人は忙しければ忙しいほど、旅に出てて「非日常」を体験したくなる。というわけで、久しぶりに下田へバイクで行った。「ハリスの小径」なるものを発見。・・・歩いてみた。
途中で真新しい碑を発見した。そこには「至誠通天」の文字が。誰が碑を建てかはおいておくとして、吉田松陰が終生自分の指針としていた言葉に、心が洗われるとともに、背筋が伸びる気がした。
この下田で、渡米を試み、そして失敗。しかし、その心は高杉晋作や伊藤博文に受け継がれていった。明治時代の始まりは、僕の中では、この吉田松陰のペリー艦隊へのアクセスである。
突然だが・・・
昭和について、したり顔で語るNHKは大嫌いだ。自虐史観に凝り固まっている。
今回「坂の上の雲」をドラマ化したのは、明治に焦点をあて、明治を賛美することによって昭和を否定しようとしているのか・・・と感じずには入られない。
でも、結構楽しみでもある。金に糸目をつけぬNHKの撮影に期待している。