☆ 知新 温 (Arata On) ☆ のお菓子だぁ~い好き!

食空間カメラマン 知新 温 (あらた おん)の日々是修行←話題脱線中
◆ 最近、不定期更新になってます!(詫) ◆

【 オピニオンリーダーが語る 「厨房談義」 第23回 】

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第9を聴いていたら・・・、

2008年12月31日 | 日々雑感

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1/8(木) 追記 : ひぇ~。コメントへのお返事、今から書きます!
遅くなって申し訳ありませんでした!しばし、お待ち下さい。(詫)


今年も残すところ、あと数時間となりました。皆様、いかがお過ごしですか?
私は、と申しますと。先ほど年賀状を投函して参りました!   



何とか年内に終わりましたよ~~ 。まさに、これは、奇跡
こんな過酷な使い方で。プリンターよ!よくぞ壊れもせずにぃ。えらいぞー。
で、只今、私。手が抜けそうです。年賀状の文字が大変乱れておりますので、
受け取った方は、暗号解読を楽しむ気持ちで、お読み頂ければと存じます。

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さてさて。本日は、今年最後のブログ更新。【フィルム出来ますか?(3)】 を
お送りする予定でおりましたが
N響の「第9」を聴いていたら、突然、合唱話を書きたくなりまして、ね。
写真話は、来年に持ち越しとさせて頂きます。(←気分屋って言うんですか?詫。)

今を遡ること、かれこれ何年になりましょうか?(←歳がばれるので、止めときます。)
当時、独文の学生だった私。キャンパスでスイス人の指導教授に呼び止められ、
『とるてんさん(←当時は’とるてん’だった訳ではない。)、大きなお願いがあります!』
と言われたのが運の尽き。第9の合唱団に参加することになりました。

何のことはない、学内オーケストラが苦肉の策として、ドイツ語を理解する人材
を合唱に入れちゃえ!ってなことで・・・。この際、歌唱力は問わないということ
らしかった?と思います。

果たして。講堂に着くや、渡された楽譜は本!?。ページをパラパラとめくると、
ソプラノのパートは、「ニワトリの首を絞めるような?」高音の連続。(←歌えんっ!)
酸欠になりそうなので、無理矢理、アルトに変えて頂きました。

日本では年末の風物詩と化している「第9(合唱付)」ですが。教授が仰るには、
ドイツでは、年末に演奏する習慣はないのだそうです。ご存知の通り、シラーの詩
にベートーベンが曲をつけたという壮大な交響曲でして、詩の内容をツラツラと
読むに、「もしかして、これは、予定調和? いわゆる、Let it be ! なのね。。。」

 どこまでも冷めた感じの、可愛くない女子大学生の私でございました。

さて、話は飛んで公演当日。学内の講堂で演奏すると思いきや、都内大ホールを
貸し切っちゃって、ローングスカートにビビる私。(←こんなの、着たことないですもんっ。)
プロのソリストの方が現れちゃって、あまりの場違いさに気が遠くなりそうでした。

しかし、そこはベートーベン様。ベートーベンはあの時代、ポップでキャッチーな
作曲家だったのでしょうけれど、時代を超えて愛される旋律は美しく。練習中に
あれほど文句タラタラだったくせに、歌い終わったら、泣いてる人は誰ですかぁ?
(↑それは、私です。)

後にも先にも、フルオーケストラと歌えたのは、あの日一日きり。私が唯一歌える
ドイツ語の曲でもあります。もし、機会がありましたら、皆様も第9の合唱に参加
されてみてはいかがでしょう。感動すること請け合います!

私にとっての今年、2008年は、悔いの残らない一年となりました。
仕事で、プライベートで。出会えた全ての皆様に、心より感謝申し上げます。

来年は、さらなるレベルアップを目指して!今年の私とは、第9を歌いながら決別
してみました。 お、除夜の鐘が・・・。ついでに百八つの煩悩ともお別れして
おきま~~す!(←出来るでしょうか・・・。)

来るべき新しい年が、皆様にとって素晴らしい年でありますように。
それでは、良いお年を 楽しいお正月をお過ごし下さい。  

今日の写真は、ボストンのプルデンシャルタワーから撮影した夜景です。
私の個展の最後に展示してあった写真です。米国に見られる、異なる価値観や
背景を受け入れようと懸命に努力する姿勢には、心を打たれるものがありました。
米国社会の一端を垣間見られた事は、一生の財産になるでしょう。

ちなみに。個展の写真はワンシーンワンシャッターの撮り直しなし。オート禁止。
ISO200のフィルムを一段増感。息を止めてシャッターを切りました。窓に映り込ん
だ写真は、レッドソックスの歴代名選手達だそうです。合成じゃないんですよ~。
一秒を超える露光。三脚なしで、ブレずに撮れたかどうか。。現像が上がってくる
までドキドキしました。写真も人生も、一期一会かな???

追記:やったー!最後の最後で、日をまたがずに更新できましたよぉ~。(11:58)
    やれば出来る子だったんじゃないですかぁ。(←自画自賛。)
    これで、心おきなく新年を迎えられます。(←ちょっと前に、迎えました。)