大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

第一原発汚染水「土の壁」越える? 地下水くみ上げ効果不明

2013-08-12 19:19:42 | 原子力関係
福島民報
 東京電力は10日、福島第一原発1、2号機タービン建屋海側の護岸近くに新設した観測用井戸の水位は地表から1.2メートルで、汚染水流出防止のための「土の壁」よりも高いと発表した。東電は地下水の水位を下げるため、9日から集水升(しゅうすいます)による地下水のくみ上げを始めたが、効果について「現時点では分からない」としている。
 土の壁は技術的な問題で地下1.8メートル以下にある。新設観測用井戸は護岸から約6メートル、土の壁から約2メートルの位置に掘られた。
 護岸から25メートルの観測用井戸の水位は地表から約80センチで、東電は地下水が壁を越えている可能性を認めていた。
 護岸近くの新設井戸での測定結果について、東電福島広報部は「壁を越えている可能性が、より高まったと認識している」との見解を示した。
 くみ上げは9日午後2時すぎから始まり、10日午後2時30分時点で約27トンを2号機タービン建屋につながるトレンチ(地下道)に移送した。

( 2013/08/11 10:58 カテゴリー:主要 )

被災者の思い舞台に凝縮 倉本聰さん作 富良野で上演開始

2013-08-12 18:22:06 | 原子力関係
福島民報
脚本家倉本聰さんが東京電力福島第一原発事故の避難区域を舞台に創作した劇「夜想曲-ノクターン」の上演は10日、北海道富良野市の「富良野演劇工場」で始まった。被災者の苦しみや怒りを表現し、犠牲者の霊を弔う内容の物語が大勢の観客の心を打った。
 南相馬市周辺をイメージした作品で、津波で2人の娘を失った男性が避難区域で生活を続ける彫刻家の女性と出会う場面から始まる。互いの体験を話すうち、女性が作ったピエロの彫刻が県民の思いを代弁するかのように語り出す。南相馬市の詩人若松丈太郎さんの詩も引用している。
 倉本さんは本県をはじめ東北の被災地を何度も訪れ、住民と交流を重ねてきた。チェルノブイリ原発事故を題材にした約20年前の若松さんの詩が、まるで福島の現状を予言しているかのようであったことに衝撃を受け、脚本に織り込んだ。
 約300の座席は満席で、幕が閉じると数分間にわたって感動の拍手が鳴り響いた。涙を浮かべている人もいた。倉本さんは「感無量。(震災と原発事故を)忘れてしまうことに少しでもストップをかけることができればと思う」と話した。
 公演は12日まで。再来年に被災地での公演も検討している。
 会場には、南相馬市小高区から原発事故後に富良野市に移住した中里範忠さん(75)、成子さん(72)夫妻が駆け付けた。
 範忠さんは双葉町、成子さんは浪江町の出身で、原発事故で自宅を追われ、県外で避難生活を送っていた。「いつか帰れる日まで」との思いを胸に今年4月、富良野に来た。
 新しい家は偶然にも会場のすぐそば。しかも詩が劇に取り上げられた若松丈太郎さんとは旧知の仲だ。縁を感じ、一般公開された舞台の稽古に毎日のように通ったという。
 2人は観劇を終え、ロビーで倉本聰さんに感想を伝えた。範忠さんは「私たちが口には出せない悲しみが表現されていた。被災者代表のつもりで見入った」と語った。

( 2013/08/11 10:52 カテゴリー:主要 )

福島第1原発の汚染水流出 風評払拭、振り出しに

2013-08-12 18:16:20 | 原子力関係
河北新報
福島第1原発で放射能に汚染された地下水が海に流出している問題で、福島県内で風評被害の拡大を懸念する声が広がっている。漁師は漁の延期を余儀なくされ、シーズン真っただ中の海水浴場やモモ農家は苦戦を強いられている。「風評の払拭(ふっしょく)に全力を尽くしてきたのに…」。関係者は無力感を募らせる。

<漁業者>
 いわき市漁協は9月に開始予定だったシラス漁の試験操業を延期した。原発南側の沿岸海域で放射性セシウムが基準値を超えた魚介類が見つかり、慎重に再開時期を模索してきたが、今回の流出問題で振り出しに戻った。
 相馬双葉漁協(相馬市)も9月に予定していた底引き網漁の試験操業の延期を決めた。今月8日までタコかご漁を行っていたが、漏えい問題で消費者の目が厳しくなり、中京方面の取引が停止になった。
 立谷寛治試験操業委員長は「風評が広がり、このままでは消費者が福島県産に手を出さなくなってしまう」と危機感を募らせる。
<海水浴> 
 原発事故後、3年ぶりに海開きをしたいわき市の四倉海水浴場も冷や水を浴びせられた。海水の放射能濃度は基準値以下だが、海水浴客は1日250人余りと事故前の10分の1以下にとどまる。
 地元の主婦菅波めぐみさん(45)は8日、同市平の市民プールに長女(9)と訪れた。「以前は年に数回、四倉海水浴場に行っていたが、行く気にならない」と話す。
<農産物>
 風評被害拡大への懸念は内陸部の農産物にも及ぶ。出荷のピークを迎えた福島県桑折町のモモ農家羽根田八千代さん(52)は「県外から見れば『福島』とひとくくりにされる。被災地を支援してくれる人たちまで、汚染水問題で気持ちが冷めてしまう」と話す。
 事故後の売り上げは7割減。木を一本一本除染し、収穫したモモは全て放射性物質の検査をして安全を確認している。「せっかく持ち直してきたのに、また逆戻りしてしまう」と羽根田さんは言う。
 消費者の反応はシビアだ。京都市の主婦(31)は「福島産の食べ物が安全だと言われても、放射能汚染水が拡散していると聞くと敬遠してしまう。小さい子どもがいるので、他県産を選んでしまう」と打ち明ける。


2013年08月11日日曜日

関電、2日連続で使用率95% 電力需給に影響なし

2013-08-12 18:00:00 | 原子力関係
関電、2日連続で使用率95% 電力需給に影響なし

関西電力は10日、管内で電力供給力に占める需要の比率を示す使用率が午後1~3時台に95%となり、2日連続で「厳しい」とされる水準に達したことを明らかにした。電力の需給に大きな影響はないとしている。

大口需要家の企業の多くがお盆休みに入る時期を控えて供給力を抑えたところ、連日の厳しい暑さでエアコンの使用が予想以上に増えたため、結果的に使用率が上昇した。

最大需要は午後2時台の2517万キロワット(速報値)で、9日の最大需要に比べて約210万キロワット低かった。

(2013年8月10日)共同通信

モンゴルと地熱開発協議へ

2013-08-12 17:32:50 | 学習
モンゴルと地熱開発協議へNHK

大分県の広瀬知事は今月20日から4日間の日程でモンゴルを訪問し、地熱エネルギーの活用や温泉をいかした観光開発などについて協力の可能性を探ることにしています。
大分県の広瀬知事は今月20日から23日までの4日間の日程でモンゴルの首都、ウランバートルを訪問し、県が重点的に進める政策について講演するほか、首脳レベルを含めた政府関係者との会談を行う方向で最終的な調整が進められています。
今回の訪問は先月、大分県を訪れたモンゴルのボルド外務大臣の要請などを受けたもので、広瀬知事がモンゴルを訪れるのは初めてのこととなります。
日本のおよそ4倍の国土を持つモンゴルでは、都市から離れた場所での電力の供給源として、再生可能エネルギーの活用が検討されていて、ボルド外務大臣は、別府市で温泉を活用した発電技術の開発現場を視察し、高い関心を示したということです。
また、中西部のバヤンホンゴル県にある温泉では、観光地としての開発が検討されていて、モンゴル側との会談では、大分県がノウハウを持つ地熱エネルギーの活用や、温泉をいかした観光開発などの分野での協力が焦点となる見通しです。
大分とモンゴルとの交流をめぐっては、ことし5月に「大分県モンゴル関係促進協会」が設立され、県では、今回の広瀬知事の訪問をきっかけに、官民双方の関係をさらに深めることにしています。
08月12日 12時20分

電気・ガス料金値上げへ

2013-08-12 17:31:58 | 学習
電気・ガス料金値上げへNHK
県内の電気と都市ガスの料金は燃料となるLNG、液化天然ガスの輸入価格が上昇したことから、9月からさらに値上げされることになりました。
電気と都市ガスの各社は政府に認可を求める料金改定とは別に、直近3か月の燃料の輸入価格変動をもとに毎月、料金を見直していて、九州電力と宮崎ガスは、円安などの影響で燃料となるLNGの輸入価格が上昇したことから、9月分の料金を値上げすることを決めました。
九州電力と宮崎ガスの料金値上げはこれで6か月連続です。
九州電力によりますと、30アンペアの契約で300キロワットアワーを使用する平均的な家庭の場合、1か月あたり12円の値上げになる見込みです。
また宮崎ガスによりますと都市ガスの料金は、1か月あたり18立方メートル使用する平均的な家庭の場合、20円の値上げになるということです。
一方、県LPガス協会によりますと、県内の多くの家庭で使用されているプロパンガスも、ここ数か月、原料の仕入れ価格の上昇傾向が続いているものの、値上げするかどうかは各業者の判断によるということです。
08月12日 08時56分

月命日 不明者遺族と警察捜索

2013-08-12 17:27:38 | 原子力関係
月命日 不明者遺族と警察捜索NHK

きょう8月11日で東日本大震災から2年5か月になります。
福島県内ではいまも208人の行方がわかっておらず、原発事故の避難区域の沿岸部でも、警察や消防が行方不明者を捜す一斉捜索を行いました。
福島県内では、震災で1606人が死亡し、いまも208人の行方がわかっていません。
月命日にあたる11日、警察や消防が沿岸部を中心におよそ290人の態勢で一斉に捜索を行いました。
このうち東京電力福島第一原発からおよそ4キロ北にある双葉町中野地区では警察官や消防団員などおよそ60人が捜索にあたりました。
警察官は水田があった場所に生い茂った人の背ほど高さがある雑草を草刈り機で刈りとったり、棒でかき分けたりしながら行方不明者の手がかりがないか、懸命に捜していました。
ことしに入ってから警察の捜索によって発見された行方不明者は1人にとどまり、月日がたつにつれて捜索は難しさを増しています。双葉警察署の幕田和典地域係長は「ところどころ放射線量が高いところがあって住民が捜索することは難しいと思います。警察がかわりになって一日も早く家族の元に思い出の品でも何でも返してあげたいという思いで捜索にあたっています」と話しています。
08月11日 19時20分
300名のおまわりさんが死亡したそうです。被爆で…

首都圏の女性に桃をPR

2013-08-12 17:24:16 | 学習
首都圏の女性に桃をPRNHK

原発事故による風評被害に苦しむ国見町の桃の生産農家が、11日、首都圏の女性たちを農園に招待し、県内産の桃のおいしさや安全性をPRしました。
これは、県内産の桃の主な出荷先である首都圏に住む女性に、生産現場を見て安全性を確認してもらい、購買意欲を高めてもらおうと国見町が行いました。
11日は、東京をはじめ首都圏に住む女性およそ100人が招かれ、町内にある生産農家を訪れました。参加者たちは、まもなく収穫のピークを迎える「紅博桃」という品種の桃を、農家の人たちに手伝ってもらいながら収穫し、おいしそうに試食していました。
この地域で生産されている桃は、出荷前にJAが外部の検査機関に委託して放射性物質の検査を行っていますが、価格や販売量は事故前よりも低迷していて、風評被害が続いているとみられています。参加した女性は「農家の人たちががんばっていることを、多くの人に教えたいです」と話し、首都圏の自宅にも桃を取り寄せようと、次々と注文書に記入していました。国見町産業振興課の中條伸喜係長は「女性のクチコミ効果の高さで、風評被害からの脱却をはかっていきたい」と話していました。
08月12日 13時10分
食べたい人はお好きにどうぞ!

福島第一原発 熱中症対策の霧水で汚染か

2013-08-12 17:23:11 | 原子力関係
NHK

8月12日 17時43分

福島第一原子力発電所で12日、東京電力の作業員10人が、頭や顔を中心に放射性物質で汚染されていたことが分かり、東京電力は熱中症対策として設置している装置の霧状の水が、原因の可能性があるとみて調べています。

12日午後0時半すぎ、東京電力の男性作業員10人が、敷地を出るときに放射性物質による汚染を調べる検査を受けたところ、頭や顔を中心に汚染されていたことが分かりました。
汚染は、1平方センチメートル当たり最大で10ベクレルと、社内の規定で制限する値の2.5倍で、作業員の体調などに変化はありませんが、東京電力は内部被ばくがないか調べています。
10人は、検査を受ける前に福島第一原発の作業の拠点になっている免震重要棟の前でバスを待っていて、免震重要棟の付近では、熱中症対策として装置で霧状の水を発生させていたということです。
また同じ頃に免震重要棟の前にある空気中の放射性物質を測定する機器で警報がなったことや、作業員は屋内で作業をしていたことから、東京電力は装置の霧状の水が原因の可能性があるとみて水の分析を行うなどして調べています。
装置の水は、原発の山側およそ10キロにあるダムのものを使用していて、東京電力は、同じ水を使っている免震重要棟や5号機6号機のトイレなどの設備も、使用を禁止しているということです。

来年1月にも除染開始 浪江で仮置き場設置場所固まる

2013-08-12 17:21:03 | 原子力関係
福島民報
浪江町の国直轄除染で、除染で生じた廃棄物を一時保管する仮置き場の設置場所が10日までに固まり、来年1月にも除染が始まる見通しとなった。今月下旬にも仮置き場の造成工事に向けた測量設計の発注などの手続きが始まる。
 町によると、仮置き場の設置が固まったのは町内酒田地区。造成工事は10月下旬ごろから始まり、12月下旬にも完了する見通しだという。
 環境省福島環境再生事務所は町内の仮置き場について最低でも約142ヘクタールの面積が必要と算出している。

( 2013/08/11 10:57 カテゴリー:主要 )

新設井戸で汚染水 福島第一 1号機海側で検出

2013-08-12 17:15:07 | 原子力関係
東京新聞
2013年8月12日 夕刊


 東京電力は十一日、福島第一原発1号機の海側に新設した汚染の観測用井戸で、地下水から放射性物質のトリチウムを一リットル当たり三万四〇〇〇ベクレル検出したと発表した。
 1号機の取水口北側約四メートルに七日に新設した井戸(海まで約四メートル)。水は十日に採取した。新設後、八日に採取した際は二万三〇〇〇ベクレルで、やや上昇した。
 東電などが地下水の汚染源とみる2号機海側の電源ケーブル用トレンチ(地下のトンネル)からは北に約百六十メートル離れている。東電は「原因は分からない」としているが、汚染範囲が拡大している可能性がある。
 1、2号機海側では地下水から相次いで高濃度の放射性物質が検出され、東電が護岸での薬剤注入による「土の壁」の工事や汚染水のくみ上げなどで流出を抑えようとしている。新設された井戸の一帯は工事やくみ上げの対象になっていない。

復興予算使えず線量計点検見送り 6市町村、無用な被ばくも

2013-08-12 17:00:00 | 原子力関係
復興予算使えず線量計点検見送り 6市町村、無用な被ばくも


線量計メーカーの担当者が鉛入りの青いエプロンを着けて実施している簡易校正の様子=7月、福島市
東京電力福島第1原発事故で国から避難指示を受けた福島県の12市町村のうち半数の6市町村で、国の復興予算が利用可能なことを知らず、避難住民に配布や貸し出しをした電子線量計の点検調整を見送っていたことが10日、分かった。未調整の場合、誤差が大きく、住民が無用の被ばくを受ける恐れがある。復興庁は説明不足を認め、周知徹底を図る方針。

政府は7月末、2012年度の復興予算のうち35・2%が使われなかったと発表したばかりだが、地元自治体の担当者は「制度が複雑すぎて問い合わせ先も分からない。何のための復興予算なのか」と憤っている。

(2013年8月10日)共同通信

お盆宿泊へ無料送迎車 区域再編の川俣町

2013-08-12 16:00:00 | 原子力関係
お盆宿泊へ無料送迎車 区域再編の川俣町


山木屋地区の自宅に戻るため、無料送迎車に乗り込む仮設住宅の住民=10日午前、福島県川俣町
東京電力福島第1原発事故による福島県の避難区域のうち、5市町村で10日、お盆期間中の自宅での宿泊が特例で認められ、川俣町では、区域再編が行われたばかりの山木屋地区に戻る住民向けに、町が無料送迎車を用意した。

移動手段がない避難者向けに運行。10日朝、川俣町内の仮設住宅前からは高齢者ら6人が2台に分乗して出発した。菅野富美さん(83)は「帰りたくても足が悪くて困っていたので助かる。家の様子を見に行きたい」と話した。

山木屋地区の墓地では避難先から戻って、墓を掃除する住民の姿も見られた。

日中しか滞在できない避難区域での特例宿泊は、18日までの最長8泊9日。

(2013年8月10日)共同通信

東北電、テレビ会議故意に不接続 震度5強で国への対応後回し

2013-08-12 15:00:00 | 原子力関係
東北電、テレビ会議故意に不接続 震度5強で国への対応後回し

東北電力女川原発がある宮城県で4日に震度5強の地震が発生した際、東北電本店(仙台市)が事故警戒のため国との情報共有に使うテレビ会議システムを、地震発生から約2時間にわたって接続していなかったことが9日分かった。

東北電は「あまり早い段階で原子力規制庁に接続すると、原発と本店間の情報収集が阻害される」と、故意に接続しなかったことを認めている。国と電力会社本店とを結ぶテレビ会議は東京電力福島第1原発事故を教訓に導入されたが、東北電は社内での情報収集を優先させ、国への対応を後回しにした形だ。

(2013年8月10日)共同通信