若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

詰め替え難

2011-01-18 22:40:34 | 日々雑多

色々苦手な家事がある中で、特に苦手なのが、「詰め替え」です。ほら、シャンプーとか、洗剤とか、最近は化粧水とかもエコ仕様で詰め替え可能じゃないですか。アレに成功した試しがないのです。

二代目お気に入りの柔軟剤が終わったので、ドラッグストアに買いに行きました。カタカナの商品名って覚えにくいから、そういう時はCMソングで商品名を覚えるようにしています。なので、柔軟剤が切れた時はいつも、「ソフランえすぅ~♪」と歌って『香りとデオドラントのソフラン(フローラルアロマ)』を購入していました。

薄暗い洗面所で、裸眼で(要するに殆どモノの詳細が見えない)、ソフランの空容器に買ってきた柔軟剤を充てん、「うわー、今日は珍しく上手に入れられたなぁ!」と思っていました。が、いざ洗濯機に投入の段階になって、「うわっ!液体が青い!!」と仰天し、初めて過ちに気付きました。そう、その日の私は何故かドラッグストアで、「ハ~ミングさんぶんのぉイチ~♪」と歌ってしまったのでした。

このままでは、花王さん(ハミング)にもライオンさん(ソフラン)にも失礼なので、今度ハミングの容器ごと買ってきて、しばらくの間はハミングを愛用しようかと思っています(ハミングの詰め替え用を2つも買った)。

あーあ、昔おばあちゃんがリンスを2つ買ってきちゃって、「容器が似てるせいだっ」と怒っていたのを散々笑ったけど、それよりひどいな。だって、袋の色が青とピンクだもん。


市民会館に通う理由

2011-01-17 10:17:23 | 音楽(足利市民合唱団)

我が街には、音楽をやっている人の中では有名なOさんというおじさまがいます。レストランを営んでいるのですが、お店で彼を見掛けた日はラッキーデイ!というくらいお店にはいた試しがなく、もう御年80を超えていると思いますが、激寒の夜でも自転車でホールにやってきます。その知識たるや群を抜いていて、そのうんちくは始まると留まることはなく、音楽に対する情熱は限りなく、様々な団体の本番は勿論のこと、かなりの団体の練習も見学しています。

そんなに見学ばっかりしてて楽しいかな?そんなに好きなら、なんで一緒に音楽をしないんだろう?と長年不思議に思っていました。

でも、ここ数カ月、自分の合唱団の第九練習を見学したり、市民オペラ『夕鶴』の練習を見学したりしている内に、自分が練習しているのと同じくらい面白くて、時間があっという間に過ぎていくのに驚きました。先生方が色々な注意をしたりして、それに演者が答えて修正されていくのを見ているのって、思いの外面白かったんだ。そして時には昨日の練習のラストのように、「今の良かった!!」と先生が仰ったときなんて、『オーケストラがオケピにいて、会場は真っ暗、そこだけ明るい舞台の上にいる子供たちの目線の先から鶴の羽ばたく音が聞こえる』……って、本気で感じられたもん。

私は見学だけじゃなくて歌う側にいるのも大好きだけど、Oさんがホールに通う理由、ほんのちょっと分かった気がしました。


大さじ事件

2011-01-15 22:20:52 | 日々雑多

私と二代目、両方のブログを読んで下さっている方からのメールに、「いい奥様じゃないですか☆」と書いてありました。人間としても心から尊敬している音楽の先生なのですが、「え~?あの二代目のブログを見て、いい奥様って、やっぱり感覚が面白いかも」と笑ってしまいましたが、やっぱりちょっと嬉しくてウヒヒな感じ。

ウヒヒな感じのまま、夕飯の支度開始。今日も寒いから、我が家のゴハンは、「お~でん!」。意外といい奥様の私は、「おでんだとゴハンが進まないでしょうから、二代目の大好物のわかめごはんにしてあげましょう」と計画。炊き立てのゴハンに必殺『わかめごはんの素』を混ぜ込みました。

「わーい!わかめごはんだー!」と大喜びの二代目を見つつ、「そうだろう、そうだろう」と余裕の微笑みを送る私でしたが、一口食べたら、何かがおかしい。妙に緑だし、妙に塩からい。二口食べて、「絶対何かがおかしい!」と、メーカーに文句言ってやるくらいの勢いで、わかめごはんの素の裏側を読んでみたら、「炊き立てのご飯一合に5~6グラム(大さじ1強)を入れて下さい」と書いてありました。

若女将撃沈。「私はバカだよ」と落ち込んで夕飯の時間を終えました。え?何を失敗したか分からないって?わかめごはんの素を、大さじ5~6杯入れたに決まってるじゃん。


歌い初め

2011-01-15 09:59:41 | 音楽(足利市民合唱団)

先日、すごい沢山の人々の中で私が歌いながら歩き回っている夢を見ました。隣町に実在するコンサートが出来るオシャレなレストランで。そう、私のディナーショーだったのだ。

また別の日。友人たちがキャイキャイ言っている宮本益光さん(バリトン歌手)のオペラを観にいったら、ご当人がワイヤー吊りで客席まで飛んできて、「海賊の役は君だ!」と私を大抜擢するという夢も見ました。

「歌いたい、歌いたい」が夢になったんだろう、とは分かりましたが、『もしや休んでいる間に何か不思議なコトが私の体内に起こっていて劇的に歌が巧くなっている知らせでは』、と期待して昨夜の合唱団練習初めに行ってきましたが、もちろんそれはただの『願望夢に現れし』に過ぎませんでした。

はぁ、久しぶりに思いっきり歌えて、もう最高に楽しかった~(哀しみの曲さえにこにこして歌ってしまった)。歌えるって幸せだなぁ。


脱日常

2011-01-14 03:28:33 | 日々雑多
年末年始にさっぱり休めなかった二代目が、見るからにストレスフル・やる気減退状態に陥っていました。これは少し無理をしてでも連れ出さなくてはいかん。でも未納品仕事がある状態でパーっと羽を伸ばせる人でもない。ここは、ほんの少しでも仕事に結びつけて連れ出すしかない。そーだ!いつかは行かなくてはならない蔵王撮影に行ってみようよ!と半ば強引に決行しました。


足利から5時間北上、更にロープーウェイを乗り継いでたどり着く蔵王山頂。緑だった(夏)、赤黄色だった(秋)場所は、攻撃的な白い世界になっていました。

猛吹雪に翻弄されてふっと目を上げると、いきなり樹氷モンスターがそびえ立っていて吃驚。残念ながら視界50メートルでは(私にはそんな先まで見えなかった気がした)、一面樹氷林!!だったらしい、としか言えませんでしたが。


私が雪風に吹き飛ばされて右往左往している間、必死でカメラを守りながらも諦めることなく写真を撮っていた二代目と、強風に背を向けて必死で佇んでいた樹氷モンスターは、どこか似た者同士といった感じでした。



山形牛をお腹いっぱい食べて真夜中に帰宅。二代目脱日常計画、大成功!

鏡開きは自動車室で

2011-01-11 18:57:15 | 日々雑多
銀行勤めだった頃、今考えれば『ベルさ(ベルが鳴ったらさっさと帰る)で、デパ地下へ直行、美味しいお弁当をゲットして映画館へ!』とか、『今日のランチお外でぇ~す、と11時半から1時半までタクシー使って優雅なランチ』とか、話す度に二代目が呆れ顔で溜め息をつく日々だったので、お気楽OLだったと思われがちですが(やむを得ない!?)、私なりに真剣に仕事した時もあったし、色々悩んでもいました(悩み過ぎて胃カメラ飲む羽目になったことも!)。


で、悩んだ時にいつも私が逃げ込んだ場所は地下一階にあった複写センターという印刷室。いつも『おぐちゃんはよくやってるぞ、偉いぞー』と印刷スペシャリストのおじさま方に励まされては『復活!』と自分の部署に戻っていました。あまりにも入り浸りで、同期が昼休みに『おぐちゃん居ますか?』と内線してくるほどでした。


そして、その複写センターと同じフロアーにあった『自動車室』。主には役員車の運転手さんが待機する部屋だったようですが、沢山の屈強な雰囲気のおじさまが居るお部屋でした(元自衛隊の方々だ、という噂があったけど、本当かどうかは未確認)。その部屋では鏡開きの日、銀行のロビーに飾られていた鏡餅のお汁粉を中心に宴が開かれていました。そして、そこには選ばれたOLたちだけにご招待のお声がかかるのです。秘書室や図書室勤務や、各部署の部長秘書たちのように、車をよく手配するメンバーだったみたい。いわゆる綺麗どころってやつですね。羨ましかったのですが、結局最後まで私は誘って頂けませんでした。


まぁ、私は『銀行内複写派閥』だったから仕方ないか。退職するときは、巨大な印刷機械の立ち並ぶ部屋(よく『この裁断機だったらおぐちゃんの指どころか首もバッサリだぞ!わっはっはっ』といぢめられた)で、特別に送別会もしてもらったもんな。懐かしいな。

じゅうたんNG

2011-01-10 09:30:26 | 日々雑多

二代目ブログのせいで、まるで家事ダメダメ主婦権化みたいに思われ始めていますが、意外と家事は嫌いじゃないのです。確かに得意ではないけども。

ただ、時々ステキ主婦のおうちにお邪魔すると、自分の家事能力の低さに愕然とします。私もまぁ、スッキリ片付けるくらいのことは、時間さえあれば出来るし、する。でも、いわゆる家事能力が高い人って、その上で、『快適な』空間っていうのかな、「あぁ、このお部屋は居心地がいいなぁ」という部屋を演出できるんだ、ちょっとした工夫で。

年末に、そんな憧れの部屋のひとつにお邪魔した日の夜、何が違うか考えた。そして、『そうだ!私がいいな~と思うM先輩の家や、Kちゃんの家もそうだった!』と気付き、

わたし「私もM先生のおうちみたいな部屋にしたいから、今度少しずつ真似しようかな~?」

二代目「いいね」

わたし「じゃあさ、今度お部屋にじゅうたん敷いてもいい?」

二代目(しばらく考えて)「部屋のどこでも寝るようになるからダメ」

 

ふむ。やっぱり、主婦レベルっていうより、人間レベル的に私はまだまだ、か。


貴重な一枚

2011-01-08 20:16:14 | マツモト写真

数日前に二代目が「観光地にはかかせない」とブログに書いていましたが、私たちが観光地で見付けると飛びつく物件は、『顔だし撮影スポット』。今回、彼のブログに登場した友人A子の写真で、その物件が世界中にあることを知りましたが、面白いよねー、大好き。

二代目同様、写真に写ることが本当に少なかったマツモト写真の先代(義父)。まだ義父が元気だった頃に4人で行った旅行先の弘前城で、4人バージョンの顔だし物件を見付けました。まだ私たちは東京に暮らしていた頃で、私はまだまだ猫をかぶった可愛いお嫁さんだった頃(わっはっは)。「お義父さーん、お義母さーん、コレ一緒にやりませんかぁ?」とかわいくおねだりして撮影した写真がこの写真。ニヤニヤしている二代目とわたしの横で、真顔の義母と義父が何とも不思議な味のある写真です。4人で撮った写真が皆無の私たち。この写真が貴重な一枚になってしまいました。いつも手帳に入れて持ち歩いていて、時々見返しては、ぷっと笑っています。

お正月休みが元旦1日だけで、ちょっとガソリン切れ気味の二代目。『顔だし撮影スポット』探しの旅にでも連れ出してあげようかね。


歌えるっ♪

2011-01-07 09:49:59 | 音楽(足利市民合唱団)

諸々の「年内には」と約束した仕事を済ませて、お正月のバタバタをやり過ごしたら、静かな日々が始まりました。すると、「待ってました!」とばかりに私の咳は鳴りをひそめました。相変わらず脇腹の痛みはすさまじく、「ハークッション!」のたびに、「うぐぇ~」と苦しんではおりますが。

咳自体は当然つらかったのですが(妙に疲れるしね)、何がつらかったって、10月末から2ヶ月間、「歌う」ことがお預けになっていたこと。

今度のコンサートで歌う予定の曲をCDでかけたりすると、一瞬歌っただけで激しくせき込むため、「まさかこのままもう歌えないんじゃ…」と不安になるばかりでカラダにもココロにもよくないみたいなので、尊敬する音楽の先生のアドバイスもあり(Chiharu先生、ありがとうございました)、そういったCDを聴くのを一切止めていました。

昨日、ちょっくら歌ってみたら、どうやら大丈夫そう?まだ怖くて、鼻歌程度だけど。俄かに嬉しくなって、今朝から『蔵王』(5月に歌う曲)のCDを聴き始めました。暫くぶりに聴くと何だか新鮮。すっかり寒くなって、樹氷の曲も妙に沁みてくるし。

年末、先生方に「メイコンサートの練習、進んじゃいましたか?」と尋ねたら、「ははは、ぜーんぜんだよー。これから大変だぞー!」とのことなので、「あー良かった」と安心したのでした(?)。今年の練習初めは特別楽しみだなぁ!


セカンド・チャンス!?

2011-01-06 14:46:05 | 日々雑多

もうすぐ成人の日(足利市は9日)。自身の成人式はちょっと恥ずかしい思い出しかないので(成人式撮影の前にアフロにした自分のせいですが)、写真館で撮影してもらった写真も残念ながら封印されています。

中学時代からの親友SちゃんとKちゃん。二人ともしっかり者で、どこか天然。愛すべき同級生です。

年末、Sちゃんが、「いいこと思いついたの!」と提案するので何かと思えば、突拍子もないアイディア。「えー……」とテンション低めに対応し、「Kちゃんがいいって言ったらね」と伏線を張ってその話は終了しました。

帰宅して二代目に話してみたら、とりあえず聞こえないふりをされ、私も「だよね」と納得。Kちゃんには、「Sちゃんからとんでもない申し出があると思うよ(笑)」とだけメールしておきました。

ところが、Kちゃんの反応は意外なことにYES。断る理由も見当たらなくなり、ゴールデンウィーク辺りにその計画が実施されることになりそうな流れです。

2回目の成人式(着付け・メイク・二代目による撮影会)。本当にやるのかなぁ、うーーん。