
一時期、オバマは「ノーベル・平和賞」を目標にして、国際政治の中で活発に活躍していた。
しかし、中東諸国から「暗雲」が立ちこめてきて、『長引く中東紛争にピリオドを』と言う声が
国内から出て、自国をなだめる為に「アメリカは地上戦には兵力を出さない」とし、
これは国内から支持を得たが、国際社会からブーイングを浴び肩身が狭くなった。
今回、5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)の後の立ち寄り
「何らかのメッセージ」を出す可能性があるというのは、アメリカ大統領では「初」であるが、
どちらにせよ、遅きに失した「広島訪問」となるのは明かで
戦争には勝者にも敗者にも戦争責任があることをアメリカ国民の多くは解っていない。
だから、沖縄に米軍基地があることも知らないし、なぜ沖縄なのかも知らない。
そして、未だに「広島・長崎の原爆投下は是であった」といって憚らない国民が大半である。
どこの国も世論は単純な思考回路で出来ていて、
それだからこそかの「ナチスドイツ帝国」が誕生したのである。
人間は人間だからこそ賢くならねばならぬ。

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