大賀ハスのふるさとの会

東京大学からハス見本園の管理を引き継ぎ、観蓮会の開催・ ハス文化の継承と普及を行うため組織されたボランティア団体です

花園中学校開校70周年記念事業「大賀ハス植え替え工事」 ③

2017-03-16 17:08:40 | 日記
ユンボなどで土を取り出し、このくらいの土が除けました。



ある程度土が除けたら、大賀ハスの種蓮根を探します。



昨年はあまり咲いていなかったそうで、なかなか見つかりません。



なんとか見つかるものの頂芽が出ていないため種蓮根には使えなかったり、、、。
しかし、泥だらけになりながら会員さんが隅々まで探します。



この作業は泥に足がとられて思うように動けず本当に大変なんです。



ようやく種蓮根に使えるものが出てきました!!



そして、なんとか4本の大賀ハスの種蓮根がとれました。


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・現在大賀ハス展(写真展示)が行われています。
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花園中学校開校70周年記念事業「大賀ハス植え替え工事」 ②

2017-03-15 18:13:28 | 日記
ハス池からまず枯葉や藻を取り除きます。

 

その後、ポンプを使って水を除きます。

 

そして、古く腐敗した土を取り除きます。
まずは、人海戦術でバケツリレーで土を運び出します。



南先生の油圧ショベル(ユンボ)の準備ができたところで、重機で土を運び出します。
まず、重機を入れるためにハス池の周りにあるサツキを運びだします。

 

ユンボを使うと一回で運べる土の量が多いので助かります。




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花園中学校開校70周年記念事業「大賀ハス植え替え工事」 ①

2017-03-14 16:59:29 | 日記
3月4日(土)通常の活動とは別に、花園中学校開校70周年記念事業「大賀ハス植え替え工事」を行いました。

ハス育成委員会の13名の中学生の皆様と校長先生、教頭先生をはじめ教員の方々と一緒に、大賀ハスのふるさとの会のメンバーであり蓮文化研究会会長の南定雄先生の御指導のもと朝から夕方まで作業を行いました。

大賀ハスは、1951年(昭和26年)、千葉市検見川(現・千葉市花見川区朝日ヶ丘町)にある東京大学検見川厚生農場(現東京大学総合運動場)の落合遺跡で、大賀一郎博士により発掘された、今から2000年以上前の古代のハスの実から発芽・開花したハス(古代ハス)です。

実はこの発掘に協力していた花園中学校の生徒が一粒の蓮の実を発見しました。
大賀ハスにとても縁のある花園中学校で、今も大切に大賀ハスが育てられていて素晴らしいです。



花園中学校のハス池です。

今回は古く腐敗した土を取り出し土の入れ替えを行うとともに、睡蓮と大賀ハスの配置換えおよび「知里の曙」も植えました。



左のような配置になっていたので、それを右のように配置換えしました。

「知里の曙」は南定雄先生が作出された品種で、大賀ハスと開花時期が違うことから、より長くハスを観ていただけるようにと御配慮いただき用意していただきました。



このような素晴らしい花がみられることでしょう。


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3月13日 活動報告 「大賀ハス展」の準備

2017-03-13 18:16:04 | 日記
明日から千葉市の山陽メディアフラワーミュージアムで行われる大賀ハスの写真展の準備が行われました。

大賀一郎博士と大賀ハス発掘の歴史、ハスの生態などがパネルやクイズ形式で紹介されます。


大賀ハスをはじめ、20種類以上の美しいハスの写真が並びました。


会場ではハスのポストカードが販売されます。


写真展の詳細はこちらを御参照下さい。

帰り際に、山陽メディアフラワーミュージアムの温室に立ち寄ると、ヒスイカズラが咲いていました。


散った花は水面に浮いていました。手に取ると、吸い込まれるような翡翠色でした。


今日の活動報告は、以上です。
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3月11日 活動報告3 竹の利用法(つづき)

2017-03-11 15:56:31 | 日記
6等分になった竹の利用法その1は、竹スプーン!
ハスの蓮根を容器から出すときに、蓮根と容器を傷つけないために使います。通常のスチールやアルミのスコップだと傷つきやすいため、考えたオリジナル道具です。

会員が鉈で竹の内側を取り除いてから、匙の形に整えています。

竹スプーンです。柄の長さもちょうど良いです。


利用法その2は、竹の柵です。
曲げた形で乾燥させてから使います。並べると京都の町の犬矢来のようですが、違います。使い方は、湾曲した竹ができてから、またご紹介します!


事務所のなかでは、3月18日の「花ハス栽培講習会」の準備が行われました。参加人数の70名は、2日間でいっぱいになりました。多数の申込みありがとうございました。

活動終了後、修景池では、大きな椿が咲いていました。


今日の活動報告は、以上です。
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