7月下旬になると春のように次々と新しい花が咲かなくなる時季になります。庭を見渡すと、生け花に使えそうな花として1週間前から咲きだしたツリフネソウがあります。また、前回も使ったヘリオプシスはまだ勢いよく咲き誇っています。次に目に止まったのは、遂に1日前に花が全部落ちた後のヒペリカムの赤い実です。この3点を使って沖縄の琉球ガラス花瓶に生けてみることにしました。
~花材~
ツリフネソウ ツリフネソウ科ツリフネソウ属
ヘリオプシス(ローレインサンシャイン) キク科キクイモモドキ属
ヒペリカムの実 オトギリソウ科オトギリソウ属
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こんな感じに生けました(^^♪=
正面から
左斜め上から
右斜め上から
正面やや斜め上から
琉球ガラス花瓶は、口が細いので花を生ける量に制限がありますが、固定しやすいメリットがあります。まず、赤紫色のフネツリソウ6本を左斜め一文字に入れました。次にヘリオプシスを10本をほぼ円形になるに生けました。その後、ヒペリカムの赤い実7本を足元に配置し、最後に全体のバランスを見ながら黄色いヘリオプシスをさらに10本ほどを隙間に。花瓶の内径と花材の本数は丁度よく、しっかり固定されます。さてー。
~花器~
沖縄ガラス花器 H27.0、口径15.0