東電、原発汚染水のくみ上げ開始 海洋流出対策

東京電力が汚染水のくみ上げを始めた福島第1原発=9日午前、共同通信社ヘリから
東京電力は9日、福島第1原発の汚染水の海洋流出を防ぐため、地下水から高濃度の放射性物質が検出された1、2号機の海側で、地中の汚染水をくみ上げる作業を始めた。午後2時すぎに作業を開始し、午後8時の時点でくみ上げ量は13トンとなった。このうち3トンを2号機タービン建屋とつながる海水配管トレンチ(地下道)に移した。
政府は1日約300トンの汚染水が海に流出していると試算しており、海の手前でくみ上げて汚染の拡大を抑える狙い。
東電によると、今回のくみ上げは応急的な対応で、2号機取水口付近に掘った直径2・5メートル、深さ2・5メートルの井戸から水をポンプで吸い上げる。
(2013年8月10日)共同通信

東京電力が汚染水のくみ上げを始めた福島第1原発=9日午前、共同通信社ヘリから
東京電力は9日、福島第1原発の汚染水の海洋流出を防ぐため、地下水から高濃度の放射性物質が検出された1、2号機の海側で、地中の汚染水をくみ上げる作業を始めた。午後2時すぎに作業を開始し、午後8時の時点でくみ上げ量は13トンとなった。このうち3トンを2号機タービン建屋とつながる海水配管トレンチ(地下道)に移した。
政府は1日約300トンの汚染水が海に流出していると試算しており、海の手前でくみ上げて汚染の拡大を抑える狙い。
東電によると、今回のくみ上げは応急的な対応で、2号機取水口付近に掘った直径2・5メートル、深さ2・5メートルの井戸から水をポンプで吸い上げる。
(2013年8月10日)共同通信