フィルム出来ますか？(１)

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＊ １２／２６追記
申し訳ありません！この続きは来週の月曜に。今年最後の納品を終えたら、
ドット疲れが。 たくさんの方にアクセス頂きまして、大変心苦しいです。
復活するまで、今しばらく、お待ち下さいませ。（詫）　

ひぇ～～！二日間徹夜をして、危機を乗り切ったのですが。
仮眠してからブログの更新をしよう！と思い、起きたら今でした。
うおー、クリスマスじゃないですか～。サンタさん、プレゼント希望ですっ。



お待たせしました！（詫）寝ぼけた頭でお送りする、写真オタクのお話。
いつものように、広いお心でお付き合い下さると、幸いでございます。

話は昔に遡るのですが。私がプロになろうと決めた頃、デジタルカメラが普及
し始めた時期でして。比較的値段も落ち着いてきたので、（それでも高価でしたけど。）
学校で、「デジタル一眼を今日買って、１０日で操作を覚えて、現場に出ろ！」
などと言われまして。

当時は素直なよい子だったので、（今、「嘘つき！」という声が聞こえたような？幻聴かな。）
その日の内に、２０Ｄを買い。３日で、操作は覚えられたのもつかの間、後に
パソコン地獄が待っていようとは、思いもしない私でした。（遠い目で、回想。）

その後、商業写真の分野では、驚くべき速さでデジタル化が進み。コダック社の
フィルム製造中止、カメラメーカーのフィルムカメラの製造打ち切り等が相次いで
発表され、プロカメラマンの多くがフィルムカメラを売却し、中古市場が飽和状態
になったものです。（一時、写真業界は騒然としたものの、メーカーの開発速度は驚異的でした。）

さて、丁度その時期、写真学校を修了することになった私は、悪い子だったので。
「写真に関する事は全て学んでから、仕事場に出ます！大判カメラを学びます！」
と高らかに宣言。先生方や友人達の「バカ者！これから時代はデジタルなのに。」
という制止を振り切って、修行の旅に出発してしまいました。

「クライアントへの裏切り。」などと大げさなセリフで、忠告して下さったカメラマンも
おりましたが、不十分な知識のまま仕事を受ける方が、プロとしての「裏切り」に
なると。「お菓子屋は、作れないお菓子を残したまま開業してはイカンのです。」
と言い放ったあの日。デジタルと銀塩、必ず両立してみせる！と拳を握りしめた
とるてんこと、私。 熱い女と呼ばれていました。（暑苦しいの間違い？）

（で。自分で書いてて言うのも何ですが。）話が長くなって、収拾がつかなくなってきたので、
今日はここまで。続きは、また明日！←来週月曜に訂正しました。(12/26)
いつも行き当たりばったりで。どうかお許しを～～～。

　今日の写真は、３月のグループ展「晴れたり曇ったり」に出品した写真製版
　　　の組写真の内の一枚です。この話題で、なぜこの写真が出てくるのか？
　　　明日、解説致します。では、なさい。（眠り病にかかっているような気がする。）　

　　あ、書き忘れましたが、この写真は、刷版を複写してデータ化しブログにUP
　　しています。刷版では、蝶の模様（自分で書いたものをカッターで切り製版）
　　の部分は、シルバーやゴールドを混ぜたインクで重ね刷りしているので、光っ
　　て見えるのですが、モニター上ではお見せできません。残念 ！

　　それから、写真学校の生徒さんが、たまにコメントをくださるので、一つだけ。
　　正確な複写をするにあたって、レンズやライティングを考えることは、基礎的
　　な技術の復習になります。複写の授業は、さぼらずに出席しましょう。