海洋エネルギー開発検討会NHK
周囲約650キロという紀伊半島の長い海岸線を抱える和歌山県が海洋資源を利用し新たなエネルギーの開発を検討するための初めての委員会が和歌山市で開かれました。
和歌山県は、沖合の波や海流などのエネルギーを利用に向けた検討を進めるため、大学の教授や専門家などの委員8人を選び、28日初めての検討会が開かれました。検討会では、最初に県の担当者から海の波の力を利用して発電する「波力発電」やくろしおを利用した「海流発電」など海洋資源をいかした発電の方法について説明しました。これを受けて和歌山県工業技術センターの請川孝治所長が「和歌山県の沖合には潮流が強い黒潮が流れていて海流を利用した海流発電が魅力的だ」という意見が出されました。
東京大学大学院のたか木健教授は「船舶が行き交う沿岸部も多いので難しい面もあるが和歌山県沖の黒潮の強い流れは有効なエネルギーになると思う」と話していました。
和歌山県では、海洋エネルギーの活用についての実証試験をめざして検討を進めることにしています。
08月28日 17時52分
周囲約650キロという紀伊半島の長い海岸線を抱える和歌山県が海洋資源を利用し新たなエネルギーの開発を検討するための初めての委員会が和歌山市で開かれました。
和歌山県は、沖合の波や海流などのエネルギーを利用に向けた検討を進めるため、大学の教授や専門家などの委員8人を選び、28日初めての検討会が開かれました。検討会では、最初に県の担当者から海の波の力を利用して発電する「波力発電」やくろしおを利用した「海流発電」など海洋資源をいかした発電の方法について説明しました。これを受けて和歌山県工業技術センターの請川孝治所長が「和歌山県の沖合には潮流が強い黒潮が流れていて海流を利用した海流発電が魅力的だ」という意見が出されました。
東京大学大学院のたか木健教授は「船舶が行き交う沿岸部も多いので難しい面もあるが和歌山県沖の黒潮の強い流れは有効なエネルギーになると思う」と話していました。
和歌山県では、海洋エネルギーの活用についての実証試験をめざして検討を進めることにしています。
08月28日 17時52分