で。「あいつ居たら面白いよね」的な存在になれたら最高かな、と。別に漫才師的な面白さばかりでなく(まぁ、そこもある程度目指しているんだけど)、あいつがいると明るくなるよね、と思われてたら最高かな。


それでいて、実は親しい人には『あれで意外と繊細な部分があるやつなんだよ』と思われていたいかも。人間誰しも、弱さとかセンシティブな部分とかを隠したくなると思うけど、それでいて鋭く見つけ出してくれる人がいてくれたら嬉しいと、矛盾した思いがあるかな、と。高校時代に親しかった友人に、「おぐは悩みを話してくれないから難しい」と言われたことがあり、とても寂しい気持ちになったことを記憶していて。


ま、究極なコトを言えば、『私が好きだと思う人に、好きだと思われていたい』ってことかな。それは家族・友人・男女・年齢問わず。それがヒトに生まれてきて一番幸せなことだもんね。

印象

2010-05-04 16:53:57 | 日々雑多
合唱団の友人に、「最初の印象と一番変わった」のは私だと言われました。すると、もう一人も同意。じゃあ最初はどんな印象で、今はどうなの?と尋ねると、最初の印象として、かなりの褒め言葉を頂きました。そこで丁度音楽会が始まってしまい会話が終了したのですが、よくよく考えると、じゃあ今の印象って……?怖くて聞けません。

家に帰ってその話を二代目にしてみました。すると「わかる、わかる」と言い放ち、「ビシっとした印象が、モヨっとした印象に変わったんだよ、きっと。良かった良かった」、とのこと。そうなの?っていうか、「良かった」の?モヨって何?よく分からないんですけどーーー。

また別の友人に「マツモトはドMだから」とも言われました。何となく理解できるけど、実はよく分からないその表現。何でもネットで調べられる時代だけど、そのコトバだけは調べると別の方向の情報ばかりがヒットしてきそうで怖くて調べられないし。うーん、気になるけど、誰にも聞けない(って、このブログで不特定多数の皆さんに聞いてるも同然だけど)。


自分が人にどう思われているのか、というのはいつもいつでも気になるコト。「みんな僕(私)を愛しているに違いない」と疑いなく信じられる人は幸せだけど、私はいつも不安。基本的に誰にも嫌われたくない、周囲の誰とでも仲良しでいたい、と願うタイプなので、尚更その思いが強いかもしれません。

怖いけど聞いてみたいなー、印象がどう変わったのか……。ある程度酔っ払ってから聞いた方がいいのかなぁ。


絵を描くこと

2010-05-02 11:11:04 | 日々雑多
私は絵を描くことが、とっても苦手です。写生をしたはずなのに「何故???」という不思議な物体になってしまいます。

それなのに何の因果か、今わたしが卒業アルバムを担当している3校の内2校に、学生時代の美術の先生がいらっしゃいます。いつも残念な評価を受けていたので、なるべく昔の話は避けるようにしています(中学の美術の先生は、我々が入っていた『写真・八ミリクラブ』の顧問で、先生の車の上に三脚を置いて二代目が乗っかって映画を撮影したという荒業を経験しているのですが、先生は覚えていらっしゃらないようでした。まさか私達勝手に車を運転した訳じゃないと思うのですが。それでいて再会したときに「おー、オグラだなぁ!」といきなり名前を仰るのですから、先生ってスゴイ)。

だから、チョコチョコっと絵を描く人がとっても羨ましい。何かを説明するときに「ほら、こんな感じで、ひょいひょい、ほい」みたいに絵を描く人っているじゃないですか。いつも「あー、なるほど」とか言いながら軽いジェラシー感じてます。

でもそんな私にも最近は強い味方が。それは絵文字。昔から手紙を書いていて、『あぁ、ココにちょこっと可愛いイラストを入れられたら…』とあきらめてきた願いが叶う訳で。最近では高度にぴょこぴょこ動く奴等なんかも居て、全く楽しいです。

……とはいえ、哀しいかな。やっぱり使い方が突き抜けていかない。合唱団の若造たちからくるメールには、賑やかでかわいくて場面にぴったりの絵文字がたんまりと入ってきます。いつも密かに君たちのメールで勉強してるんだけど、なかなかうまくいかないんだ、これが。