2022.8.24~25、1泊2日で豊頃町の長節湖までsoloツーリングしました。途中、「帯広百年記念館」の「十勝平野の生い立ちの部」を見学したものです。
帯広百年記念館は、1883年(明治16年)、開拓団体が現在の帯広を開拓を開始し丁度100年目に当たる1982年(昭和57年)に建てられたという。常設展示室は、第1展示室と第2展示室に分かれています。第1展示室では、「十勝の自然や開拓期のようすから農業王国・十勝へと発展するまで」、第2展示室では「十勝平野の形成から先住民であるアイヌの人々の生活の様子まで」を展示しています。
主に見学したのは、第2展示室の「十勝平野の形成から先住民であるアイヌの人々の生活の様子まで」です。まず、「十勝平野の生い立ち」、「先住の人びと」を見た後、「十勝のアイヌ文化コーナー」へ。
十勝地方にも、和人が開拓に入る以前から自然の中で狩りや漁、植物採集を中心に生活を営んでいたアイヌ人が住んでいました。十勝川沿いには多くの集落があり、アイヌ人独自の伝統的な生活をしていました。
私は、アイヌ民族のルーツについて関心をもっています。今までも多くの説があります。研究が進み、2015年のアイヌを対象にした遺伝子分析により、顔の特徴に関連するDNA対立遺伝子 が見つかりました。 このDNA対立遺伝子はヨーロッパ人に一般的であり、一部のアイヌがヨーロッパ人のような顔の外見を持つ理由とされます。このDNA対立遺伝子から考え、縄文時代にシベリアから到着したと考えられています。