福島民報
東京電力は10日、福島第一原発1、2号機タービン建屋海側の護岸近くに新設した観測用井戸の水位は地表から1.2メートルで、汚染水流出防止のための「土の壁」よりも高いと発表した。東電は地下水の水位を下げるため、9日から集水升(しゅうすいます)による地下水のくみ上げを始めたが、効果について「現時点では分からない」としている。
土の壁は技術的な問題で地下1.8メートル以下にある。新設観測用井戸は護岸から約6メートル、土の壁から約2メートルの位置に掘られた。
護岸から25メートルの観測用井戸の水位は地表から約80センチで、東電は地下水が壁を越えている可能性を認めていた。
護岸近くの新設井戸での測定結果について、東電福島広報部は「壁を越えている可能性が、より高まったと認識している」との見解を示した。
くみ上げは9日午後2時すぎから始まり、10日午後2時30分時点で約27トンを2号機タービン建屋につながるトレンチ(地下道)に移送した。
( 2013/08/11 10:58 カテゴリー:主要 )
東京電力は10日、福島第一原発1、2号機タービン建屋海側の護岸近くに新設した観測用井戸の水位は地表から1.2メートルで、汚染水流出防止のための「土の壁」よりも高いと発表した。東電は地下水の水位を下げるため、9日から集水升(しゅうすいます)による地下水のくみ上げを始めたが、効果について「現時点では分からない」としている。
土の壁は技術的な問題で地下1.8メートル以下にある。新設観測用井戸は護岸から約6メートル、土の壁から約2メートルの位置に掘られた。
護岸から25メートルの観測用井戸の水位は地表から約80センチで、東電は地下水が壁を越えている可能性を認めていた。
護岸近くの新設井戸での測定結果について、東電福島広報部は「壁を越えている可能性が、より高まったと認識している」との見解を示した。
くみ上げは9日午後2時すぎから始まり、10日午後2時30分時点で約27トンを2号機タービン建屋につながるトレンチ(地下道)に移送した。
( 2013/08/11 10:58 カテゴリー:主要 )