電動タタラ機で5mm厚の粘土板を作り、石膏型に押し当てて作成した四方皿です。裏面には粘土のヒモを作り、ロクロの回転を使って、「付け高台」にしました。 今回の着色は、主に「SC釉」を使用しました。粘土は信楽上粘土、焼成は、15KW電気窯による酸化焼成(1250℃/19.5時間)です。
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①下絵具四方角皿 H3.0、221×221
⊞ ②下絵具四方角皿 H3.0、221×221
⊞ ③下絵具四方角皿 H3.5、250×250
⊞ ④下絵具四方角皿 H3.0、22.1×22.1
①の全面(骨描きはゴス)、③の周囲(表・裏とも)、④の裏面にSC釉を使用しました。④の表は、今まで使用してきた色絵具と比べ、全体に使うと少し鮮やか過ぎる感じがします。このSC釉の特徴・特質をどのように使っていくかが課題です。