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秋空の下、琉球舞踊厳かに 首里城祭始まる

2017-11-03 23:03:32 | ニュース

琉球王朝の華やかな儀式や行事を再現する首里城祭(同実行委員会主催)が3日午前、那覇市の首里城公園を中心に始まった。初日は首里城内の下之御庭(しちゃぬうなー)で「伝統芸能の宴(うたげ)」が開かれた。琉球舞踊の四つ竹や獅子舞などが観客を魅了した。

5日までの3日間、公募で選ばれた国王・王妃役が登場する琉球王朝絵巻行列など琉球王朝の文化や芸能を堪能できる催しが3日間行われる。今年は首里城公園開園25周年を記念して園内で泡盛に触れられる企画などを予定している。

3、4の両日は閉園時間は午後9時。有料区域のチケット購入は午後8時まで、有料区域の閉園は午後8時半までとなっている。

琉球国王と王妃、華やかに古式行列 首里城祭

首里城祭(主催・同実行委員会、共催・琉球新報社、首里振興会)は初日の3日午後、那覇市の首里城公園と公園周辺で琉球王朝祭り首里「古式行列」が行われた。

古式行列は、琉球国王が国家安寧と五穀豊穣(ほうじょう)を祈願するために、首里城下にある3カ所の寺を参詣する「三ケ寺参詣行幸(さんかじさんちーすねーい)」の行列を再現したもの。華麗な琉装に身を包んだ国王と王妃をはじめ、摂政、三司官ら238人が首里城御庭(うなー)から守礼門、龍潭(りゅうたん)通りを練り歩いた。

【琉球新報電子版】 

下は昨年度

琉球舞踊(2016年 首里城祭)

 

 

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推しチョウに1票を 投票20日まで 5候補から選択

2017-11-03 08:10:01 | ニュース

沖縄の“県蝶”にふさわしい種は? 県蝶制定「はーべーる総選挙」(主催・沖縄県の蝶制定県民の会、琉球新報社、共催・医療法人陽心会)への参加を促そうと2日、県の蝶制定県民の会の会員が那覇市のパレットくもじ前広場で街頭活動を実施した。県民の会の大城安弘会長らは通行する人々に「清き一票を」などと声掛けしながら、投票を呼び掛けた。

総選挙は沖縄の自然保護や生物多様性のシンボルとして“県蝶”を制定しようと、県民の会を中心に実施。市民に(1)オオゴマダラ(2)コノハチョウ(3)ツマベニチョウ(4)フタオチョウ(5)リュウキュウアサギマダラ-の5候補の中から県蝶にふさわしい“イチオシ”を選んでもらう。

コノハチョウに一票を投じた儀間千恵子さん(72)=那覇市=は「きれいだし、希少性も高い」と理由を説明。大城会長は「沖縄は『チョウ王国』だ。ぜひ総選挙を成功させ、県蝶制定を実現したい」と意気込んだ。

投票は20日まで。はがき、ウェブ、ファクスで受け付ける。問い合わせは事務局(電話)098(865)5255(琉球新報社読者事業局内)。

 

オオゴマダラ

国内最大級の蝶で、沖縄に多く生息する。

優雅に飛行する姿から「南の島の貴婦人」とも称される。

 

コノハチョウ

羽の表は光沢のある青紫色。裏側は茶褐色で枯れ葉を擬態している。

1968年に県天然記念物に指定された。

 

ツマベニチョウ

奄美諸島から八重山諸島に生息。

前羽の先端が鮮やかな赤色をしていることからツマベニ(端紅)と呼ばれる。

 

フタオチョウ

国内では沖縄島のみに生息。1969年に県天然記念物に指定。

後ろ羽に2対の尾状突起がある。

 

 

リュウキュウアサギマダラ

南西諸島以南に分布。黒地に淡い青の模様が入った羽が特徴。

集団で固まって越冬する習性がある。

 

 

 

 

 

 

 

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